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明希の部屋  〜 投稿順表示 〜


[22] 優柔不断
詩人:明希 [投票][編集]

あれも
 これも  欲しがり
何でも
 望んで   捨てる
弄んで
 壊して  何度も
飽きて
       繰り返す
そしてまた 欲しくなる
 
 
手に入れられぬものを知って 
 
強欲に気付く時に
 
追い求めるか
 
諦めるか
 
それは人次第だけれど
 
 
 
買ったCDの中から
 
好きな曲を選ぶ時
 
お気に入りがありすぎて
 
選ぶ事さえ苦痛だとか
 
持つ事は
 
好きな気持は
 
持たざる者は
 
好きになれない事は
 
苦しくて
 
それでもまだ
 
何かを望んでる
 
 
錯誤する感情が
 
一瞬の痛みでも
 
 
突き刺さる感触は
 
忘れられない

2007/02/06 (Tue)

[23] No Title
詩人:明希 [投票][編集]

手を伸ばすと
 
      届く距離
 
 依存や執着
 
そんな言葉に
 
        程遠い距離
 
 
触れ合えば
    キスをして
 
じゃれ合って
 
    時には 体を重ねて
 
なんとなく
       一緒にいて
 
 それは      幸せさ
儚いと解っていても
 
  好きだと
         囁いてみたり
 
  抱きしめてみたり
 
 
この瞬間が 幸せ なら
 
  それで十分
 
だけど
 
 もし君が
僕を好きだったら‥?

2007/02/07 (Wed)

[24] None
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卓越した感情の前に
人は屈伏する
 
評論や理屈で刻んでも
理性が本能を
根本的に上回る事はない
 
言葉や音楽は
ある種の魔法だと
そういえば昔誰かがいってたっけ

2007/02/23 (Fri)

[26] カタカナと孤独
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檻に閉じ込められた
 
鉄格子の柵は
太く冷たく
檻の中は
意外に広ク
 
シガミツイタ柵を
軸として
半径は3メートル
 
他は何も見えない‥‥

真っ暗な‥‥‥‥闇しか見えない
 
小さな小さな名も無き世界
50音は
手枷となり
足枷となり
縛り付けるのか
 
それでさえ
括られた苦痛なり
それでさえ
縛られた違和感なり
 
 
何かに
縛られなければ‥‥

生キテハイケナイノ?
 
声は
確かに疑問符を投げかけてくる
 
 
ある日の僕は
スタンドに立っていた
 
エンターティナーの居ない
先に向けられたマイクフォンは?
 
観客の居ない
席に置かれたパンフレットは?
 
そして僕は壇上に立ち
 
何かを
 
叫んだなら―‥?
 
 
 
 
 
 
 
その声は
確かに響いた
 
そして音の無い空間に
 
ぽつり、と落ちただろう
 
 
檻の中で
そんな事を考えていた
 
 
無力だ、と呟く声さえも‥‥
 
いつかは音を失ってしまうんだ

2007/05/02 (Wed)

[27] 虹色桑殃濬
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幾重に重なる色彩と
目の前の白いキャンパス
筆には情景を集めて
思うままに絵を描く
 
それは鉛筆の真っ黒な絵で
かりかりと連ねてく
想いは白と対をなす
「ここにいるよ」
キャンパスは呟く
 
有言無言の二色の世界
フィルターを経て
ただ一色
見慣れた景色はただ黒く
目に馴染んで居る
 
 
 一閃
 
光が零れフィルターは
透けて消える
見落とした色彩の
世界の喘ぎを耳にした
 
空は青い絵の具で
街路樹は萌葱色に
そうして染めた僕の眼さえ
何色なのかも判らない
 
筆には情景を集めて
キャンパスには
描く君を有りの侭に
 
 
連ねた虹色は果ての夢
知りゆく色は道標
筆が捉えた色彩の名を
漸く僕は覚えていく
 
下書きの世界に
一筆を重ね々々たならば

2007/05/02 (Wed)
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