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くいなの部屋  〜 投稿順表示 〜


[17] 人の歩む道
詩人:くいな [投票][編集]

幼い頃

大人は

なんでも知ってて

なんでもできる

と思ってた



20を過ぎて分かりました


そんなあなた達も

こうして

日々疲れ、迷い、苦しんでいたんだと


先生

大人の入口がやっと見えてきました


2006/10/10 (Tue)

[18] 出会い
詩人:くいな [投票][編集]

世界にはたくさんの人間がいて

その中で様々な出会いが生まれる



君との出会い

あの時君と会えた事で
今の自分がある

これは元々決められた運命なのか

否、違う

これは些細な偶然なのか

否、やはり違う


僕達は出会うべくして
こうして出会った

運命や偶然とは違う、
必然性という不思議な力で



僕達は
これからも新しい
恋人、友達、先生、上司
との出会いに遭遇するだろう


その度に
その貴重な出会いを
意味のあるものに、
そして大事にしてゆきたい

2006/10/12 (Thu)

[19] お 友 達
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みんなは くさいくさい と言うけれど

ぼくは うどんに かかせないし

きみは カレーに かかせない

やっぱり友達だね ぼくたち

2006/10/20 (Fri)

[20] ふたりの時間
詩人:くいな [投票][編集]


君といるこの時間

世界はずっと止まっていて欲しいのに

空は蒼から朱へと変わりゆく

どんなにくだらない話も

どんなに永い沈黙も

君の瞳を観ていられる事で

僕の心は満たされゆく



時間が止まる事がないのなら

ふたりで一緒に歳をとろうか

2006/11/08 (Wed)

[21] これからも
詩人:くいな [投票][編集]


バカな事を話して

バカな事で笑って

世界の悲しい出来事なんて
なかった事のように

もっともっと話しよう

もっともっと仲良くなろう



キスをしたいんじゃない

手を繋ぎたいんじゃない

ただ
君の笑顔を見ていたい


2006/11/29 (Wed)

[22] あの頃に
詩人:くいな [投票][編集]

『あの頃に戻りたい』

こう思う事は
今の生活を否定する事に
これからの成長の妨げになる


分かってる

分かってるけどさ


『あの頃に戻りたい』

そう思わずにいられない


困難も苦にならなかったあの頃に

振り向けばいつもあいつがいたあの頃に


本当に楽しかったあの日々

帰ってこないものだろうか

2006/12/09 (Sat)

[23] 明日への道
詩人:くいな [投票][編集]

日々笑い、幸せを感じるのは人間
日々疲れ、苦難の道を歩むのも人間

どんな日々を過ごしても、
時は流れ、
新しい季節がまたやってくる

あなたが望むものは何?

この瞬間をどう生きるかではなく、
今何をしたいかを感じる事があなたにとっての幸せになるはず

ほら、
また朝がやってくる
いつものように
鳥のさえずり、
街行く人の足音が聞こえてくる

こんな朝は
毎日あなたを迎えてくれているんだよ

さぁ
一息ついて玄関を開けようか

2006/12/09 (Sat)

[24] 男よ
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男は自らの生き様を背中で語る
男は道なき道を突き進む

男の歩いてきた後には
迷う事のない一筋の道ができている

男は死ぬまで【自分流】を磨き続ける
男は格好悪い所にカッコイイ所を見つける

女には理解できない男の憧れ
男故に描ける夢

バカにされても、それはそれで良い


そうさ、

理想に向かい前進し、
迷いながらも
自分の道を切り開け

2006/12/19 (Tue)

[25] ゆりかご
詩人:くいな [投票][編集]

ここはゆりかご

ぼくは愛の結晶となりこの世に生をうけた

家族からは大事に育てられている

温かい布団
甘いおかし
顔を覗かす人はみな笑顔

こんな幸せな事はない




目を覚ませば


ここはおんぼろアパート

大きな夢を抱き
ひとり都会に飛び出したんだっけな


ゆりかごの記憶が
現実の壁にたじろぐぼくを
勇気づけた

2007/01/19 (Fri)

[26] 翼が欲しいのかい
詩人:くいな [投票][編集]

澄みきった青空を見上げ、
『自由な空を大きな翼で飛びたい』
と思っていた
すると
小さな雀が私に話しかけてきた


*僕には翼があるけれど

*僕には君のような手はないよ

*僕達は遠い昔に手を犠牲にして
*この翼を手に入れたのさ

*僕は君のような
*どんな夢でも掴み取れる
*その器用な手が欲しいよ


*自由に空を飛んでる様にみえるのかい?

*辛さや痛みを知らずに生きていける生き物なんていないよ



そう語ると彼は
大空へと羽ばたいていった



我に返ると
私は無限に広がる大地を
足をしっかり踏み締めて歩いていた

2007/02/04 (Sun)
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