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華亥羅区凶の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] ショートイベント
詩人:華亥羅区凶 [投票][編集]

今年も
クリスマスに
近いな…

一年なんて
すぐに
終ってしまうから

君が好き
だって事すら
告げられずにいる…

なのに
君へのプレゼントに
迷っていた


君の欲しい物すら
知らない…



クリスマスなんて
早く終ってくれ…

2003/12/22 (Mon)

[12] 月下孤独
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君が見えない

ダイヤモンド割れて

中には君の抜け殻

君と離れるなんて嫌

ノリでくっつけて

消ゴムで君以外消して

カスはゴミ箱に捨てた

君は色眼鏡

僕は黒渕眼鏡

時計の針は12を指して

君が死ンデラ

僕はもう爺様

君の手帳は真っ黒

僕の手帳は真っ白

一緒ではない

一緒にはなれない

君は太陽

僕は月

僕とは君の名

雨でドロドロに流れた

鏡に映る君は僕

誰かの形見の鏡に

愛しき






あぁ、

失ったり

悲しんだり

もうたくさん


あぁ、

さよなら

喜びも

楽しみも

感じない



君は大天使

僕は死神

さようなら

一度として

側には居られない

最後に残したのは

月明かり

2003/12/24 (Wed)

[13] 夢幻想アンドロイド
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我こそが偽り
正しきモノの中にあり
否定されれば
それが偽り

我こそが闇
恐怖と名付けられた
又の名を
醜いアヒルの○

我こそが死
全てが拒否するモノ

ボロボロの脳の中は
既にスラムとかして
生死すら危うく

あちこちに転がる知
欲しい時に得られぬ
壊れたプログラム

自然など
一度も感じる事はなかった

疑われた勝利は
再度勝負に転じ
イカサマで負ける

我こそが隔たり
それは素直故の悲しみ

無意識など存在しない
精神など存在しない
明らかにただの鉄屑

他を見て思うところ
自虐的な程の憤慨率


我こそが病
ウイルスで変えられた
表と裏


現実と幻想の境
夢によって
劇的に結ばれたプログラム


人の形をした
人のような
人ではない
我の姿は醜き魔物


人を殺した者が
人で無しなら
我こそが人外


喜びや
悲しみや
痛みや
幸せや
力は

インプットされた
ゴミ


心臓は永久機関
ゲームのBGMのリズムにノって
トランス

今と何時かの
境目すら消えて…
自ら壊した心…

涙はもう流すことができない

心の小片
記憶の断片
他愛も無い曲

そして

失われた過去の
幸せに似た声




夢は我に傷跡を残して

残酷に君を切り裂いた


知らない記憶に

心えぐられて

気付いた罪あれど

罰をまだ忘れ



まだ見ぬ筈の悪夢が…

誰かを
傷付ける事で始まった


そしてそれは

人形の恋から始まった

2003/12/27 (Sat)

[14] 復讐の名〜アイリスの言葉〜
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静かな呟き…

狂気の叫び…

復讐の音色…

頬に染み付いた
レッドブラッド


他には何も感じないと

一人で歌にした筈の言葉が

君の口を突いて出る


唇を
返り血の着いた甲につけて

愛している

呟きながら

微笑んだ



また消した…

もっと消したい…

さらに悪夢を…


新品の純白ドレス着込んだ貴族…

初めて己の稼ぎで物を買って喜ぶ子供…


どっちでもいい…

復讐の続きを…

誰でもいい…

笑いながら殺戮を…

涙流す奴も容赦無く…



叶わない愛に

黄色い花を捧げ

まだまだ…まだまだ…まだまだ……足らない


君の唇貪って

これで最後だと

告げた


それから
二度と

君のもとへは

帰らなかった…


もう君の名さえ覚えていない…



君を消しかねない

だから

俺が消えた…

闇の名は

俺の名

復讐の名は

君の名アイリス

2004/01/11 (Sun)

[15] 君の知らぬ恋・僕の見せれぬ愛
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僕には
光輝いて見える
君の背に

きっと
苦しみや
悲しみも
背負いこんで

誰かに
話した事すら
無いのだろうと
たまに暗くなる背が
僕を悩ませた



僕の背は
きっと
暗いのだろうと
思う

最近
治しているけれど
それでも
泣き上戸で
君を
オロオロさせていて


そのせいかな…

君が僕に
頼ってくれないのは…


頼りないけれど
力になる
努力はするから


例え話の相談は止めて



月一も会えないけれど
だからこそ
移り変わる時の中
少しでも
君の力になりたいから


君が
望む時ではない
のがわかったから
愛している
という言葉は
音を鳴らして
飲み込んだ


愛し合っている
ことすら
分からないのは
辛いけれど


それでも…
君だけは
守れる存在になりたい

2004/01/14 (Wed)

[16] 愛しい銃殺刑
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感じる

素肌に感じる


冷たい固まり

背中に突き付けられた

鉄の固まり


『助けて…』

猿轡された口

『引金を…』

黒い布を被せられた頭



ハリー…

ハリー…
ハリー。
ハリー!ハリー!!ハリー!!!


 『早く!
  引金を!』

さぁ!…


突き付けるは君

素肌に
めり込む
銃口に
気付かず

考えてる

震えている手

引金に指はない

君は僕を
助ける方法を考えながら


助かる道は

一つだと

僕は確信していた


『僕を…殺して…』

『誰かに銃を奪われる前に…』


愛しい君だからこそ

僕は…

罰を下さいと

言えるのに

愛しい愛しい君だから

言えるんだ


だから
愛しい愛しい君にしか

こんな
苦しい思いさせない

ごめん…

ごめんなさい…

君を置いて逝くことを

許してください…

でも、もう

愛する人を失って

…君を失って

悲しみたくは

ないのです……



神話のような恋をして

悪役の様に死を願う


引金が消えたように




















…し…た……筈

なのに



君と僕は折り重なるように倒れ

血まみれで蜂の巣で…

ドロドロと流れ出る血が
君を視界から隠す…

最悪の状態で…

僕は微笑んだ…


これで
















幸せなのは終りだけを

叶えてくれてありがとう神様…



悪魔の僕を罰してくれる天使を…待っています


愛してあげるよ…

血味泥に…

2004/01/14 (Wed)

[17] クライム〜罪〜
詩人:華亥羅区凶 [投票][編集]

永遠の闇に落ちて行く

君を好きになってから俺は…

空に上る階段を失った


かわりに落ちてきたのは小さなスコップ

『こんなんで、地獄までの穴なんて掘れないっつーの』


君を好きになったようで、

ただ君を奪っただけだった…

それに気付いたのは
君がただの奴隷のようになった時


後悔先に立たずなんて言葉、
知らない方がいくらか惨めさも悲しさもマシだったろうけど


君を奪った時の俺は
ただの動物のようになってた気がするから

君を裏切ったことすら知らなかった


俺は本当は君に奪って欲しかったんだ

我慢の聞かない俺…
『ハンプティー・ダンプティーより…お前の方が脆かったんだな………あぁ…そうか…だから、俺を壊すことすらできなかったんだな…』

苦笑いして、君が天国にいることを望みながら


俺は本当は君に奪って欲しかったんだ

我慢の聞かない俺…
『ハンプティー・ダンプティーより…お前の方が脆かったんだな………あぁ…そうか…だから、俺を壊すことすらできなかったんだな…』

苦笑いして、君が天国にいることを望みながら


罪の名のつくスコップで土を掘り続けた…



2004/01/14 (Wed)

[18] 皆白黒夢のごとき記憶
詩人:華亥羅区凶 [投票][編集]

ただ
何と無く毎日が過ぎて
思い出はモノクロ写真


時々青い写真もあるけど
それは無意識の狭間で揺れて…

ユラリん…ユラリ…

意地になって思い出そうとしても
思い出は動かない

寒い日の昼みたいに
記憶の片隅にうずくまって
震えるせいで見え隠れして


あぁ 今日も

君の顔思い出せないよ

はやく アイタイ…


2004/01/14 (Wed)

[19] 今はワタシデイタイダケ…
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今は沈みたいだけ
沈み込まないように
フワフワと…
今は聞きたくないだけ
君の声すら
天使の怒り…
今は悲しみたいだけ
喜びの無い場所で
悲しみかどうかもわかりたくないから…
今は知りたくないだけ
知ってしまったら
君も苦しむだろうから…
今はキレてたいだけ
普通で居るなんて
もう無理…




今は
君のそばに居たいだけ


痛みと苦しみが
悲しみと哀情が
私ヲ染メテ


涙と一緒に微笑溢して

ナミダハ
アカク
ワタシヲ
ソメテ


最後には
君に抱かれて居たいだけ



それは
ハッピーエンドへの
序曲…


2004/01/15 (Thu)

[20] アヤマチ…誤り
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もう
フザケタ台詞しかでない口
本気を忘れた心

君だけは覚えている

いつか言葉がナイフになる前に
翼ヒロゲ逃タ


愛は銃機に
声は銃弾に
引金は君の陰


誤・付け足し

…引金は俺の勘違い

…その愛の名はきっと

   アヤマチ

2004/01/18 (Sun)
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