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山崎 登重雄 の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] コノサキノミライ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

いろんな場所や人に 立ち止まりながら

重心を探すように 揺らいでいるんだ

そして傷ついて ときに傷つけて

逃げる訳じゃないのに 自分に怯えて蹲る

出会いと別れを繰り返し 問い掛けるようにまた歩き出す

抱く想いを必死に温めなおして 問い掛けるようにまた歩き出す

コノサキノミライ信じてみよう たとえ君がいなくても

コノサキノミライだけを信じて そのとき僕がいなくても

迎えたその未来に僕らはきっと 笑えるはずだから

2009/10/03 (Sat)

[12] 世界はどうだ?
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


需要と供給を繰り返すわかりやすい毎日で

群れをなして飛び続ける渡り鳥みたいな僕たちだ

昨日は容易くあんなに飛び越えられたのに

今日はやけにハードルが高いや

ころがる心持て余しながら汗と涙の群青

今日はまた新たな感情抱きながら

立ち向かう生活という戦場

卵の中の夢で見ていた僕たちの世界は

にじむ色さえとても眩しかった

空と海と大地の境界線なんて

ただの色の違いでしかなかったんだよ

What's going on ? 僕の世界は

What's going on ? 君の世界は

How about tomorrow ? 明日、僕たちの世界は・・・

What's going on ? 今、君と手を繋いだら・・・

How about tomorrow ? 世界はどうだ?

2009/10/03 (Sat)

[13] マスクマム
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


帽子とマスクが手を振ってやってきた

違和感を感じるままに手を振り返す

マスクを取った君は君だった

帽子を取った君も君だった

一通りの時間が過ぎれば君とバイバイ

髪を整え上着を羽織る

じゃあねと笑う帽子とメガネ

君が一番 君だった

またね

2009/10/04 (Sun)

[14] wordbirds for you
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

言葉は伝えるためにあるのに

怒らせては 悲しませては

傷つけては 怯えさせては


僕にあるがままに伝えたいのに

ごめんねさえもままならない


言葉は支えるものだよね

それなのに つまずいて

掴まれず つまずいて


言葉は立たせるものだよね

倒れるたびに のしかかる

僕のすべてに たたみかける


ごめんなさい ごめんなさい

ありがとう ごめんなさい


自分自身の言葉なのにね

Sorry I Love You.


そのすべての言葉が

現実と闘うためにあるのにね

2009/10/04 (Sun)

[15] 呼ぶ声
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


僕を呼んでいる 声に

すぐに気付けないなんて 僕は莫迦だね

あぁ時間は あぁすべては

後戻りできないんだ なんて当たり前を実感

それでも 僕を呼ぶ声が


僕を呼ぶ声に 振り返るんじゃなくて

見上げた空を 探した

君の声は いつも降り注ぐ福音

心を 濡らした雫をたどり

ゆっくりと 視線を戻せば

待っていた 君がいた

ポニーテールの 微笑む君がいた


僕を呼んでいる 声に

すぐに気付けないなんて 僕は莫迦だね

あぁ時間は あぁすべては

後戻りできないんだ なんて当たり前を実感

それでも 僕を呼ぶ声が

それでも 僕を呼ぶ声が

2009/10/05 (Mon)

[16] あぶらとりがみ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


僕を試すように 試されちゃうけど

くしゃくしゃの ぽつんと残された

あぶらとりがみが そこにあってさ

閉じ込められてる きみの遺伝子を

相も変わらず お守り代わりにする

あぶらとりがみ 不思議なかみさま

僕の心が 吸い取られるみたいだよ

2009/10/05 (Mon)

[17] なんとなく
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


音を遊ばせて 耳がそれを拾う

くぐらせてみる 頭と心で

演奏リストに チョイスを重ねて

時間を合わせて 一枚に焼く

通して聴くノンタイトルのCDは

なんとなく自分を物語る へこむ

すべて遊ばせて 言葉の洪水

少し遅い出勤の今日は それでいい


・HIT IN THE USA
・街
・スピード
・Salamander
・Dear Mama
・OLIGINAL COLOR
・旅立ちの唄
・儚くも永久のカナシ
・サムライソウル
・時の足音
・バッカ
・Boy's Life
・HOME
・Sunday Moring
・最愛
・サンキュー!!

2009/10/06 (Tue)

[18] 受験生
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


YES or NO 大きな壁だ

人生の二分 どこへ行こう

通れば 捨てていく何か

諦めれば 捨てる自分

軽く咳払いをした後で 背筋を正して

深呼吸しながら ゆっくりと一歩

勝ち取って欲しいな その手で

未来の色を増やしてください どうか必ず

これからを描くのは あなたたちだ

眩しい世界を この目にください

2009/10/07 (Wed)

[19] 平凡
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


まっすぐに ただまっすぐに
歩いて行く 歩くだけでいい

そればかりを繰り返すのが毎日
店と家を往復するだけで

生きている 生きていける
当たり前が 当たり前なのだから

悟りを開いた訳じゃないけど
同じ日々だけ幸せなんだって気づいた

来年の今日 同じだったら
僕は生きている ことになるから

叶うならば全部見届けて
すべてこの手で触れていたいよ

来年の今日も きっと願えるように
僕は生きている そう詩えますように

2009/10/07 (Wed)

[20] New Poemer's !(。・_・。)ノ
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]

何か新しい詩をって 空回りしてたんだ

オッサンに何ができるよって 腐ってたんだ

引き出しを全部 ひっくり返して

言葉ばかり探して 肝心の詩を忘れていたんだ


今も君に詩う この気持

今の自分で詩う この気持

あぁ詩なんだ 僕の詩なんだ そうなんだ


古臭いことも言う でも日々と共に

単純に好きと言う でも日々と共に

あぁ詩なんだ 僕の詩なんだ そうだった


振り返っても 塗り替えて詩を詩を

今の自分で 塗り替えて詩を詩を

いいじゃん胸張って @New Poemer's !(。・_・。)ノ

2010/03/24 (Wed)
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