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とーれぱすての部屋  〜 投稿順表示 〜


[26] えご
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追い求めた夢は誰かの苦しみの上に
成り立っているかもしれない


2016/01/25 (Mon)

[27] 意思の主語
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何かが壊れ始め
止まっていた歯車が動き出した


止まっていた歯車が動き出し
何かが壊れ始めた


大切にしていたはずのものは
いとも簡単になくなってしまう


大切にしていたはずのものは
いとも簡単に失ってしまう




2017/01/25 (Wed)

[29] ふらすとれーしょん
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このきもちは
どこからつづいているんだろう
どこまでつづいていくんだろう

2017/05/06 (Sat)

[30] そらのいろ
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雲ひとつない青空にジェット機が射した白色は
すぐに溶けてしまった。

目の前に残った屈託の無い青空は
なんだか私を虚しくした




2017/05/19 (Fri)

[33] ねえねえかぜさん
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雲や落ち葉と一緒に 私も
びゅーんと 押して欲しいな
遠い遠い 彼のところへ

私が空を見上げるのは 好きだから
それぐらいだけれど

きっと君は
いくつもの理由を つべこべ言うだろう

自分をうまく操って 君はぴえろ
一言 簡潔に 君が 欲しいよ

私 ヨーグルト好きなの
栄養ない おいしくない
ほら また君は つべこべ言う

だから
つべこべを 飛ばして
風さんにお願いするよ

でも不安もあるよ
つべこべ 飛ばされた君は
きっと ほろほろのクッキー

泣かないで ヨーグルトあげるから
風に乗って ヨーグルト届けるよ


2017/12/05 (Tue)

[34] 時間
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約束の時間まであと少し
電車を乗り過ごしたら もう二度と
君に会えない そんな気がするよ

電車に飛び乗って
君の待つ駅へ いく
伝えたいことがあるんだ

君はそこにいるのかな
最後の可能性に かけてみるよ

君はそこにいるのかな
でも どうしても 行ってみたいんだ

君と過ごした時間が
答えをくれる気がして


2017/12/05 (Tue)

[37] わな
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年に一度 きみと会う日
きみはまた あかいふく

まじめなことは 一つも言わない
それがきみの強さ
それがきみの弱さ

年に一度 きみと会う日
きみはまた 何度もめぐすり

あのときと かわらない
きみの 優しい目
きみの 悲しい よこがお

年に一度 きみと会う日
きみをまだ おもう

まいかいおなじ わたしの願い
きみが 知りたい

まいかいおなじ わたしの願い
きみが 知りたい

2018/05/07 (Mon)

[38] 真夏の今日は。
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エアコンで冷えた身体が
あつさで
ゆっくり とけていく

空の狭さとたくさんの光の反射が
「都会さ」を物語るこの街に

いったい
どれくらいの優しさがあるだろう


どれくらいの悲しさがあるだろう



気だるい暑さを振り切って。



優しさを求めて

今日も ただ歩く




2018/07/03 (Tue)

[39] 缶酎ハイのキセキ
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理由もわからない空虚さをアルコールで埋める
ほどよく酔う

お笑い番組をYouTubeで見る
心のない乾いた笑い声が
一人の部屋にこだまする

酔いが覚め始めると
また虚しくなる
理由はわからない

理由をこじつけ
プルタブに指をかける

明日へ向かう
確かな時の進みを見たくて
アナログ表示の腕時計を手に取る

スマホの23:59と、腕時計の23:59

長針が12を過ぎたのを見ながら考える
明日は、心いっぱい元気に過ごせるのだろうか。

なぜこうも、張り切って頑張って生きようとするのか




また、プルタブに指をかける

2019/01/14 (Mon)

[40] 左薬指
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きみをまってる
ずっと ずうっと。

間接的すぎてごめんなさい
一番嫌いだよね。

でもこうするしかないんだ。
ここに、ここで、こうするしか。
君の右手の薬指。私の左薬指。

もし、もしまた2人で会えたなら、
もう言葉なんてなにひとついらないんだ。

ありったけのちからで
ただ君を抱きしめる。
きみをまってる
ずっと、ずうっと。
あの時と変わらないよ。君を待ってる。

えっと、君は変わっててもいいんだ

私は変わらない
いや変わっているんだ、
でも深く深く変わっていない
君への変わらない想い

港で待ってる、ずっと、ずうっと。

2022/09/10 (Sat)
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