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メメントモリの部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 
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優しさが痛い
自分が憎くて
優しくされても
それをかえして上げられなくて

背中合わせの温もりは

いつだって

気持ちを沈ませるんだ。



僕はもう
独りになりたい。

2009/12/02 (Wed)

[12] 
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死なないで。
お願い。

アタシにとって

貴女は

必要です。

2010/01/24 (Sun)

[13] 
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無関心は哀しい。

人が人で無くなってしまうから。


話を聞いて。


声は届いてる?

2010/01/28 (Thu)

[14] 
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激しい突風を纏って
電車が通り抜ける瞬間
引き寄せられるように
意識が遠のく。

きっと
箱型の電波や
手に収まる形のものが運ぶ電波は

何も知らない
何も変わらない

「迷惑な人」

という

信号なのでしょうから。


2010/02/24 (Wed)

[15] 
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おどけた様な君の奇行は
何時も皆を驚かす。

だから僕は腹が立って
とても腹を立てて

君の吸っているタバコを
唇ごと奪い取った


口の中で燃える400℃以上の熱は
そりゃ熱かったけれど

君は口元を押さえて
涙ぐんだ

血だらけの口でね。


僕は爽快だった
かなり
爽快だった。


2010/02/25 (Thu)

[16] 
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ヘドを吐かれながら
歩んできた。

何時でも
死んでいいと思っているはずなのに

胸に突き付けられた拳銃に
心臓は
早鐘の様に打ち続けた。


さぁ
終にして。

言い終えるアタシは
せめて
痛くしないで
と、言葉を添えた。


いつ費えてもいい
命なら

誰かにあげたい。


偽善的な言葉に
またヘドを吐かれる。

2010/02/26 (Fri)

[17] 
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早朝

鴉が鳴いた

一声

良く響く声で

その後

キラリと光るものを咥えて
飛び去った。


それは
死んだアタシの目玉だった。

腐敗した

濁った綺麗な目玉だった

解けていく肉体の
最後の

一粒だった。

2010/03/03 (Wed)

[18] 
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アタシね
家を買ったら
桜の木を植えるの。

一所懸命育ててね
一所懸命消毒してね

大きくなったら
そこで

お花見するんだ。

よぼよぼのお婆さんになっても
あなたは一緒にお花見してくれる?

そう言ったアタシに
あなたは

いいよ

そういって

微笑んだ。

アタシは泣きながら
有難うって言ったの。


きっと

叶うこと無い夢だから。
解っているから。

2010/03/05 (Fri)

[19] 
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ツライんだったら

逸らしちゃいけない。


覚悟が有るなら

潰しちゃいけない。


僕らは
そう言うサイクルで

動くべきじゃぁ無いだろうか?

2010/03/12 (Fri)

[20] 
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僕は泣いた。

泣けるのは良いことだ。

母親の元気な声を電話口で聞きながら
どうして僕はこんなに覇気の無い返事しか出来ないのだろうと

それでも精一杯の返事をした。

まだ
いい子ぶるつもり?

僕が僕に問いかける。

そんなつもりじゃ・・・

言葉は詞に成らず。


ううーーと唸ったら
涙出てきた。

泣けるのは
元気な証拠だ。

2010/03/16 (Tue)
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