ホーム > 詩人の部屋 > ピースウォーカーの部屋 > 新着順表示

ピースウォーカーの部屋  〜 新着順表示 〜


[20] いるようでいない
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

長者の列なのに



なんで俺しかいないのだろう



満員電車なのに



なんで独りぼっちなのだろう



60億もの人間がいるのに


どうして孤独なのだろう






2011/02/24 (Thu)

[19] ナリタクナカッタ
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]



なりたくなかった…


大人になんかなりたくなかった…



愛想笑いを仮面にして…



人に嘘をついて…



人を騙して…



自分を騙して…



言いたくないこと
心にもない事を平気で口にする



だからなりたくなかった…



こんな汚い生物なんかに…



気付いたら俺も…
仮面をつけて…
人を騙して…
自分を騙していた…



昔の俺が思っていた事を
知らず知らずに壊していた



昔の俺
本当にごめん…



こんな事言っても
今の俺じゃあ
嘘に聞こえると思うけど







2011/02/24 (Thu)

[18] 兄と隠し事
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

久しぶりに兄貴のとこに行った

実際は兄貴に会いではなく

好きなアーティストのライブを
観に来たのだ

今まで隠していた人のライブだった

その帰り道兄貴が飲み屋に誘った

兄貴と二人で酒を交わす

なんか恥ずかしい

第一声は俺
このアーティストが好きだって
意外だよね?

次に兄貴
知ってたぞ?

呆気に取られた俺の顔を見て
兄貴は笑った

何年お前と兄弟やってると思う?

隠していたつもりだったのに
兄貴にはバレてた

なのに変わらずに接してくれていた

それに気付いたとき
大粒の涙が溢れてきた

兄貴には酒のせいだといって
ごまかした

多分これもバレてるだろうな

だって俺の兄貴だから






2011/02/19 (Sat)

[17] 不幸と幸福
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

人間は誰かを
幸せには出来ない

人間は誰かを
不幸にするように出来ている

誰かを不幸にしなければ
幸福は無いのだから

誰かが笑っている影で
必ず誰かが泣いている

誰かが生きていれば
必ず誰かが死んでいる

それなのに幸福の人間は
不幸の人間に対して
同情や憐れみをかける

そんなものかけるぐらいなら
自分が不幸になればいい
そうすれば不幸の奴が幸福になる

俺は
絶対同情しない
絶対憐れまない
俺はそいつらの幸福を
喰らっているのだから





2011/02/18 (Fri)

[16] 現実の未来
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

未来を信じて20年

輝かしい未来はドコにもない

あるのは処分しきれないゴミと

大量破壊兵器だけだ

タイムマシンはない

空飛ぶ車もない

所詮未来なんて幻想なんだと

20年かけて気づいた

救う価値のない
無価値な未来

これ以上
輝かしい未来を
壊さないでくれ…






2011/02/12 (Sat)

[15] 独り
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

俺は独りになった

もしかしたら
初めから
独りだったのかもしれない

独りは慣れっこだ

どうせ人間はみな独りだ

なのに何故
涙が溢れるのだろう

何故
風がこんなに冷たいのだろう

独りは慣れっこなのに…

この感覚は何なんだろう…

教えてくれる人は
誰もいない

俺は独りなのだから…




2011/02/12 (Sat)

[14] 頑張れ
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

「頑張れ」

みんな軽い気持ちで
こんなふうに励ます

人の気もしらないで
軽く口にする

頑張れって言われたから

頑張ってこの結果だよ

これ以上頑張るって
どうやるんだ?


頑張ってる人間に
「頑張れ」
って言うのは
「死ね」
って言ってるようなものじゃないか?

「頑張れ」
って言葉は軽い気持ちで
言ってはいけない言葉だと思う

2011/02/11 (Fri)

[13] 天使
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

ある日天使が舞い降りた

天使はボク達を優しく
導いてくれた

ボク達はその優しさに
涙が溢れ出した

導いた先に悪魔がいた

天使は武器を手に
悪魔をやっつけた

みんなは
「さすが天使様」
などと言って感動していた

だがボクだけは違った
比類無き強さ
悪魔をやっつける天使の顔

どちらが悪魔か判らなかった

その時気付いた
天使も武器を持てば悪魔になる

天使も悪魔も同じなのだと…




2011/02/01 (Tue)

[12] 母校
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

母校である小学校が
廃校になると決まった

なんとなく小学校が見たくなった

くたびれた外壁
動いているのか定かではない
外にある時計
少人数では広すぎるグランド
小学生には高すぎる鉄棒

ブランコや砂場
何もかも懐かしい

当然だが
どこを探しても
あの頃の俺は居ない
思い出として残っているだけ

廃校になったらあの頃の俺は
ドコへ行くのだろう?
初めて悔しさを知った俺
初めて協力を知った俺
初めて助け合いを知った俺
初めて恋を知った俺

あの頃の俺は
ドコへ行くのだろう?






2011/01/27 (Thu)

[11] 偉大な大バカヤロウ
詩人:ピースウォーカー [投票][編集]

俺はバカだ
今はただのバカに過ぎない

そんな奴は世の中にごまんと居る

だけど嘆いたことは無い

バカにはバカの意地がある

俺はただのバカでは終わらない

偉大な大バカヤロウになってやる

歴史に名を遺すようなバカに

みていろよ
世の中のエリート共
バカの意地で
世界を変えることだって
出来るってことをな





2011/01/26 (Wed)
30件中 (11-20) [ 1 2 3
- 詩人の部屋 -