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ゆにこの部屋  〜 新着順表示 〜


[182] OUTLAW DAY
詩人:ゆにこ [投票][編集]

躊躇ったり恥じらったり
する暇もなく
これからの人生は忙しいはずなの

浮き沈みあっても
さいごには同じ
自分に振りまわされて
自分を見失う日々は終わり

すべての時間を隙間なく
贅沢に消費するには
ねぇ、体力が足りないよ

すべての欲望を絶え間なく
満たしてあげるには
そぅ、お金も必要だし。

関係を終わらせた瞬間に
清々してる
こんな気分も久しぶり

心置きなく
騒げる朝が来る
そしていつだって自由になれる

誰かが迎えにこないなら
こっちが捜しにゆくまでよ

スカートをめくりあげる
ほどの全速力
たくさんの風を吸い込んで

新しい日々
遠慮なんてもう要らない
好きなだけ旅に出ましょう

なりふり構わぬ今が
いちばん好きと
誇って言える自分を
いちばん好きになりたいから

2015/08/26 (Wed)

[181] 真昼の月よ、
詩人:ゆにこ [投票][編集]

息継ぎの仕方もままならず

溺れる魚。。。

ジャンクな妄想
世界のすべてを
フィクションに変えた

漫画のようだよ

余計な描写も背景もいらない

主人公はかならず
救われる展開
醜いシーンは削ってしまう

スポットライトが足りないなぁ

つぶやいた君は
月と太陽
めがけて羽ばたいた

美しいものだけ
目に映して
かっこよく死んでいく?

近年はびこる奇妙な病。

それは見えない包囲網に隠れた
心と脳を侵す病原菌

気もそぞろだよ

僕は眠れない夜の
溝に落っこちて

時代錯誤かな?

痛さに邪魔され
あの輪の中にすら
入れずに鳴いて

檻のなかには
自由も真実も
見当たらない

奴はホンモノの予言者か?

それともただの
オオカミ少年?

効能と副作用...
戦利品と遺失物...

たわごとつらつら

泡のように弾け

見返りもなしに
希望という
ぼんやりとした光

ひたすらに求め

その幻覚を追いかけていく

2015/08/26 (Wed)

[180] テリトリー
詩人:ゆにこ [投票][編集]

死ぬのなんていつだって
できるんだからって
その声にホッとして
今日も乗りこなしてみる

だけど。あと、何百回何千回
こんな夜がくるんだ
成長にはどれほどの
いたみが、必要なんだ

きみが吐いた言葉の意味が
ようやく今更、わかったよ
世界は気持ちを無視してく

現実は幻想を拒否してる

あのとき「もう要らない」って
先に言ったのは、そうわたし

このテリトリーには
だあれも入れない
わたしひとりの夢の国。

2015/08/26 (Wed)

[179] 椅子はひとつ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

知っているのよ
当ててみせようか

あなたはあたしがすきなんでしょ

図星なんでしょ

すきですきでたまらない...

ベッドの中で
あたしのことばっかり
かんがえてるんでしょ


あたしの姿をみれば
目で追いかけて

あたしの声をきけば
しずかに耳をそばだてて

あたしの言葉が
魔法のように

くりかえしくりかえし
うごめいているんでしょ


約束なんてしないけど
永遠なんて信じないけど

勝手にすればいいじゃない?

あたしだって勝手に
しているから。


あげると決めたのは
ひとりだけ
心に決めたたったひとりだけ

夢中になるのは
ひとりだけ

めちゃくちゃにできるのは
あの子ひとりだけ


はじめに断っておくけど
あたし

あなたの物には
ならないとおもうわ

それでもあたしの物になりたいって

いうならチャンスを
あげてもいいけど


椅子はひとつしかないから


2015/08/26 (Wed)

[178] Coward
詩人:ゆにこ [投票][編集]


コレって何待ち?
くたびれていく魂
埃まみれで怠慢
すべてが過去の栄光

イマってどのへん?
すり減っていく心
色とりどりの甘い嘘
絶対に捕まえられない

愛さえあればって
思っていたりした
金さえあればって
夢さえあればって

だけどどうして?
言うことを聞かないの
人生なんて
乗りこなせない

大人になれず
子供でもいられず
世界はいつだって
残酷な顔を向ける

冷たい刺のある言葉
優しい愛のある言葉
いずれにせよ
いまは涙があふれる

期待に添えず
本当にごめんなさい。
いつも同じ展開
そして見えた限界

その胸に寄り添って
寝息を浴びながら
このまま永遠に
眠っていたかった

2015/08/24 (Mon)

[177] 赤信号
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平和平和といいながら
好戦的な言葉でHATE
わたしはもっぱら右側通行

青になったら、走り出す




2015/08/24 (Mon)

[176] ハニートラップ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

高望みしてるわけじゃないケド
誰のものにもならないでくれる?

自惚れてるわけじゃないケド
他のひとには惹かれたりしないで

キミをめちゃくちゃにしてみたい、でも。
他の誰かがするのはゆるせない

これがただの勘違いじゃないなら
あのコなんてさ、やめておきなよ!!

2015/08/24 (Mon)

[175] RUN, RUN, RUN
詩人:ゆにこ [投票][編集]

1秒だって無駄にできない
後生大事に守るもんじゃない
あるもんあるだけ大胆に
ぜんぶ使いまくらなきゃ損よ
時間だっておんなじよ!
あんたがそうやって
なんとなく見惚れてる間にも
あんたもあたしも確実に
老けていってしまうんだから
はやく飛び出してねぇ羽ばたいて
こんな重たい体脱ぎ捨てて!!

2015/08/24 (Mon)

[174] 透明の刃
詩人:ゆにこ [投票][編集]

いつのまにか、斜に構えるのが癖になって
銃を握りしめたままで走ってた

引き金に指をかけたまま、あなたを待っていた

でも。こんな空っぽな未来じゃ
振り向いてはくれない
抱きしめたって、壊してしまうわ

全身がよく切れるナイフのように
自分さえも上手く。大切にできない



2015/08/22 (Sat)

[173] うそつき
詩人:ゆにこ [投票][編集]

冗談じゃ、ないわ

あたしが?

あんたを?

好きなんかじゃ、ないわ

嫌いではないけれど。

べつに好きじゃない
そんなんじゃない...!

悩めば悩むほど、

考えれば考えるほど、

気づいてしまった...。

悔しいくらい
思っている現実

振りだしに戻しては
またかき乱される

姿を見ればどうしても
こころが先に
答えを出してしまうんだ...。

2015/08/22 (Sat)
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