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アサスケの部屋  〜 新着順表示 〜


[21] ことばのシグナル
詩人:アサスケ [投票][編集]

あなたが送る
ことばのシグナル
警告のように
胸の中でチカチカ

近づいて離されて
惑わされる
苦しくなる

クルクルまわる
あなたの声が
あなたの顔が
チラチラ横切る

こちらに飛ばしてと
私はもっと
ほしくなる
ほしくなる

ことばのシグナル
愛の合図

2011/10/03 (Mon)

[20] きまぐれセプテンバー
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秋の風は
冷たく通りすぎるけど
時に優しく顔を撫でるから
まるで君みたいで
苦しくてしかたないんだ
それでも
夏を惜しむふりして窓を開け
そっと目を閉じ
今日も君を待つ

2011/09/11 (Sun)

[19] ありがとう
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受け入れていたはずの
痛みや悲しみが
突然溢れ抑えきれなくなって
声を殺して泣いた

孤独のトンネルの
その先の光なんて
探すことさえあきらめていて
歩き続ける覚悟はとっくにできていたはずなのに
立ち上がれない

だけど君が叫んでくれたんだ
暗闇のその向こう側から
「がんばれ」じゃなくて
「一緒に乗り越えよう」と

その声頼りに
走りだし
くぐりぬければ
暖かい陽射しの中
待っていてくれた君が
そっと抱き締めてくれた

目の前でぬりかえられていく景色の中
繋いだ優しい手は同時に
力強く
どんな頑なな憂鬱だって顔を背け道をあけてくれる気がしたんだ

光のアーチを2人でくぐり
涙拭って
今ここからまた歩き始める

ありがとう
君の隣なら
恐れるものはきっと
何もない

2011/07/15 (Fri)

[17] ハートのパズル
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きっとすれ違っていたわけじゃなくて

最初から合わないピースの2人だったんだ

どうにかしてつながって

はずれかけたら無理矢理はめ込んで

焦って手をつないで

必死で取り繕ってできてた僕らは

あまりにも滑稽な形の
ハートのパズル

きっと終わってしまったわけじゃなくて

最初から何も始まっていなかった2人だった

それでも僕は
いまさら

本物になることを夢見てしまっていたから

はまらないピースを手放すことができなくて

君はぴったり合うピースを探したくて

いつまでたってもパズルは完成しない

2011/07/04 (Mon)

[16] 背中でピース
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気づいちゃったんだ
彼から君への秘密のサイン

きっと
好きだとか愛してるとか
くだらない意味なんだろうけど
気にくわないんだ

だからそんな時は
遮って
ねぇねぇって笑いかけて
僕を見てアピール

それでもこの声は
いつだって届かないのだけど

彼のピースが僕を後ろから貫いて確実に君へと届くんだ

だってほら
君は見たこともない顔で笑ってる

こっそり左手で
君が作ったピースが
今度は前から僕を貫いて穴を広げる

いつだって
彼と君の間に
僕は存在しない

2011/07/01 (Fri)

[15] 5月のジュブナイル
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信号待ちで見上げた
青空はどこまでも高くて

縦に伸びてるのか横に広がってるのかわからない雲が
遠い所で流れていく

気持ちがよくて
このまま吸い込んでもらえないかなと
目をつぶった瞬間

立ち止まるなと言ってるみたいに青にかわった

もうずっと

空に向かって
明日を夢見ること忘れていたから

手をかざしてみたら
涙が止まらない

流されないよう潰されないよう
もっと強く
強くなると無邪気に誓った幼い頃の自分に笑ってあげられるよう

あの時見上げた空はもうないけど上を目指す勇気取り戻そう

恐れずに真っ直ぐにひるまずに顔を上げて

信号が赤にかわる前に

キラキラと
空へ駆けだそう

2011/05/26 (Thu)

[14] 春色ブルーム
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君がそんな
ほころぶように笑うから

僕の胸の花は
一瞬で満開に咲いた

大切に育ててきたから
すごくきれいなんだ

切なさも愛しさも知ってる花だから
こんなにも色づいたんだ

このあふれそうな花束
今君に届けに行くから

どうかどうか
受け取ってくれますように

2011/05/25 (Wed)

[13] ループ
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恋が始まれば

胸の真ん中を
きゅっと掴まれて
そのまま優しく締めつけられるような感覚で

恋が終われば

胸の真ん中を
一瞬ぎゅっと掴まれて
パッと突き放されたような感覚になる

結局どちらも苦しいのだけど

それでも人はまた
恋を選ぶ

2011/05/05 (Thu)

[12] 2人のウェディングベール
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最後まではずせなかった
白のカーテンにくるまって
振り返った君に
またすべてを奪われた

何度も胸に鍵をかけたのに
何度も君に心ぬりかえられる

ベールをめくって愛を誓うのが
僕じゃないのなら
その安っぽいレースでいい
それでいいから
小窓からはぎとって
そのまま連れていきたい
連れていきたい

この部屋に永遠はない
君と何度もぬりかえた壁の色
きっと真っ白に染められていく
鐘が鳴ったよ
さぁ汚れたベールを脱いで
扉を閉じたら鍵をかけて

悲しい涙をすくうふりをして
誰にも見えないように
今お別れのキスを

2011/04/16 (Sat)

[11] カストルとポルックス
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あの星座の探し方
あなたが教えてくれた

夜空を指でなぞれば
ほらすぐに見つけられる

2つ並んで瞬く
離れられない2人

あんなふうに
燃えつきるまで

同じ時間
生きていけたら

たとえ今は一方通行でも
追いつけない距離があっても

いつかはあなたの笑顔を
隣で独り占めできるように

あなたも知らない
とっておきの神話
おもいきって伝えよう

夜が終わるその前に

2011/04/15 (Fri)
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