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亀の部屋  〜 新着順表示 〜


[5] 泣いてくれ
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泣いてくれ
誰かのためじゃない
俺だけのために

笑ってくれ
誰かのためじゃない
俺だけのために

怒ってくれ
誰かのためじゃない
俺だけのために


目を見てほしい
手を握ってほしい
頭を撫でてほしい
髪を触ってほしい
キスしてほしい
抱き締めてほしい


いない
いない
どこにもいない


どこを

探しても

誰もいない


お前も

いない

2005/12/13 (Tue)

[4] 
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雪が積もる
雪が積もる
ビルに
アスファルトに
車に
人に
雪が積もる
雪が積もる

雪が溶ける
雪が溶ける
また積もる
道に
街灯に
野良犬に
街が埋まる
雪が積もる

雪が降る
雪が降る
音が降る
街に降る
人に降る
俺に降る
雪が積もる

なにも無い
大地は白く
空も白く
世界はこんなにも美しい

ここが俺の居場所であり
生きる場所だ

看板に
公園に
並木通りに
ベンチに
メモ帳に
ボールペンに
右手に
雪が積もる
雪が積もる

2005/12/13 (Tue)

[3] no more FUCK!!!
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パンクからトラッシュがなくなってから、いったいどれほどの時が過ぎ去ったのだろう
道徳の檻ん中で苦しむ囚人のパンクになんか、なんの楽しみも感じられない
自由を求めてたはずのリビング・レジェンドも、生きながらメディアの墓送りになってしまった

今はアナーキーなんかいない、しきたりの奴隷が増えただけだ
お前らよく見てみろよ、俺達のかつてのヒーローが豪華な車を乗り回して、それでいて代弁者の顔をしてやがる
調子に乗って100万のモデルギターを作りやがった、貧乏人はギターを弾くなって事だぞ
そんな奴らを敬って、歌を聴いて、ライブで泣いて気絶するアホウ共
目を醒ませバカヤロウ

アナーキーとトラッシュを蘇らせろ、過去の栄光は水に流しな

2005/12/12 (Mon)

[2] アンチ・クライスト
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自分の中の神
自分の中の悪魔
相克しあう善と悪
滅ぶまで続くハルマゲドン


キリストでさえも悪を作り出した
貧者は善
富裕者は悪
そんな事があるはずもない
相対的対象が無ければ
意味を無くす善が
世界中にはびこって
破壊の限りを尽している
それは憎しみの連鎖を生んだ
赤い聖地
嘆きの壁
悲しみに満ちた鉛玉が飛び交う
幸福の往復よりも報復の存続に
生命が消費消耗されている

メシアを待つより先に
考えを改めるべきじゃないか

2005/12/11 (Sun)

[1] 価値
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いつからこれは始まったのか
千円札一枚で釣りがくるパーティー
どこもかしこもアナーキーのかたまりだ
暴動なんて珍しくない
警官との衝突は趣味みたいなものだ
ステージの主役はいつも通りの浮浪者
髭を生やし、路上の哀愁を一身に背負ったイル・スナフキン
奴はブルースを歌っている
古き良き時代を懐かしむ歌声
穴のあいたアコースティックギター
詩とさえ呼べる歌詞が無意味に垂れ流されてる

どうでもいいものを両手いっぱいに溢れさせて、大切なものは捨ててしまった
時代の流れの速さに置いていかれることに脅え、いつの間にか靴が脱げていたことにも気付かなかった
だから懸命に駆け抜けてるはずの心が、どこか痛い気持ちが離れないのさ
このやり方を見つめ直す時代が来たんだ
今こそ動けピープル
ブルジョワジーを打ち倒せ
契約社会をぶち壊せ
プロレタリアートなアートの勢いに乗れよ

一流のドランキン・マン
イグナシオ・アレサンドロシスのバンジョーは最高だった
生涯に一度あるか無いかのクソみたいなパーティーで、イグナシオはただ一人輝いてた
伝えたいことはなにもないただメロディの激しさに身悶えた伝説の夜
安いものにも価値があった昔は、その時だけ今に変わった

千円札一枚で釣りがくるパーティー
ここに価値を見い出せるなんてな

2005/12/11 (Sun)
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