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璃星の部屋  〜 投稿順表示 〜


[213] thousands of dawn
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わたしの名前を

素敵だって

言ってくれてありがとう

2007/08/12 (Sun)

[214] Separation
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わたしの
微笑った顔が好きだったって

そんな顔させたくなかったって



頭を撫でながらキミが

淋しそうに言った


抱きしめて胸に顔埋めて
これで最後って何度も言うキミを見て


なんだか切なくなって

言いたい言葉がなんだか言えないまま。





ねぇ
どんな風に

出逢ったとしても
別れたとしても

どれだけの間

一緒にいたとしても
それが短かったとしても


キミに逢えたことが
いつか糧になると思うから

2007/08/18 (Sat)

[215] 東京タワー
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キミと
いつか約束したことを

今更思い出した

もどかしげにわたしを横たえて
髪を撫でられながら
視界に揺らめくオレンジ色を観て


ネオンに埋もれた東京で
キミには観慣れたはずの東京タワー

次に逢う時は
連れて行ってと
次に東京に来るときも
やっぱりキミに逢いに来る時だからと



東京にいるのに

キミに逢えるわけでもない

28階のマンションからの景色は
すごく綺麗だったけど


抱かれながら
キミのこと考えてた

東京タワーを
横目に観ながら

2007/08/18 (Sat)

[218] 抜け殻
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真夏の朝

気付いたら


薄くて乾いた
キミの抜け殻だけが

隣にあった



限られてる ということは

今に始まったことじゃないけど

最後に
言いたい言葉くらいあった

2007/08/18 (Sat)

[219] 金魚
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いっそのこと


金魚になりたいと思った



自由もなにも望まないから
キミに飼われて
キミに死ぬ

赤い金魚になりたかった

2007/08/20 (Mon)

[220] Zero
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限りなくゼロに近くなっている

カウントダウン



知らない振りして
微笑えれば

もっと格好よくキミの記憶に漂えたのに

2007/08/20 (Mon)

[221] 味方
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キミの手を離すことを条件に

キミの傍にずっといられる


味方なんて
名前ばかりで

2007/08/20 (Mon)

[222] 仕草
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何気なかったから
気付かなかった


煙草の吸口をほんの少し
愛でるように撫でる仕草

こんなにひとがいるのに
キミだけなんだと


当たり前のように
喫煙席に座ったわたしは



煙に見え隠れする誰かの指の中に
あの仕草を探して

2007/08/22 (Wed)

[224] どうか
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こんな
不可抗力な肩書きに
左右されて

抱き合うことにさえ
後ろめたさを感じた


ねぇ

今度 出逢うときは


どうか
ただの男と女として

2007/08/27 (Mon)

[225] カタチ
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想い合えないなら

傷付き合うのも悪くないと思った


2007/08/30 (Thu)
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