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しゅんすけの部屋  〜 新着順表示 〜


[399] タイガーマスク
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優しさ

偽善

強さ

虚勢

願わくば

強きの糧とならず

弱きの翼へと

願わくば

ささやかであろうとも

永久に

願わくば

この矮小な猜疑心をも

救ってはくれないだろうか


この偽らざる悦びの涙を

隠さなくてもよいのだと

ただ肩を叩いてはくれないだろうか



欺瞞

賛美

傲慢

純粋

価値あるものは

こうして紡がれるのであろう

2011/01/11 (Tue)

[398] めろん
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出来ないって始めて言った

口にする直前まで

固く封印された言葉

封印したのは
出来ない理由が解らないから

逃げる君を追いかける

ソレが出来ない

君は何度も聞いてくる

あたしがどっか行ってもいいの?

俺の答えはいつも

君が選んだのなら…

この繰り返しが十年

始めて泣きながら納得できないと

その答えを突き返した君に

叩きつけるように投げ返した「出来ない」

まだ怒った瞳と
目の端だけに嬉しさを隠せない君に

何だかほっとした

弱さを見せる

始めて向き合える

安っぽい歌詞みたいだけど

なんだかすべて

仕組まれたみたいで

これからも二人でいようと思えた

これからもずっと二人でいられるような気がした

2011/01/10 (Mon)

[397] ごす
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確実なものが

ほしいのだろうか?

自由なんてものが

ほしいのだろうか?

どうして人間は

これ程愚かしいのだろう

2010/12/22 (Wed)

[396] 
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青い空は鋭利な寒気を降り下ろし

凍てつく大地は生命の躍動を嘲笑う

悲しいくらいに美しい風が

ただそこに立つだけの野山を脅す

立ち上がれ

歩き出せ

熱くなれ

熱を持たぬ者など瞬く間に凍りつく世界だ

熱くなれ

絶界の空間をさえも支配できない矮小な存在よ

熱くなれ

突き上げた拳で冷徹な空を打ち抜いてやれ

熱くなれ

踏み締める両足でしっかりと大地にしがみつけ

熱くなれ

熱くなれ

ここで生きるのだと

生きているのだと

ただそれだけでいい

熱くなれ

2010/12/21 (Tue)

[395] 
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創り始めた言の葉を

投げ棄ててしまう時が来る

大きな力に潰されて

諦めてしまうこともある


それでも明日はやって来る

それでも時間はとまらない

限りある

命の意味を探すには

あまりに短い時だから

大切なものを見つけ出せ

誰にも負けないものをもて

そしてこれから

前に進もう

2010/10/08 (Fri)

[394] 0:00
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コーヒーが嫌いだった。
口の中に広がる違和感と、それが喉を通り抜けるのが。

いつ頃からだろう?そんな黒さを楽しむようになったのは。

整然とした薄暗い部屋の大きなテーブルの真ん中、カップ越しの写真へと、何気ない視線を投げかける。

感慨が湧き出す直前で視線をカップに移し、テレビの音量を二つ上げた。

今動いた時計の針が、丁度0時をさしたのを見て、目の前に転がる黒い塊に口をつけた。

苦笑いを、隠す為だけに。
黒ならば、塗り潰せるはずだから。

きっと、明日はいい一日さ。そうつぶやいて、小さく眼を綴じた。

2010/10/08 (Fri)

[393] 
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なしくずし的なリアルに

必死になって逆らってみても

結果は差ほど変わらなかったりする

思い通りに事を運べるほど

まだ賢くも汚くもないから

なんて言い訳を

何度自分に言い聞かせただろうね

狡猾な者が常に悪だとは限らないことは

とっくに知ってるはずなのに

気に要らない現実は

曲解するか見ないふりして

自分の弱さを遠ざけた

ゆめも

うつつも

もう後はソレを越えるだけなのにね

2010/10/04 (Mon)

[392] 行軍
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おれは特別じゃない

いい人でもない

それでも時々

人に優しくしたり

誰かに好かれたり

好きになったりする

俺は特別じゃない

だからたまに

いい人ぶったりもする

腹のそこじゃ見下してんのに

心配したふりをする

おれは特別じゃない

そこでやっぱり特別になりたいと思う

んで案の定

挫折する


たまには感動とかして

泣いたりもする

そんな俺にも

特別な人がいて

特別な人達がいて


死んだり生きたり

泣いたり笑ったり


やっぱり特別じゃないから

特別ってなんだろ

そんなこと考えたり


ねぇ?

特別ってなんですか?

普通ってなんですか?


ね?

アホらしい

誰かに教えてもらおうなんて思ってもないくせに

そうそう

おれは特別じゃない

だから

嘘も吐くんだ

2010/09/24 (Fri)

[391] おもひで
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過去を棄てる

名を棄てる

まぁ擬似的なことならね

実際やるのは大事だ

恵まれた環境

飽食の時代

愛を探す気になれるだけましか

赤面の恥態

蒼白な悪行

反省は己の為にするものだ

おいおい

もっとまじめに生きろよ

2010/09/16 (Thu)

[390] アキアカネ
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盛者必衰の理を

如実に現す季節を眺め

隆盛を期した虫の音に

早くも終焉を感じずにはいられない

無ではなく

有でもない

朧気な輪郭を示す眼前の世界には

ただ在り続ける使命を背負い

繰り返すために繰り返す

その人の性にも似た存在の

ただの一辺が転がっているに過ぎないのに

2010/09/14 (Tue)
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