本当にあなたに非はないのに
『あなたは悪くない』って言葉で
自分をなだめる


あたしは弱虫。

限られた空間で見る
　無限大の世界

ただ一つの後悔は
その世界に触れられなかった事ではなく

その世界を見付けられなかった事


思い出すのは
窓一面に広がる無限の山

大好きだという事にも気付かずにいた

　その景色。

　その校舎。

すぐ隣にある問題にずっと
背を向けて歩き続けてきたくせに

この痛みはどこから来たのか

探しているバカなあたし。

あなたの心は
私に発する何色もの言葉

それ以外に知る術はない

だから
バカみたいに信じていようと思う

これ以上汚れない程汚い手でも

意地でもキレイなものだけ

信じていようと思う

見るのはアタシ
　　聞くのは私
感じるのも全て私自身だから。

『家族は？？』
って聞かれたら

パパとママ
じーじやばーば

そしてアナタ。

私は迷わず答えるでしょう

平気でウソを吐くキミと
平気で知らないフリするあたし。

どっちがズルイ？？

いつの間にか混じわる事なく一色で
歩き出した

キミのカラーとあたしのカラー

始まりの先も、終わりの先も
遠すぎて見えないけど

ただ確かなのは
ココは真ん中だという事

そして最後に気付く


遠くて見えなかったのではなく
手が届かなかったのではなく

始まりから終わりまで

全て一緒に歩んでいたんだって…

心が洗い流される瞬間は
何度だって訪れ

そしてまた
何色とも言えぬ色に染まり

気付く頃には手におえぬ程…

正解、不正解ではなく
本物か偽物かを見極める力や目

その力や目が本物か偽物か見極めるのは一体誰？？

美しい物に感動を覚えた

その中身がどんなに汚れていようと
目に映るそれは美しい

それこそ本物だと
私は思うの

きっと、
あたしらしくしていれば
キミがどんな彼女を理想としようと

あたしは他の誰かになろうとせず
キミも、そんなあたしを
好きになってくれるんだろうね…