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香奈の部屋  〜 新着順表示 〜


[435] 愛しさあまって憎さ百倍
詩人:香奈 [投票][編集]

腐ったらしい歌
書いちゃったりして

『会いたい』とか
『恋しい』とか
伝わるわけも無いのに

まぁ
伝わんなくって
いいんだけど


腐ったらしい歌が
今じゃ歯がゆくて

『抱き締めて』とか
『側にいたい』とか


できるわけないのに
できなくていいけど



それでも
時よりアンタが好きなモノ見てはにかんで

馬鹿っぽくったら
ありゃしない



愛しさあまって憎さ百倍


ふざけんなとか
言ってやりたい
今度会ったら
言ってやろう


まぁ会えるかも
わかんないんだけど




ほらまた
腐ったらしい歌
書いちゃってる

2006/09/28 (Thu)

[434] 
詩人:香奈 [投票][編集]

ねぇ君は
あたしと
連絡を取らなくても
繋がっている仲だと
思っているの?


そんなの
あたしは感じ無い


じゃあもしも
あたしが君に
これから
一か月二か月
何も与えなかったら
待っていれば
君から
与えてくれる事はあるの?


いつもあたしが
君に手を伸ばすの
ねぇ
待っていれば
君もあたしに
手を伸ばすの?


繋がりを求めているのは
あたしだけかもしれない


もうこんな細い糸


手放せばいい


だけどもう
この手は

あたしの
今の気持ちとは
裏腹に


しっかり掴んでいて

どんな事をしても



放そうとはしないの


放したら
後悔するあたしを

この手は
知っているから


2006/09/23 (Sat)

[433] 「寂しい」
詩人:香奈 [投票][編集]

寂しい想いだなんて
一番したくない
誰かと
繋がっていたくて
手を伸ばす


でも伸ばす先は
あたしをしっかり
掴んでくれるだろうか

躊躇し

そしてもっと
寂しくなる



寂しさは
いつ消えますか

寂しさだなんて
一番感じたくない
寂しさを
思ってしまうのは
あたしがまだ

子供だから?




そう言って
寂しさを
隠そうとする君


子供とか
大人とか


そんなんで
区切るモノじゃないよ

子供も寂しければ
大人も寂しいのよ


寂しさを
隠しちゃう方が
寂しいじゃない


寂しかったら
寂しいって思って

泣いたっていいんだよ

2006/09/22 (Fri)

[432] あたしの不安要素
詩人:香奈 [投票][編集]

最近お父さん疲れ気味?


昔起きた
今のトラウマが頭に過ぎった




『疲れてるんじゃなくて、つまらないのよ。』


何が?



『この家庭が』






お父さん…他の女の人の事を気にしてるの?




オカアサンジャナイダレカヲ





怖くって
怖くって
必死に必死に
お父さんを
この家庭にいて
楽しいって思ってくれるように
毎日毎日毎日毎日
頑張って精神ズタボロでタバコもはじめて
お父さんとお母さんが喧嘩したら
間に入って泣きわめいて
ごめんなさい
ごめんなさいって
あたしがあやまった


今思えば
あの頃の記憶が無いのは
それほど
必死だったからだろう


頑張って
ようやく落ち着いた今
昔よりもすごく仲のいいお父さんとお母さん


あたしの今の幸せと
不安要素は
これだけ


どうか壊れないで



今でも毎日毎日
気付けばお父さんの調子伺ってて



そして今日
お父さんの調子を伺って
大丈夫だと安心した束の間
大した事じゃないけど
怒られた



アア
お父さんの機嫌悪くしてしまうのは

アタシダッタンデスカ?



ごめんなさい
ごめんなさい
怒らないで
いいの
大丈夫
あたしが消えれば
そうだよね


あたしが
死んじゃえば――――


思ったら泣いていた
涙ぼろぼろ出して
泣いていた


手を伸ばせば
タバコはある


たくさん
吸おうか



黒ずむまで




お父さん
お母さん
ずっと仲良しでいてね



あたしはどれだけ
ズタボロになってもいい


神様


あの二人は


ずっと仲良しでいますように
あの二人を
幸せにしてください




それがあたしの
今の幸せ

そしてタバコに火を灯す

2006/09/13 (Wed)

[431] お疲れ様
詩人:香奈 [投票][編集]

毎日がむしゃらで
明日なんて
考えてられなくて
不安でいっぱいの毎日さ
今に一生懸命な人等
まぁ僕も
その中の一員なのかはわからないけど

ねぇなんだか疲れ気味?
そんな事無いって…?

あぁそう
じゃあこれから
僕が言う事は
独り言だと思ってくれ

投げ出したくなる時って
あるよね
うまく笑えないとかさ
色々が大変で
あぁきっと
そう
疲れてるんだよね

毎日不安でいっぱいで
それでも
一生懸命
一歩一歩踏み出してる

頑張ってるんだね



え、そんな事無いって…?だからこれは
僕の独り言




疲れたらさ
休んでいいんだよ
ホラ今日も一歩一歩
頑張ったでしょ?
え?今日は何歩か下がったって?
それはまた疲れただろ?後ろに下るだなんて
結構辛いじゃないか
後ろは見えないからね
怖かったろう

お疲れ様

今日はもう休もうか


また明日
がむしゃらに行こうか

また後ろに下るかもって
そんな事心配しないで
あぁだって
君は頑張ってるじゃないか


だから
今はおやすみ

疲れたら足休めて
今日がむしゃらに行った分
足を休ませよう



おっと…
だからこれは
僕の独り言

2006/08/30 (Wed)

[430] 割れた置物
詩人:香奈 [投票][編集]

あの子がくれた置物は
割れた赫い赫い
ハートの硝子
誰がどうして
こんな形に
デザインして
造ったのか
そんなの
くれたあの子もしらなくて


破片が危ないと
何度か思った


ママとパパが
良く言ったわ
あなたは愛されて
育つのよって

だけど
ねぇママ
愛されるって
どういう感じ?
だって
今はクマさんも
ウサギさんも
私の側にいないのに

今私の側には
紙で造った
黒ネコさんが
手首のキズに
キスしてくれるのです


いつでも目に入るように
部屋の中央に置いた
割れた赫い赫い
ハートの硝子
どうして
あの子はこれをくれたのか
全然知らなくて
ただただ
眺めていたの

時々手を伸ばして
触れてみたり


ママとパパに
怒られたわ
あんなものを
置いちゃ駄目だって
危ないんだから
捨ててきなさいって

だけど
ねぇパパ
捨てるだなんて
できないよ
だって
もらったんだもん
破片は確かに
危ないけれど

今も良く目に入る
飾った訳でもない
ただの置物
なんだか少し
目障りかな



ねぇもしかしたら

割れた置物
じゃなくて

元々は
ちゃんとした
ハートだったのかも
しれない



ジャア
ナンデワレテルノ

ママとパパに
褒められた
偉いわねって
ちゃんと言われた事
できたわねって


だけど
ねぇママ

流れてるの
止まらないの

そしたら

ママとパパが
良く分からない事
を言ったわ



それは透明?
それとも赫い?


分からないから
部屋に戻ったの

だけどやっぱり
そこには
クマさんも
ウサギさんも
いないのね


今私の側には
紙で造った
黒ネコさんが
手首のキズに
キスしてくれるのです

キスしてくれるのです

2006/08/21 (Mon)

[429] かくれんぼ
詩人:香奈 [投票][編集]

ねぇ皆
かくれんぼで遊ぼうよ



 ナニヲ モトメマスカ



じゃあ
ミキちゃんが鬼ね


 ダレヲ モトメマスカ



いーち にーい さーん…



   ミエナイノ…?


さーんじゅう……行くよー



  アノコハミエルノ?



……ジュンちゃんめっけ



     ホラ



河野さんめっけ



  アタシノコトナンテ



ユイちゃんめっけ



  ミエテナイジャナイ



…香奈ちゃん
見つからないね



 ポタポタ ポタポタ



あっち行って見よ



 オチルハ ナミダ


いないね



    ネエ



帰っちゃったかな



   アタタカサヲ



…もう



   シリタイノ



帰ろっか



  ミツケテクレナイノ



えみちゃん何してるの
早く帰ろ



   サヨウナラ?




   サヨウナラ…






     あ





香奈ちゃんめっけ



  ダレガミテルノ





     ダレガ
  ミツケテクレルノ

2006/08/16 (Wed)

[428] 通学路〜別れ〜D
詩人:香奈 [投票][編集]

時間が止まって欲しい
そう強く願わずには
いられない日が
近付いて来た
それは『別れ』という事の
卒業式
別れを感じ
させないような
いつもどうりの
皆の明るさ
携帯取り出して
皆撮りあってたね

携帯の
データーボックスを
久しぶりに
最初から見たら
懐かしい僕らが
たくさんいた

でも本当は
この時の為に
撮ってたんだ
会えなくなる
この時の為


思い出なんかに
したくなかった
思い出として
残す為に




坂道にそって
転がる小石
風に乗ってどこかへ
飛ぶ葉っぱ
流れに沿って
道に沿って
転がりながら進んだ
飛び回って進んだ

僕らの道はもう
切り開かれているよ
だけど皆風に吹かれてバラバラさ

ねぇちょっとでいい
時間をくれよ
どうしたんだい
立ち止まって
こっちを向いてくれ



もう
お別れなのかい

そうだね

仕方ないもんね

だけど
さよならとか
バイバイとか
言わないでおくれ

『またね』って言って

手を振ろう
また会える
また会おう
あの頃の僕等は
今でも同じさ


川の流れにゆられて
泳ぐ魚達
時計に急がされ
歩いて行く僕ら
流れに沿って
時に沿って
流されたりして進んだ
急ぎ足で進んだ

時間は待ってはくれない
僕らの足は止まらない
ホラ見えて来た
分かれ道


そうだね
ちょっと立ち止まって
振り返って

『またね』
って


手を振ろう


2006/08/11 (Fri)

[427] 通学路〜告白〜C
詩人:香奈 [投票][編集]

あれは確か9月
いつかの金曜日
だったかな
好きになって約一年
告白しようと決めた日
メールでしようか
直接言おうか
迷ったよ
でも自分に頑張れって
言い聞かして
顔赤くなりながらも
直接告白した

結果
駄目だったけれど
それからの私達は
更に仲が
深まった気がしたよ


そういえば
君も顔赤かったね
直接言ったのって
君が初めてだったんだよ



いつからか
休み時間の集まり場は
ベランダになってた
はしゃぎ場であり
悩みを打ち明ける場であり
のんびりする場であり
お昼ご飯も食べた場だったね
今じゃどうだろう?
誰が使っているのかな
誰があそこで悩みを言ったり
皆ではしゃいだりしてるのかな

あの子とのタバコ吸い場になったっけ
あの人と馬鹿な話ししてたっけ


それから
皆でお花見したり
またカラオケ
行ったりしたね
それに
友達とケンカしたり
仲直りしたり
悩み言ったり
悩み聞いたり
色々あったね
コンビニで皆の前で泣いたりしたっけ

教室でも泣いたりしたっけ

放課後は意味なく残って馬鹿な話ししてたっけ

いつも馬鹿みたいに話しして
いつも馬鹿みたいに笑って
いつも馬鹿みたいにはしゃいで
いつもいつもいつも


あの頃の事は
夢じゃないよね
見て
触れて
感じて
信じられるモノが
確かにここにはあったんだ
皆がいる
それだけで嬉しい

『幸せ』
あの頃の僕には
この言葉は簡単に言えたよ
心から幸せだと思った

2006/08/11 (Fri)

[426] 通学路〜進級〜B
詩人:香奈 [投票][編集]

初めての学校の友達ん家へのお泊り会
一人暮らしの友達ん家に
全員で4人で泊まった
カラオケも行った
上手いって褒められて嬉しかったよ
夜はゲームとかして
遊んだ

夜中はずっと喋ったっけ
あの子は疲れて寝てたっけ

それから良く
友達ん家に泊まりに行った
3人で泊まったり
時には2人で泊まったり
夜更かしで
寝不足になったけどけれど
それが楽しかったんだ
夜はいつも一人なのに
友達と今日は一緒にいる
という感じが大好きだった
今でも同じさ


あの子の家が好きだった
あの人達とまた泊まりたい


学校でお馴染みの席替えは
いつになっても
ドキドキもの
思い出してみれば
やり方は
くじ引きだったのに
何回も好きなあの人と
隣りになったな
今もまたしてみたいね
ホワイトボードに
名前書いて
クジ箱に手ェ
突っ込んで
自分の数字確認して
さぁ誰が隣りかな


自由席にしたかったね

席替えって結構
重要だよね



ついにきた進級製作
今自分の持ってるモノを
全てぶちまける
正直自分の進級よりも
友達の進級の方が
気になってたな
発表日にいち早く
学校について
いち早く見た結果

良かったって抱き付いた

その後皆でカラオケ行ったね


初めて行った男女皆でのカラオケ
合う部屋部屋が
無かったんだよね
人数多かったからね
結局2組に分かれて
決めた時間が来たら
シャッフルタイムしたね

あの子があの人の服きて部屋にきて笑ったっけ
あの人の歌い方が面白くて皆で笑ったっけ


2006/08/11 (Fri)
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