ホーム > 詩人の部屋 > beetの部屋 > 投稿順表示

beetの部屋  〜 投稿順表示 〜


[121] 果たしてこれでよかったのか?
詩人:beet [投票][編集]

散々悩んで 結論を出したはずなのに

もう吹っ切れた筈なのに

どういう訳か 悩みから抜け出せない


君の事 きっぱり忘れようとしているのに

思い切って別の人にアタック掛けてるのに

何だろう この後味の悪さ


人の気持ちなどお構いなしに

平気で人を傷つけるくせに

二言目には自分の事しか言わないくせに

平気で別な男のことを口にするくせに


何でだろう こんな嫌な奴なのに

決して頭から離れる事はない

身勝手で

自分勝手で

無神経で


でも 好きなものは好き

悔しいけれど 好き

認めなくないけど 好き

憎らしいけど 好き


でも

今更どうしろって言うんだよ

もう取り返しがつかないのに


一体俺は 何をやっているんだろう。

馬鹿みたい


好きでもない女にちょっかい出してみたり

目の前にいるのに わざと無視したり

馬鹿みたい


果たしてこれでよかったのか?

分からない

分からない

今でもどうなるか分からない

これから先何が起こるのか

考えられない 考えたくもない

一生立ち直れないほど

好きかもしれない女を

あえて振った

自分のちっぽけなプライドを守るために


俺は現実と理想の狭間で

苦しみ続ける 間抜け野郎

自分が納得できず

相手を否定する事しかできない

くだらない 間抜け野郎


そんな小さな事のため 

果たしてこれでよかったのか?

いつになったらこの答えはでるのか?


苦しく長い 眠れぬ夜が続くばかり

早く楽にしてくれよ




2009/01/19 (Mon)

[122] 歩み続けること
詩人:beet [投票][編集]

今まで 多くのヒトと出会い

時には笑い

時には怒り

そして 時には裏切られ

袂を分かった


誰のせいでもない

全て自分だけのせいでもない


そんなことを考えながら

ひとつのことに剥きになる自分が

何だか懐かしくさえ思える

ただ

理屈は分かっていても

自分は人間という不条理な生き物だから
ふと寂しく思う

皆 目先のことだけ考えてしか生きられないのか、と

でも 明日はまた来る

僕が死んでも

地球上のどんな生物に生死が訪れようとも

地球という星の営みが続く限り

また明日が訪れる


これから どのような 楽しみが

これから どのような 苦しみが

待ち受けていようとも

決して 怯まず

決して 力まず

歩き続けたい


時には 立ち止まることも

時には つまづくことも

全て投げ出したい と思うこともあるだろう

でも

どれだけ つまづいでも

どれだけ ゆっくりでも 最後まで
歩み続けたい


つまづくことは

恥ずかしいことではない

立ち上がらないことの方が

もっと恥ずかしいこと、だろうから


どんな状況に置かれようとも

決して自分を見失うことなく


未熟者は 未熟者なりの 歩み方をしてみたい


俺らしく

自分らしく

2009/02/15 (Sun)

[124] 夜10時過ぎの通勤電車
詩人:beet [投票][編集]

誰一人 気付かれることなく
独りむせび泣く
夜10時過ぎの通勤電車


2日間待ち続けた
愛しき人からの
メールの返事は
ついになく

彼女はあいつの腕の中

考えたくもない現実だけが自分の前に覆い掛かり

狂おしいほどの孤独とやり切れなさでむせび泣く

分かっていたことなのに 何故こんなに苦しいの?

分かっていたことなのに
このやり場所のない苛立ちは何?

人って信じちゃいけないの?

目先の男がそんなに大事なの?

ついこの間まで普通に話してた俺を無視するの?


この歳になって
人目をはばからず
涙がこぼれて止まらない

表情が作れず 何の為に生きるのか
何の為に恋愛などするのか


独りむせび泣きながら 虚しく家とひた走る

夜10時過ぎの通勤電車


振り切るのさ もう
この俺は

今更元に戻れないから

2009/02/25 (Wed)

[125] サンキュー
詩人:beet [投票][編集]

嵐のように駆け抜けて

色んな事があって

結局何も得られず

あいつも お前も

気づかないうちに

駆け抜けてゆく


絶望した事もあった

また前のように

誰の事も信じられず

心を閉ざしそうになった


でも お前と繋がれた事は

俺のすべての疑問

欺瞞

憤り

全てを溶かしてくれて

長い間ずっと思い続けていた

元の自分に戻してくれた

決して大げさでなく

今まで生きてきて

一番感動したことで

人を少しだけ信じてもいいかなって

思わせてくれたお前に

すごく感謝してる


ただ なぜ人はそんなに行き急ぐのか

俺にはわからない

1年棒に振ってでも

分かり合える時間をかけてもいいのに

なぜそんなに生き急ぐのか

俺には分からない


楽しい時間は短くて

いずれお前も

俺の元を去る


でも 今度は泣かない

俺に勇気と喜びを与えてくれたお前が

胸を張って

私の好きだった人ですと言えるような

そんな自分でありたい

私の好きだった人は

本当に男らしいって言わせてみたい


頑張れよ

もう二度と戻ってくるなよ

そして、本当に


サンキュー


2009/04/20 (Mon)

[126] ストイック
詩人:beet [投票][編集]

ストイック

ストイック


何のための

ストイック


誰のための

ストイック


何のための

ストイック


我慢は本当に

自分のためになるの?

見栄は生きてく上でそんなに大切なの?
孤独がそんなに嫌なの?

独りぼっちが怖いから目先の安心がそんなに大事なの?


不安で夜も寝られないの?


やっぱり俺にはわかんない

分かりたくない


安っぽい目先の安心
安っぽいうわべだけの愛情

嘘で塗り固められた絵に描いたような笑顔


俺にはいらない

必要ない


誰かの安心や

勝手な思い込み

エゴ

押し付け

自己満足

全部必要ない


拒否と選択

その先にあるのが

ストイックと言うなら


俺の存在そのものが
ストイック


決して負けない

ストイック


妥協を許さない

ストイック


時には辛い

ストイック


血も涙も

良心もある

ストイック


でも

何のための

ストイック

2009/05/14 (Thu)

[127] よく晴れた 初夏の朝
詩人:beet [投票][編集]

疲れているのに 寝付かれない

もっと 寝てていいのに ふと目覚めると 外は気持ちいいほどの晴天


こんな日よく晴れた日は 遊びに行きたいのに 何もできない する気もない


金もないし
何よりも君にもう会えない

失ったものの大きさを毎日感じ

早く忘れたいと思っているのに 忘れることができない

孤独でいるのが耐え難く 独り風に乗る


行く宛もないのに
ただ 気休めで独り雑踏に紛れる


この空と同じように
僕の心を晴天にしてくれることを願いながら

どういう訳か
もうじき梅雨だと言うのに

用事のない時に限って気持ちいいほど晴れている


そして僕は独りぼっち

2009/05/20 (Wed)

[128] 年齢
詩人:beet [投票][編集]

若さは未熟さだと

ずっと思ってた

若さは勢いと

軽薄さだけだと

ずっと思ってた


でも

若さは純粋さと

エネルギーを持ち

年を取った人たちのように

計算高くなく

一途さを併せ持つって

ようやく気付いた


決めつけは

人の視野を狭くする

人の価値は年齢で決まるものじゃない

2009/05/22 (Fri)

[129] TAKE IT EASY
詩人:beet [投票][編集]

ずっと焦っていた

ずっと振り回されてた

自分はマイペースと装っているくせに

そのくせ いつも人の目ばかり気にして
でもようやく馴れた

多分一時的なホームシックみたいなもので

孤独が怖くて怯えていたんだと思う

でも心のダイエットが済んで

ようやく自分を冷静に見つめることができるようになったと思える


また怯えることも

取り乱すこともあるだろう

弱い人間だから


でもその時は

自分に言い聞かせる
『気楽にいこうぜ』って


人生そのぐらいのゆとりを持って歩みたい


できなくても

その気持ち

忘れずにいたい


そんな自分でいられれば

自分の周りに

笑顔が自然と集まってくる気がする


きっとそうだよね

2009/05/24 (Sun)

[130] 満足
詩人:beet [投票][編集]

永遠にない

満足してしまったら
それ以上の前進はない

2009/05/24 (Sun)

[131] 梅雨前夜
詩人:beet [投票][編集]

湿っぽく肌寒い闇夜
見上げる星空の下

頬をかすめる薫る風とともに鳴り響く車の音に紛れ

かすかに聞こえる
虫の鳴き声に耳を澄ませる


その音色はまるで
迫り来る夏に喜びを讃えているかのようで

季節の移り変わりを感じさせる



果たして
今年の夏は
僕に何を運んでくれるのだろうか


暑さか?

熱さか?


それとも


「熱狂」か?

「絶叫」か?


「発狂」か?




行く先は「未知」



やがて

夏はもう間近

2009/05/28 (Thu)
162件中 (121-130) [ << 11 12 13 14 15 16 17
- 詩人の部屋 -