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pereo。の部屋  〜 投稿順表示 〜


[124] ひとつ
詩人:pereo。 [投票][編集]


流れる景色から目を外し

どうでも良いと呟いた


最期はどうせ独りだし

永遠なんてどうせ幻想



抱きしめる腕が痛いよ

一つにはなれないのに


どうせ死ぬならこのまま

朝が来なければ良いのに


一つになれれば良いのに

2010/09/07 (Tue)

[125] 刹那主義
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明らかな嘘はいらない

今のわたしを愛して


甘い台詞などいらない


もっと近づいて

もっと抱きしめて

もっと感じさせてよ

二人が二度と離れないように



不確定な未来などいらない

今のわたしだけ見て


細かい前置きなどいらない


もっと近づいて

もっと抱きしめて

もっと感じさせてよ

二人が二度と間違わないように

2010/09/07 (Tue)

[126] ある男の話
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不条理な檻と不自由な鎖


それを嫌がったある男は


ある日ついに逃げ出したのです





見たかった景色を見るために


走って 走って...





どれだけの時間走ったのでしょう


走り疲れた男は


見たかった景色を見ると


静かに死んでしまったそうです

2010/09/08 (Wed)

[127] いっしょ
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生がスタートで

死がゴールなら




目的地は決まってるね


ただ進むだけも良いけどさ




どうせなら君と手を繋いで。

2010/09/08 (Wed)

[128] 幻想
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沈まない夕日

きらめく水面


夕日が海に溶ける頃


沈みゆく意識

溶けていく体


全てが溶け合う世界で


漂っていたい

漂っていたい

2010/09/09 (Thu)

[129] 時間と永遠
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砂粒が落ち始めた時

人は時間を意識した


落ちる砂粒が減った時

人は永遠を望んだ




なんだ

初めから永遠なんて

無かったんだね

2010/09/10 (Fri)

[130] 等身大の幸せ
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わけも分からず生き続け

目的地も分からないまま


身に着ける物が多くなって

たどり着いたのは現実



それなりに上手く選んだ

身の丈にあった幸せを



小さい頃見てた夢なんて

今は見るひま無いけれど


ここから見えるこの空も

悪くは無いさと呟いた

2010/09/10 (Fri)

[131] トラウマ
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雨の静寂

薄くモノクロ


サイレン

焦燥

古傷


忘れたはず


雨の静寂

薄くモノクロ

2010/09/10 (Fri)

[132] to me
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自分を認めて

一人で生きれる程

強くは無いでしょ?



何をしたのか知らないけれど

愛されることを許して


どんな罪かは知らないけれど

優しくされることに慣れて



ゆっくりでいい



自分を認めて

一人で生きれる程

強くは無いでしょ?

2010/09/11 (Sat)

[133] 正常
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本当の憎しみを知ったときに

人は静かに壊れるのでしょう





間違いですか?


哀しいこと?







...壊れた僕を許してよ

2010/09/13 (Mon)
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