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[195933] 秘密
詩人:ゆぅ [投票][編集]

どうしても
男の子が欲しかった

けれど、
もう諦めるわ

望まれて、
望まれて、
産まれてきたのは三姉妹


19年前の夏の日
堕ろしたのは男の子

きっと男の子は
あの子以外には産まれない

わたしには分かる
だけど
誰も知らない


墓場まで
持っていく、秘密

2019/08/25 03:12



[195932] ごめんね、ミーコ
詩人:ゆぅ [投票][編集]

感情的になったあと
ジンジンする掌を見つめて
ふと醒める

痛いのはあなた

あなたの涙

我に返っても遅い
それでも
抱きしめずにはいられない

あなたを
笑わせたいのに…

顔色伺わなくていいんだよ
ごめんね、ミーコ

2019/08/25 02:16



[195930] 
詩人:令和も高級スプーン [投票][編集]

振り返れば
あなたも見ている
それはとても
理想的な関係だと
思っていたのは
片側だけで
深淵を覗いても
誰もいない
誰にも見られない場所にある染みを
ガリガリと引っ掻いて
取れない取れない取れやしない
淀んだ気持ちの先に
あなたが居ないなら
次はわたしが沈む番
誰か覗いてくれないか
消えてしまった片割れの代わりに

2019/08/24 02:15



[195929] 生きていくには
詩人:音無詞 詩(元 小さな貝がら) [投票][編集]

誰かに褒めてもらいたかった
誰かに認めて欲しかった
何かの形で

でも自分なんか
何一つ魅力すらなく
才能もない

でも生きていくには
ここに居るって伝えたくて
何かの形で

それが私にとって
詩だった

下手でも
自分を表現出来る
ただ一つの物だった

By 音無詞 詩
2019年8月作

2019/08/23 17:36



[195928] いっく 認識
詩人:ロマンス [投票][編集]

 
 
悪かった


おのれ認めず殺す瞬間(とき)


脳も心も人として死ぬ



―ロマンス―

 

2019/08/23 06:47


[195927] オクターブの叫び
詩人:リリー [投票][編集]

最初の文字が既に
静脈から引かれた血液の様に
急激に
身体から
色彩を奪って
時間や思考すら
ちぎられたようで
今までの
私の人生が何だったのか
振り返ってしまった

きっとそこで一度終わったのでしょう
落ちた砂時計を
ひっくり返して
再び動き出した世界は
自分の望むものではなかったけど
誰かの望みだったのだと
諭す別の私が居る

魚の骨を綺麗に残す様になって

タバコの匂いが苦手になった

ベルベットが印象になり

カフスの変化に気付いてしまう



本当に吐き気がする




誰かの呪い
誰かの望み
私の希望

きっとそう
何が正しくて何が正しくないかは
誰も分からないけど

今の私を私は嫌いだということは
わかる。

2019/08/22 22:14



[195925] いっく 養老
詩人:ロマンス [投票][編集]

  

夏バテが


2週間も続いたら


医者に行くのが
恐くなるよね、



―ロマンス―

 

2019/08/22 17:49



[195924] 
詩人:EASY [投票][編集]

シャボン玉を飛ばしてる
とても小さな男の子

雲のない空に飛ぶ
とても大きな飛行機と

それを仲良く醸し出し
蝉を上手に鳴かせてる





2019/08/21 19:09



[195923] ひみつの花園
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


連れていって 悲しみのない
そんな 幸せな世界へ
連れていって 争いのない
夢にまで見たあの世界へ

四畳半のアパート
薄い壁だから声は丸聞こえ
笑うことさえ許されず
泣くことさえ許されず
時代に似合わぬ不自由な暮らし

ひみつの花園は どこにあるだろう
僕が欲しいのは生きていると
感じるささやかな生き甲斐

それだけだ。





2019/08/21 18:00



[195922] 愛してる
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


僕が君を思う気持ちを
どんな言葉にすればいい
鉛筆を持った手が
愛してると書いたまま
そこで止まっている

本を読んでも 歌を歌っても
大切なことは 見えない 聞こえない

自分の目と足で確かめなければ
わからないみたいなんだ

愛が何かをわからないまま
いつの間にか誰かを愛していた
愛されていた 

君の好きなところも君の嫌いなところも
すべて愛してると言いたいんだ
ただそれだけを伝えたいためだけに
寄り道しながらわざと遠回りしている

君が僕を傷つける
理由は知らなくていい
僕が君を傷つける
理由だけ知っていれば

傷跡に涙が落ちるとき
優しさの使い道を思い出す

使用目的なんてない
取り扱い説明書を読まずに

君の下手くそな笑顔が暮らしにあるだけで
どんな悲しみだって向こうから逃げてく
伝えたいことは多分何もない
ただ話す口実が欲しいだけ

愛してるなんて 
きれいな言葉で幕を降ろしたいだけ。


2019/08/20 18:51
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