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里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[131] 儚い夢 付き纏う現 滑稽な私
詩人:里雨夜 [投票][編集]

夢を見た

ひどく幸せな夢だった



現<うつつ>を見た

何も変わらない現だった





願った

夢が現になることを


祈った

現が夢であることを
















強く願い続けた

2008/02/25 (Mon)

[132] こぼれるモノ
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思い出が色褪せるよりも

記憶が遠のいていくよりも

速いスピードで



僕は人間味を失っている





過ごす時間に比例して

暮れる日の如く穏やかに



僕の感情は擦れていく




いつか僕は

人間ではなくなってしまうのだろうか

2008/02/25 (Mon)

[133] 強さを...
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信じることの強さを教えて



僕はもう
君のように純粋ではない

僕は知ってしまったから




世界は優しくないことを












君は

一途で

人に
生きることに

一途で

疑うことを知らないみたい







どんなに傷つき
どんなに傷つけられても
君は信じ続ける




それが君の強さなんでしょ







これからもそんな君でいて








そして


信じることに臆病になった世界に













信じることの強さを教えて

2008/03/09 (Sun)

[134] 熱はないのだけど...
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気管支が広がった
肺が呼吸を拒む
吸うよりも吐く方が楽だ



左胸が痛い
左腕が重い
立っていられない




世界が遠くなる
脳が思考を放棄する
生きることが辛い













風邪だったはずなのに

2008/03/12 (Wed)

[135] もし叶うなら
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霧のような白と

白っぽい水色が

交ざり合う空













永眠(ネム)りたい




なりたい

2008/03/18 (Tue)

[136] サヨナラのために
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記憶に想いを押し付けて
今日も僕は笑顔を纏う

「因果応報」だと
後悔が痛みとなって訴えても

空虚な元気で丸め込み
今日も僕は笑顔を纏う






君の想いも自分の心も
知っていて
君の手をとれなかった

だって

それ以上に知っていたから
自分の儚さと愚かさを



そして

君は僕を忘れた
君は恋を失った

僕は安堵した
僕は傷付いた



僕は知っている
自分の儚さと愚かさを



だから

君が笑っていられるように君が古い恋を思い出さないように











今日も笑顔を纏う

2008/03/19 (Wed)

[137] 絶対に…
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君は

人が一人で悲しむのは厭うのに

独りで泣くんだね



強がって
虚勢張って
背負いこんで




ずるいよ


気付かないと思ってるの?

何も言わなきゃ分からないと

思ってるの?





分かるよ

はっきりとはいかなくても何となく分かる


君が
苦しんでいること

君が
悲しんでいること






君は勝手だね

一人でなんでも決め込んで独りで行動してる



だから
僕も勝手にするよ


君が嫌がっても
君が拒否しても



もう
君を独りにはさせないから

2008/04/20 (Sun)

[138] ラストスパート
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加速していく

゛最後の瞬間゛にむかって

゛三年間の成果゛のために




加速度をあげて突き進む

2008/05/04 (Sun)

[139] 軌跡の奇跡
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僕が紡いだ言の葉は



たとえ
君のもとに届かなくても





いつか言霊となって
誰かのもとに届くのだろう











僕の心の欠片が
誰かのもとへ届く奇跡



信じて紡ぐ
信じて託す










言の葉に

2008/05/19 (Mon)

[140] ヒト
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すべてを受け入れられる
なんて寂しい嘘




すべてを拒み続けられる
なんて思いあがり







人は

思っているほど
寛容でないし

思っているほど
独りじゃない




なぜなら

それが
世界の哀しいしくみだから

2008/05/21 (Wed)
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