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リリの部屋  〜 投稿順表示 〜


[132] 雪かき
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仕事帰りの朝

誰も踏んでいない
積もった雪は
昨夜の寒さの余韻

膝まで
埋もれながら
我が家への階段を
目指す

これから仕事へと
向かうはずの
ここの住人達は
夢の中―

ならば道を
作りましょう
魔法のように

不細工な道を
見て
誰とも知らずに
歩いていく

真白な雪のように
眩しい笑顔で
良い1日を



そして
雪まみれの
ジーンズは
ストーブの前に―



2008/02/25 (Mon)

[133] アナタとゆう山
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「大好き」


何度も何度も

繰り返す




いつか木霊が

返るといいな―


2008/03/02 (Sun)

[134] 
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見なきゃいいのに

見たがって


知らなきゃいいのに

知りたがる



そうやって

勝手に怒って

傷付いている



厄介な生き物

それが私です―

2008/03/03 (Mon)

[135] ブログ
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私が見てないと
思って
書いているから
それは
本音だよね?


問うことは
出来ない


だって、私は
見ていない筈の
ブログだから―


2008/03/03 (Mon)

[136] 儚いモノ
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それは
枯れてしまう
花だったり
溶けてしまう
雪だったり…


限りある時間を
懸命に
自分で在り続ける

だからこそ
力強さを感じて
美しいと想うのか…


私の生き方は
美しいのだろうか?


2008/03/05 (Wed)

[137] 形無いモノ
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好きだとか
そんなの
よく
分からない…

ただ
君といたいだけ
その笑顔を
護りたいだけ

誰かが言った
「それは愛」
そんなの
どうでもいい

僕の心は
言葉で
現せるほど
単純じゃない…

2008/03/15 (Sat)

[139] 愛の滴
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心の波紋
静かに広がる

貴方が落とした
感情の小石
「好きだよ」
「好きだよ」と
甘い囁き…

心の少女
両手を広げる

貴方が落とした
想いの宝石
ひと欠片も
無くさないよう
この掌に…

2008/03/15 (Sat)

[140] お疲れ様
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昼眠る

明るい日差しを
遮光カーテンの
向こうに

ネオンの街で
お魚さんを相手に
レジスター


昼眠る

今日が何日かも
分からないほど
寝ぼけて

肩の痺れも
取れないうちに
レジスター


夢を抱いて
眠るより
アナタの温もりが
恋しいと想う
今日この頃です




2008/03/21 (Fri)

[141] この世の果て
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私の世界は狭い
だから
アナタさえいれば
いい

エゴイストな
こんな女の
この世の果ては
きっと
ひとりぼっち――

2008/03/21 (Fri)

[142] 四角い部屋
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軽い耳鳴りと
いつもの頭痛

周りが
見えない壁で
覆われたような
密着した空気の中

出口を探す手は
悪足掻き
発せぬ声は
泡の如く

それならば
じっと
うずくまって
来たる時を待とう

この四角い部屋が
もう少しだけ
広くなって
耳鳴りも頭痛も
去るまで


今は
そうゆう時期なんだ―

2008/03/25 (Tue)
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