詩人:愛 | [投票][編集] |
『自分なんか』って思っちゃだめだよ
人より少し劣っていたからって
人より少し頭が悪かったからって
『自分なんか』って思わないで
他人に何かを言われても
『やっぱりアタシなんか・・・』って思わないで・・・
自分の価値を下げる考え方しちゃダメだよ・・・
『自分だって』って思わなきゃ
他人に何かを言われても
『アタシだってそんぐらいできるよぉ!』
『やってやる!』
って前向きに考えなきゃ
『アタシなんか』じゃない
『アタシだって』にかえようよ
詩人:愛 | [投票][編集] |
私は家を飛び出した。
『あぁ、春だ。』
外に出て、一番の感想がそれ。
桜がキレイだった。
私の上でひらひらと舞うソレ。
その桜を見ながら私ただただ歩き続ける。
『お母さん・・・。』
歩きながらお母さんを思い浮かべる。
私のせいで傷ついただろう。
私は悪くないんだ・・・でも・・・。
私は拳を握り締めふり返りながら走った。
”好きでアンタの子供になったんじゃない!”
私は走った。息が上がってきたけれど。
”私なんか生まなきゃ良かったんだ!”
なんてひどい事を言ってしまったんだろう。
私は走る。桜が舞い散る中。
詩人:愛 | [投票][編集] |
あなたにおくりたい詩(うた)がある
それは
あなただけの詩
あなたのための詩
それは
すばらしい詩
感動する詩
勇気をふりしぼって書いた詩
だから
耳をすまして 聞いてほしい
あなたの為につくった詩だから
詩人:愛 | [投票][編集] |
ざぁー ざぁー
雨がどんどんふりつづける
ざぁー… ざぁー…
まるで私の心のよう
ざぁー ざぁー ざぁー
早く晴れてヨ
まったく晴れない・・・
どうしよう
お願い・・・
晴れて・・・
あーした天気になぁれ・・・・
詩人:愛 | [投票][編集] |
人を斬りました
この手で人を斬りました
穢れて汚いこの手は
洗っても洗っても穢れたまま
着物についた血
必死に洗いました
何度も何度も
色が落ちるくらい洗いました
でも
浴びた血の臭いが消えません
そして
心に浴びた返り血の痕も・・・
詩人:愛 | [投票][編集] |
ねぇ。
私たち色んなこと話したよね。
好きな人のこと。
嫌いな先生のこと。
その日の笑えた出来事。
悩み・・・。
私、貴女にしかそんな大事なこと言ってないんだよ?
ねぇ。
中学になって、私たち遊ばなくなったよね。
登校は一緒。
帰りはテスト週間とか、部活無かったら一緒。
でも、一緒に帰ろうって約束した日、他の子と一緒に帰っちゃったよね。
ずっと待ってたんだよ?
しょうがなく一人で帰ってたら、交差点でばったり会ったよね。
その時貴女は、『ゴメン、ゴメン!忘れてた!ごめんね!一緒に帰ろ。』って。
その日から私、不安になったよ?
私は貴女の何なんだろうって。
親友だと思ってた。
でも、貴女は私から離れていく。
悩みとか、相談は私にしか話せない、って・・・他の人は信用できない、って言ってたよね。
でもさ・・・信用してくれるのは良いけど、私は悩みを打ち明けるための者なのかな?
それはちょっと悲しいな。
ねぇ。
私とあなたの関係は?
詩人:愛 | [投票][編集] |
ただ ボールが貴方の方へ転がっていって
ただ ボールを貴方が返してくれただけ
なのになんだろう・・・
何でこんなに嬉しいんだろう
今度も貴方の方にボールが転がっていってくれないかな
詩人:愛 | [投票][編集] |
わかってるよ。
簡単に口に出していい言葉じゃないんだ。
「逢いたい」なんて、言ったところで何も変わりはしない。
―――それでも。
遠く離れていても、見上げる空は違っても、
私は貴方を忘れない。
想いは変わらない。
詩人:愛 | [投票][編集] |
また夏が来た
貴方はまだ帰ってこない
また私は貴方と約束した場所で線香花火をしているよ
貴方が残した線香花火
夏に一回火をつけて
先がポトンと落ちるまでずっとずっと見つめてる
でも
線香花火はあと一本
今日つけたら終わり
もしこの夏帰ってこなかったら貴方を待つのはやめよう
最後の線香花火に火をつける
先がポッと赤くなる
まるで私たちの思い出のようにいっきに大きくなって
あっという間に終わってしまった
線香花火はもう無い
哀しむ私
でも 後ろにはあなたがニコリと笑って立っていた