きらきらで、
きれいでしょ？













そう笑うあたしの笑顔が

偽物、だなんて





誰も気付かない。













本当、呆れちゃう。

永遠に枯れない花なんて
どこにもないように、



あたしもいつかは
朽ち果てるでしょう。













けれど、
“いつか”を迎える
その時まで
あなたの隣で花は揺れる。


そのことを忘れないで。

時間の中










海の底










月のうえ
















それは
















どこまでも綺麗に
















どこでも気丈に









咲いて



散る





















あたしは























あなたの為にだけ











咲いて



散る












花


















どうか、大切にして

もう手を離して。



じゃないと私、
ここから動けない。

感情を、
表に出さないことが
強さに繋がるわけじゃない。




あなたも私もね。

あたしの隣に君がいて


君の隣にあたしがいる







それは


風が吹くように
星が瞬くように
花びらが散るように




自然なことなの。

あたしは



ただ


声を殺して泣く。













この感情を、



あなたに気付かれるなんてあってはならない
ことだから。

愛も

夢も





この世界も。
















誰かが、
さみーって嘲ったら














全部








全部















意味のない、くだらないものになっちゃうんだ。



















あたし達は、
まだそんなふうに
曇ったり色褪せたりしてないよね？

ケーキのろうそくを


吹き消したら












秘密の場所へ、
２人で行ってみる？





















スィートで
キュートで
クラシカルで
艶やかで

ちょっぴりスパイシー













憧れちゃうのも当然ね















雲のうえ


羊を数える
ピーターパンシンドローム














涙がでたら

バラのはなびら





雪が降ったら

スノードロップ？

















くるくるまわりながら
地に堕ちる蝶と





真夜中のダンス









アン
ドゥ
トロワで










アラベスク

アティテュード

シェネ

パディシャ



それからピルエットも！















海と陸を混ぜて
わたしだけの絵の具








なんでも描けるわ















おなかがへったら
おかしのお家





ううん
ちがうの









お姫様は
おかしのお城















とびきりしあわせな物語
























あーぁ。
ベットから真っ逆さまで
終わっちゃった。

この手を、
振りほどくことなんて
簡単なのに。