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[196689] 紙ヒコーキ
詩人:理恵 [投票][編集]



その子との出会いが
始まりだった


正方形の薄い紙から
折って広げて、また折って


できた! って何喜んでるの!
元の私じゃないじゃない!


勝手に私を作り上げて
窓の外からポイッ


不安定に揺れて
いつ落ちるかわからないのに
あの子は楽しそうに笑ってるから


そうかそうか、
ならやってやろうじゃないの!


薄っぺらの翼でだって飛んでやる!
どこへ向かうかはわからないけど
尖ってなきゃやってらんない


空を切って
強い風が吹いたなら
流されたりなんかしない
とことん利用してやるの!


あの聳え立つ入道雲から
地獄みたいな雨が降り注いで落ち込んだって
また太陽が乾かしてくれる


そうやって飛んでくの
これが私が生まれたかたちなの!





2019.11.25

2020/06/06 04:38



[196688] せるふ
詩人:gof [投票][編集]

あい くるしいのうた
薔薇は うぃーあー
散歩するカップルのサンクチュアリ
微睡色した空に 翳した掌
憂いは 目に見えるものじゃなく
そう くるおしいのうた
音と言葉で 困難な感情さえも
せつめいなど求めず 紡いで仕舞おう
好きな声 好きな匂い 好きなシャンプー
いまにも救われてる
まぶたのうらで 果てない宇宙の裏側で
ところで 明日一緒に飲まないかい?

2020/06/06 00:54



[196687] 拝啓
詩人:250(悠) [投票][編集]

鶴の一声
ではなく
井戸の中で反響した
蛙の鳴き声に過ぎないのさ
よろしくどうぞ

2020/06/05 21:36



[196686] 笑う人
詩人:清彦 [投票][編集]

なんて


ははは


って





思い出したように笑う





そのとき




目の前が



どんな景色でも





世界の終わりでも







僕は







笑う




皮肉に卑屈に




すべてを許して



すべてを呪って

 


アホみたいな顔で






笑うんだ





2020/06/05 07:37



[196685] 君のお父さん
詩人:清彦 [投票][編集]

君のお父さんを

昔から尊敬している

あの頃は怖がっていたし

ちゃんと理由が言えなかったけど

つまり君を本当に大切にしてたからだと

今は自信をもって説明ができるよ



僕は弱すぎて

無責任このうえないからさ

屁理屈を着込んでさ

愛するということが

心だけでは済まないことが

わからなかったんだ



「空を飛べるような翼があったら」

ずっと憧れていた

そんな僕のことを

バカにもせず

「青空みたいだね」って

君は言ってた




君が手首を切るのは

痛みが欲しいとか

構ってほしいとかじゃなくて

僕が詩を歌うことと

あまり違わないと思ってる



最近タバコをやめられそうなんだ

君のメンソールの味を忘れるかも

君とのキスも

抱きしめた感触も

声も涙も顔も

忘れて生きるかもしれない


僕ら

違うどこかで

違う暮らしをしてても


空を見上げたとき

たばこの匂いがしたとき

昔の歌を聞いたとき


僅かに心のどこかに

お互いに静かに

生きてたらいい



翼はもういらないし

別に強くなくてもいい

いつか君のお父さんみたいに

大切な人のために生きるよ

2020/06/05 07:19


[196684] 終わ∣∫
詩人:清彦 [投票][編集]


す べ て は

妥 協 の 産 物



悲劇このうえない喜劇

なにもしないから


なにも起こらない


僕はすべてを

布団の中で感じる水槽の脳



あらゆる情報を司(つかさど)る

親指のみが、フレンド(Friend)か


聞こえるもの

見えるもの

立ち行くもの


こ の 通 り



ホ    ラ    !





よく見てご覧よ


これがわたしたちの人生



過ごす時間


過ぎゆく時間


景観は通過点の通過点の



瞬く間に青春は終わり


次の時代へと


渡すはずのバトンが

 落っこちて


この手にはない

 この手には、ない


なにもなかった

最初から


なにも




全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部!!!!!!!?



終了\(^o^)/


2020/06/05 07:13



[196683] アイ
詩人:清彦 [投票][編集]

随分時間は経ってしまったね

僕らはもう終わりだと思うかい

あのときから

僕の世界は変わったんだよ



暗闇をずっと見つめていたね

何かが見つかると思い込んで

すべては想像で創造なんだと

思ったこともあったね

いつだって君は

ここに居やしないというのに



聞こえてますか

僕の声が

あの歌を

口ずさむことがありますか

その時君は

どんな顔をしてますか

暗闇で見た景色は夢でした

微かに感じる

冷たいような

生暖かいような

風が過ぎ去っていく気配

確かに見た景色は夢でした




愛してる

だなんて

そんなのはただの言葉だよね


違う

いいんだよ

僕は君の痛みを憶えてる


暗闇の中で

僕には見えてたんだ

眩しくて

苦しくて

世界が崩れ去った


何度も僕は

うなされて悶ながら

また夢の中で夢から覚める

2020/06/05 07:24



[196681] トレーニング
詩人:アルバトロス [投票][編集]

寝不足 コーラを口に含んで
主に雑草が生えた原っぱにて

不機嫌 1分間に7回のまばたきをして
リズミカルに体を揺らす

右手は頭上に 左手は自由
できれば両足の脛毛は剃っておく

そうしたら空も飛べるはず
くそくらえな日常に蹴りをつけて
高く高く舞い上がれ

2020/06/02 22:24



[196679] 欲求
詩人:梅宮 [投票][編集]

夢を追えば実が廃れると言ったのは 誰だったか
周りの仲間たちが当たり前にこなしている暮らしを全て否定して
そこへ立つ事を背負ったのは 何故だったか
好きだから やりたかったのか
やらされたのか
夢は時に 追ったつもりが追われ
掴むはずが雁字搦めに捕われ
足元は暗い泥の中
光明もなく スポットライトなど夢のまた夢で
浴びても浴びても嘘っぱちだと叫ぶ
それでも手放せないのは
既に腐り落ちた社会性のせいなのか
それともその甘美な響きのせいなのか
報酬など 何処にもありはしないと もう解っているのに
夢に見る事をやめられない

いつか真実 本当のスポットライトの下でーー

2020/05/31 19:06



[196678] スターレイン
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


輝いていたろう?
わかっていたろう?
窓の外に流れ星の雨
きれいだろう?
見えるだろう?ねえ
時間はぴったりだ

僕はきっと君にばかり
見とれてしまうんだろうな
そんな企みも君に見せてしまいたい

僕ってこんなロマンチックだったかな
思い通りの明日なんていらない
予定調和なんて蹴り飛ばして
見えない明日を手探りで歩こうぜ
転んだ痛みはきっと宝物。




2020/05/31 17:36
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