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猫の影の部屋  〜 新着順表示 〜


[407] 旅。
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生き切ったそこに何があるなんて

考えるだけ無駄で

答えなんてそう

「行ってみなけりゃわかりはしない」

あぁそれだけ


なのに僕は求めている

それではない答え

僕のこの道の果てに何があるのか

もう今知ってしまいたい



神の与えたもうたこの体と魂を駆り

僕どうして生くんだ

運命だからだなんて答えはいらない

ただひたすら自分だけの答えを

ただそれだけを求めて

僕は…あぁ僕は

途方に暮れながら

しかし歩み続けるんだ

2007/07/19 (Thu)

[406] 跳躍。
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誰を探して

何を探して

僕はこんなにも生きているの


誰かがいるって

何かがあるって

僕はただただ思い込むしかできないよ



だけどほら

今日も朝日は僕を照らしてる


だからほら

目をつぶって

涙を流して

下ばかり見るのはやめて


見えるものも見えないものも

このままじゃ見えやしない




空をにらんで

陽の光をかみしめて

跳躍すんだろ

2007/07/19 (Thu)

[405] その先の空。
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すがりついて

泣きじゃくって

見上げた先には絶望感


でもその先を

その先の空を知らない

その先の空はまだ見ていない


見えたようで

見えていないその先の空


だから

すがりついて

泣きじゃくってでも

歩き出せ

歩み出せ


最果ての空みえるまで


歩き出せ

歩み出せ



2007/07/19 (Thu)

[404] 終着点。
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苦しくなったら微笑んで

楽しくなったらしかめつら

人が進めば立ち止まり

人が止まれば走り出す


そんな感じで生ければいい

そんな風に生けたらいい


ひねくれて

強がって

我慢して


そう生きていけたらそれがいい



そしてそんな自分を分かってくれる

愛する人と生けたらもう文句はない

2007/07/19 (Thu)

[403] 窓の向こう。
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この窓のサッシを飛び越えたら

なんか見えたりするだろうか

この窓から飛び出したら

なんか見つかったりするだろうか


向こう側には不安しか見えないけれど

行ってみよう

こっちからは闇にしか見えないけれど

行ってみよう

2007/07/09 (Mon)

[402] 続ける。
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「あんたの詩結構好きやで」って

誰かが言ってくれるたびに

僕は嬉しくて恥ずかしくって

にやけてしまう


でもだけどしかし

「お前の詩結構好きやで」って

誰かが言ってくれる間は

僕は描き続けようと思う

紡ぎ続けようと思う


より綺麗な詩を

より優しい詩を

より儚い詩を

2007/07/04 (Wed)

[401] 夜のお散歩。
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鼻歌でも歌いながら

夜の町を散歩しよう

月が出てたら最高なんだけど

隣に君がいるからよしとして

さぁどこへ行こうか


君がいるからどこでもいいけれど


とりあえず明日でも目指そうか

とりあえず明日を目指そう


君と明日にたどり着けたなら

それってとっても素敵だろう?

2007/07/04 (Wed)

[400] やり投げ。
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どうしようもないことは

どうもしなけりゃいいじゃない

どっか部屋の片隅に

ポイッて投げておいといて

とりあえずは飯でも食おう


次の掃除の時にでも

置き場所考えたらそれでいいだろ

そんなんでいいだろ

そんな感じで良いだろ

2007/07/03 (Tue)

[399] そばにいる。
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君の悲しい顔は見たくない

悲しい時は僕の笑顔をあげるから

君はいつも笑顔で良い

いっつも笑ってんのがやっぱいい



どうしてもというんなら

たまには涙も許すけど

でもその時は

泣きたくなったその時は

僕に電話の一本でもするんだよ

っていうかしなさい


海を越えて山を越えてビルも越えて

全ての障害を飛び越えて

君の隣へ行くんだから


絶対さ 君一人で泣かすことなんてさせない

一人で悲しい思いをすることなんて許さない


僕がいつでもそばにいるから

僕が君のためにいるから

2007/06/28 (Thu)

[398] 寂寥。
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寂しくて

寂しくて

僕は闇にのまれそう

寂しくて

寂しくて

あぁ誰か助けて

あぁ誰かそばにいて

寂しいんだ

寂しいんだ


気が狂う闇の黒さに

体ごとむしばまれて

僕は僕を見失いそう


寂しくて

恐ろしくて

泣いて泣いて

哭き叫んでも

声は誰にも届かない

僕は誰にも気にとめられない







いっそ夢に食われて

永久に眠れたらいいのに

2007/06/28 (Thu)
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