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ふくざわゆいとの部屋  〜 新着順表示 〜


[987] キミガタメ
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自己犠牲する



いつか壊れる



気持ちや想いが 届かなくても



ボクは それでもいいと思った







深夜 突然電話が鳴った



片思いしてる キミからだった



キミがもし



泣き場所を探しているのなら



キミが明日



いつもより笑顔になれるなら




ボクは それでもいいと思った




ボクの気持ちを 利用されても



キミが 他の誰かを好きでも…









睡眠時間? 今日の予定?



ボクのことは 大丈夫だから



なにがあったか 話してごらんよ



最後まで ずっと相手になるから



キミが落ち着いて 眠りにつくまで



昨日までとは違う 朝が来るまで





2011/08/02 (Tue)

[986] 天つ国の空へ
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空を飛びたいと思った



あの雲の さらに向こうの



広がる風景 その先の



遠い遠い 果ての星に



キミがいるような そんな気がして



もう一度だけ 会って話がしたくて



もし いなかったとしても



この大空を飛ぶことで



キミが今いる こことは別の世界に



ほんの少しでも 近づける気がして



もう二度と 叶わないと分かっていても



ボクは 空を飛びたいと思った

2011/07/31 (Sun)

[985] 最後の味方
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いつも不安で 仕方なかった



だから 誰にも言えずにいた



自分の感性や価値観は



間違っているんじゃないか って



異端なんじゃないか って





けれど それでも



やっぱり 自分の好きなものは



好きでいたいし



自分の信じたものは 最後まで



信じてあげたいと思うんだ



誰も そばにいなくても



自分自身を 持っていたい





寂しいから



自分を殺すのではなく



恐いから



周りに流されるでもなく




自分で考え 自分で決めたい



自分自身を 好きでいたい



自分の人生で 最後の味方は



自分でしかないのだから

2011/07/29 (Fri)

[984] 「ん、なにかあった?」
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キミは なにか言いたそうで



だけど 全てを教えてはくれない



「どうしたの?」「大丈夫?」



もう何度も 同じ言葉ばかり



電話の向こうじゃ



まるで無意味に思えてくる



キミの表情まで 見えない



それがなんとも もどかしくてつらい



キミの力になりたいのに



こんなときに なにもしてやれない…




「ボクでよければ、話聞くよ?」




今まできっと 数え切れないくらい



我慢してきた 我慢を強いられてきた



だから キミは言い出せなくて



誰かに 上手く甘えられなくて



心の内を 吐き出すことをためらう




「そう、なんでもないならいいんだ。」




今夜も言わないつもりなんだね



ボクから 無理には聞かないよ



キミが言い出してくれるまで



出来るのは 信じて待つことだけ




「うん、わかった。」




キミが安心して 眠るまで



許されるなら 寄り添っていたい



優しくそっと 抱きしめていたい



「おやすみなさい。」



だけど キミが甘えられる人は



ボクじゃないのかもしれない



「また明日。」



不安が募って 眠れそうにないけど

2011/07/27 (Wed)

[983] 「あのね、実は…」
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心の中が モヤモヤして



他人に上手く 話せないでいる



いや 自分の中でも



上手く まとまっていないだけ




それなのに…



この人は こんな私のことを



心配してくれる



この人に 迷惑をかけたくない



余計な世話まで させてしまいたくない



だから…




「ううん、実はその…」




でも…



吐き出せたら きっと楽になれる



そんな気がしてる 自分もいて…





(どうしよう…)





一度 話してしまったら



この人のことだ



優しいから きっと朝まで



付き合ってくれるんだろう



自分が眠ることも忘れて



私の相手をしてくれるんだろう






でも それは…許されること?



いや 私のエゴだよね…



だから



今夜は 話さないでおこう




「やっぱり、なんでもない」



私 まだ頑張れる



今までだって 1人でやってきたんだし



それに



この人を寝かせてあげなきゃ



きっと 疲れてるはずだから




「もういいの 大丈夫だから。」




「うん、また明日。おやすみなさい。」




そう言って 携帯を閉じる



これでよかったんだよね…?



私は 眠れそうにないけど

2011/07/26 (Tue)

[982] 心のマイゴ
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こんなボクでも



慕ってくれたり



頼りにしてくれる人がいる



それは とても嬉しい



だからこそ なのか



その人たちに ボクの



弱いところを 見せてはいけない



頼りにしてくれる人達に



不安な想いをさせないために



そう思ってしまうんだ



でも…



そんなとき ボクは



誰を 頼ればいいんだろう…



誰になら 打ち明けれるだろう…



どこで 泣けばいいんだろう…



どこでなら 気持ち叫べるだろう…







分からない



ボクは迷子 心のマイゴ




2011/07/24 (Sun)

[981] つばめ
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頑張って 飛び続ける



あなたの



せめて 止まり木でいいから



一緒に飛べなくても いいから



ほんのわずかでも 寄り添っていたい



2011/07/24 (Sun)

[980] 本音と薬
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身体が 弱っているなんて



心が 壊れているなんて



誰になら 話し出せるんだろう




仲の良い人に 言ってしまえば



きっと 心配をかけてしまう



親のどちらかに 知られれば



きっと 迷惑になってしまう



だから 打ち明けられないで



いつもどおりを 装って



元気なフリを 演じ続ける日々







「いつ 解放されるのだろう…」




誰にも言えずに 置き去りにされた




本音と 薬が転がっているだけ…



2011/07/10 (Sun)

[979] 美散夢
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人は 思い出がないと生きていけない



でも 思い出だけでも生きていけない



夢はいつか 覚めなきゃいけない



覚めない夢は いつか



哀しみに 変わってしまうから…

2011/07/06 (Wed)

[978] いつものこと
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泣きたいときに限って



いつも 誰もそばにいない…



大丈夫



そう言い聞かせてみる



唇を 強く噛んで



感情の波が引くまで 堪えて



そんな毎日



もはや それが当たり前で



何年も過ごしてきてしまったから



誰もそばにいないことが むしろ



いつの間にか もう



ボクにとって ‘いつも’のことだから

2011/07/04 (Mon)
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