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るどるふの部屋  〜 新着順表示 〜


[3] いつまでも
詩人:るどるふ [投票][編集]

君の背はちょうど僕の肩くらい


抱き寄せると君は視界から消えてしまって


見渡す限りの夜が広がる

残ったのは君の温もりと君の香り


いつまでも


そういつまでも


この温もりを守りたい


どんな時もこの小さな


けど確かな存在を守るよ


君の消えた景色を見ながら僕は確かに誓ったんだ

2004/12/01 (Wed)

[2] ともに、ともに
詩人:るどるふ [投票][編集]

僕の手はそんなに大きい方じゃないから


大きな幸せは持ち堪えそうにないんだ


僕の手はこんなに隙間だらけだから


小さな幸せはこぼれてしまうんだ


だから僕は


程良い幸せでいい


当たり前を当たり前に感じられるだけでいい


君が僕の小さくて隙間だらけの手を握る


ただそれだけでいい


僕の目はそんなにいい方じゃないから


あまり遠くのものは見えないんだ


僕の耳は少しだけ遠いらしいから


小さな声は聞き逃してしまうんだ


だからお願い


僕のそばにいてよ


君のきれいで大きな声で歌ってよ


傾いた君の頭を受け止める肩でいい


ただそれだけでいい

2004/12/01 (Wed)

[1] Luck
詩人:るどるふ [投票][編集]

人は不器用な生き物だから


幸せよりも不幸せのほうをよく覚えてしまう


だからお願い


もし君が道に迷ったら


もし君が膝を抱え顔を伏せることがあったら


この言葉を思い出して


君の人生は君が思ってるほど暗くはなかった


ただ忘れてるだけ


ただ不幸せの影に隠れて見つかりにくくなってるだけ


だからそう


君の未来は君が思ってるより断然明るい


それこそ君が覚えてる不幸せの何倍もの幸せが


君の前にはあるんだよ

2004/12/01 (Wed)
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