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黒夢の部屋  〜 新着順表示 〜


[5] 自分
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素直になれない自分がいて。

自分を守る為に人と壁を作る自分がいて。

昔のことをいつまでも忘れられない自分がいて。

くだらないことにいつまでも翻弄される自分がいて。

そんな自分が大嫌いな私がいて。

いっそのこと私という存在が消えてしまったら。

何度も何度もそう思うけれど

やっぱり生きることだけはやめられない。

私という存在を消すことはできない。

2004/11/06 (Sat)

[4] 君へ
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君を忘れない。
今 僕にできるのはそれだけ。

君という存在がこの世から消えて
初めて迎えた朝はひどく色のない世界だった。

拭い切れない喪失感は 君がいた証。
君がずっと僕と一緒にいた証。
同時に
君がいない現実を 僕に突きつけてくる。

悲しくてかなしくて 涙も流れない日が続いたよ。

君との約束は守れそうにないと思った。
今 君に笑顔を向けるなんて不可能だから。

それでもしばらくたって ようやく涙が流れたよ。

いなくなった君にはもう 何もできないけれど
いつか その分を他の誰かにあげることが 
できる気がする。

それでも それは君を忘れることではないから。

でも今はまだ 君が忘れられなくて
遠い遠いこの地から 君のことを想う。
君の優しい眼差しが 僕の事を包んでいる気がするのは
ただの己惚れ?

君を忘れない。
それは いつか君の他に僕に大切な人ができても。
それが君への 僕から精一杯の
最後のプレゼント。

プレゼントって 形だけじゃないだろ? 

2004/11/04 (Thu)

[3] 祈り
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どうか震える手を離さないで。

怖くて仕方ない。不安で仕方ない。

遠ざかる足音を引き止めようとせずに
涙を流しながら靴音を聞いている自分がいた。

側にいてほしいと言えず。 
隣にいていいかと聞くこともできず。
何も言わない貴方の背中を ただ見送っていた。

ただ一言でいい。 
私を安心させて。
不安で どうしても疑ってしまいたくなる夜だってある。

私達の指には互いを繋ぐ赤い糸も 
誓いの指輪もないけれど
それでも信じている。
私達の絆を この想いを。

どうか手を離さないで。
私も握り返すから。

2004/11/01 (Mon)

[2] 
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どうして素直になれないんだろう

顔を見たいのに
君の顔を見て 話をしたいのに
滅多に言えない心の中を 今なら伝えられる気がするのに

その時手にとったのは 
小さな鉄の塊
君からの着信が殆どの 携帯電話
君の声は聞こえるけれど 君の心は聞こえない
こんな塊に 試されたくないんだ
僕等の日々を この絆を

だから今は こんなもの見ないでおこう
期待してしまうから    
素直になれるそれまでの間 もう少しだけ待ってて
君のお気に入りのケーキを買って
走って行くから。

君の笑顔まで あと何分? 

2004/10/30 (Sat)

[1] 想い
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想うのは自由。

貴方が何も言ってくれないのなら
私はいつまでも図々しく貴方を想い続けるでしょう。

貴方がくれた返事に私は満足していませんから。

はっきり言ってくれないと分からない性格ですから。

貴方が私に面と向かって嫌いだと言ってくれたなら
私は笑顔で答えるでしょう。

やっと答えてくれたと心の中で泣きながら。

貴方の前では決して泣いてやりません。
これは私の意地です。

貴方が私に答えてくれるまで
私はいつまでもいつまでも
今までのように これからも

貴方を想い続けるでしょう。

2004/10/29 (Fri)
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