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放射能]の部屋  〜 投稿順表示 〜


[171] 圧力の法則   
詩人:放射能] [投票][編集]

生意気言うなと
言われた
それは
俺が若造だからか?
立派な言い分だぜ

言うことを
聞いてりゃいいと
言われた
押しつけだぜ
お前は
そう言われて
どう思う?

自分がされて
イヤな事は
人にしないように
なるほどなと思った
俺だけか…
このむなしさ

反抗期という言葉で
祭り上げられたくない期間はないぜ
俺が感じた事実と
世論と大人と常識と

子供は大人の持ち物さ子は親の持ち物さ
下請けだから強制的さ思い通りに
ならないと怒るのさ
子供の我儘ならぬ
大人の我儘さ
    

2003/08/29 (Fri)

[172] 人間降格    
詩人:放射能] [投票][編集]

空をとべ
雲にのれ
服を脱げ
方向性転換理論により本日をもって
人間を終了する

過程として
症状は必要で
それで隔離してくれる         
人間の生に疑問を抱き人間で
いられそうもない
底無し沼の居心地

俺を消去して
俺を抹消して
キツネがかかる罠
いつもの俺で対抗して失わない俺に退行して         
点数はとれないから
ロクでもないから
降格処分
人間以下とは何ぞや?人間以下とは何ぞや?

2003/09/01 (Mon)

[173] おかしい宿題
詩人:放射能] [投票][編集]

もし人間が
ペットに
過ぎなかったら
俺は誰かに
飼われるのだろーか?俺を懐かせる
存在があるとは
とても思えねーな
無理難題
俺は飼い馴らせねーよとなると野良人間
それも悪くない
それか
ひょっとすると
動物園の
人間のコーナーに
いるかもしれねーな
見に来た奴らを
逆に観察してやる
観察日記に書いてやる夏休みの宿題として
提出してやる
優れているのは
人間でなく俺だと
わからせてやるよ
ペットで
落ち着くはずがねー
野心を
持たないはずがねー
ウキー!
      

2003/09/01 (Mon)

[174] 白       
詩人:放射能] [投票][編集]

夏服が
夏服が
夏服が
とてもよく似合う
白い雲のように
純情で
やわらかで
いつまでも掴めない

夏服の
夏服の
夏服の
君は一枚の絵で
汚しようもなく
華やかな
光りを導いて
そのままを描けば
金賞になる

夏服は
夏服は
夏服は
透けてみえて
いやらしい
気持ちじゃなく
美術の領域で
白い肌を
ぼくの目で
焼いてしまった

夏服よ
夏服よ
夏服よ
今年も残り少ない
来年また会える
君は3年間でも
記憶として
写真として
永遠なれ!
      

2003/09/01 (Mon)

[175] 橙       
詩人:放射能] [投票][編集]

<好きな人>
と書いて
シアワセと読む
もしも
好きな人がいて
少しでも
一緒にいる時間が
あるのなら
幸せだよ
      

2003/09/03 (Wed)

[176] 人類みな教師  
詩人:放射能] [投票][編集]

生命の尊さとやらを
教える立場の者が
生命に悩み
理解に苦しみ
生の権利を放棄し
死の権利を取得し
そうゆうものだと
思っています
自殺なんて

自分の幸せを
人に押しつけるのは
いやなことだと
わかっていながら
ぼくの幸せを
君達に
決められたくはないよ

2003/09/03 (Wed)

[177] マイ妹     
詩人:放射能] [投票][編集]

かわいい!―――――かわいいね!――――かわいいよ!――――かわいいぜ!――――いくら書いたとて
所詮は
言葉の羅列に
過ぎんのか―――――どれほどかわいいと
思っているか‥‥‥‥どうすれば伝わる?
守りたいその笑顔で
いつも笑いかけてくれ――この気持ち―――届けマイマイ!
   

2003/09/07 (Sun)

[178] 崖の下に住んでる
詩人:放射能] [投票][編集]

毎日24時間
都会にいるのは
落ちつかないよ
だから
住むなら
ちょっと離れた
小都会がいい

引っ越しだからって
ぼくの不安や悩みまで運んでこなくて
いいのに

ここでは
知り合いはいない
過去も知らない
これからの事だけ

崖の下に住んでる
崖の下に住んでるよ
危険の下で
ひとりで住んでる
ひとりで生きてるよ
 

2003/09/07 (Sun)

[179] 「戦歌」      
詩人:放射能] [投票][編集]

兵隊は故郷を唄う
上官は計算が得意
戦時中の
信じる事の愚かさよ
この国に代表はいない人の為に死なないで
自分が考えて
いるよりも
自分以外の死は軽い
遥か故国の為に死ね
近き故郷の為に死ね
玩具のガンを携えて
格好つけて
ぶっ放したら本物で
煙草を持つ手も
震え出し
あぁ
信じる事の愚かさよ
遥か故国の為に死ね
近き故郷の為に死ね
戦いの火だね
殺しあいの火種
そこら中に
埋まっているだろうさ爆発に
巻き込まれるだろうさきっとそのうち
後ろから撃たれるさ
この国に代表はいない人の為に死なないで
自分が考えて
いるよりも
自分以外の死は軽い
誰の為の戦いなのか
誰の名誉を守るのか
それが死ぬ原因なのか人よりも
国の方が重いのか
この国に代表はいないいつも
帰りを待っていて
もうすぐ家に帰るから懐かしき
居場所へ帰るから
もうすぐ家に
やさしい家に
    

2003/09/07 (Sun)

[180] ユーモア連続殺人事件
詩人:放射能] [投票][編集]

俺に
読書感想文を書かせろユーモアたっぷりに
最先端たっぷりに
カラシたっぷりに
大盛りにして
皮肉ってやるから

遺伝子組み替えてやる塩コショウ
入れすぎた問題作

その場に
ちゃぶ台があったら
ひっくり返してたよ
食器や料理が飛ぶ!
みたいな‥
ユーモアで殺す

マヨネーズ一気
醤油はラッパ飲みだ
清水の舞台から飛び
降りないで
冷蔵庫の上から
卵を落とすような
ピリッとした
ビクッとした
読書感想文が出来る

見当違いの味の
入れ忘れ続出の
試しの物いれすぎの
味見なしの
読書感想文が出来るよまいどあり!
    

2003/09/11 (Thu)
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