説明の必要な絵を描いて

独善的な歌を唄い

独り善がりな哲学を説く

そんな僕を許してくれるなら

僕は死ぬまで

君のそばにいよう

大容量の最新型より

古臭くて癖のある

そんな言葉が実は好き

戦場に舞い降りた女神よ

貴方の顔は

貴方が知らぬと言った悲しみで

こんなにも歪んでいる

何を偉そうに吠えている？

所詮お前も

そうさ

俺も

夜の魔力は

まだ健在

どんなに優れた言葉でも

交す視線に劣る時もある

どんなにうるんだ視線を絡ませても

たった一言の言葉で全て失う時もある

僕が君を好きなのは

鳥が空を飛ぶ訳て同じような気がする

「でもさ、ねぶたくらいになりゃ大したもんだよ」

そばにおいで

暖めてあげる

泣きそうになった君の目に睨まれたとき

僕の信念は溶けました

一人で生きようと望むなら

一人で生きられない事を知らなければならない

浮気心と秋の空