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アイの部屋  〜 投稿順表示 〜


[49] 
詩人:アイ [投票][編集]

5万円で手に入れた中古車

あと二年の保証も付いている

家族で遠くにドライブに行った

窓を開けて風を感じてのんびりと

車の多い道に出て

窓を閉めてクーラーを付けた

クーラーから水が噴き出した

夏休みの思い出

2007/04/12 (Thu)

[52] ここに
詩人:アイ [投票][編集]

私はここに来て

考えや想いをここに残す

メロディに乗らない様な言葉を並べ

詩としてここに残す










いつか誰かに届けと

いつかあなたに届けと








1番伝えたい人には伝える事も無く

ここに置いていく









1番聴いて欲しい人には聴かせる音も無く



ただ
ここに置いていく










いつかメロディに乗って

届けてくれと託す様に

2007/04/12 (Thu)

[54] 毎日
詩人:アイ [投票][編集]

毎日毎日

朝ごはんを作り
いただきます
ごちそうさま
行ってらっしゃいと
家族を送り出し

布団を干して
洗濯機を回し
掃除機をかけ
お風呂を洗い
洗濯物を干して
お昼ごはんを食べ
買い物に行き
お風呂を沸かし
夕ごはんを作り

お帰りなさい
家族を迎え
いただきます
ごちそうさま
お風呂に入れ
おやすみなさい

お風呂に入り
おやすみなさい

毎日毎日





休み無く動く






幸せは

内緒で食べた百円プリン
奮発秘密の一張羅
まだ軽い貯金箱の音







時々言ってね
おいしいよ

時々言ってね
キレイだね

時々言ってね
ありがとう

時々言ってね
愛してる









やっぱり
幸せは

皆で囲む食卓と
ポカポカなお風呂

そして
あなたと二人の暖かい布団

何より家族と過ごす時



毎日毎日


ここにある

幸せをありがとう

2007/04/12 (Thu)

[58] 今の世の中
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携帯電話を捨ててしまいたい

これが唯一の繋がりだから

そしたらきっと無くなる

全部無くなる

2007/04/13 (Fri)

[59] 引き出して
詩人:アイ [投票][編集]

あなたにさよならを言ったのは私だった
あなたへの想いをぶちまけて


あれだけ言ってもスッキリしないから
言い足りずまた何度も同じ事を言った


あなたの事を何度も思い返して
私は「大嫌い」と言う


スッキリするハズがない
だって本心は違うから


あなたに愛して欲しかった
私に触れて欲しかった
ただ抱きしめて欲しかった


大好きだった
今も変わらずに


素直になれない私だけど
あなたの腕の中でなら
涙も笑顔もこぼしてた


私のそばに来て
腕を広げて「おいで」と言って


抱きしめて


素直な私を引き出す不思議な体温


もうダメなのかな

2007/04/13 (Fri)

[62] 明日
詩人:アイ [投票][編集]

喧嘩して
顔も見たくないって

怒って
あんたなんか嫌いって

苛立って
もう帰ってくんなって

明日あなたが死ぬと思ったら
今日あんな事は言わないよ

明日あなたが死ぬと思ったら
今日がどんなに愛しいか

そんな事無いって
当たり前に過ごしてる

あなたと過ごせる今を
特に気にせず過ごしてる

予知する事が出来たなら
後悔なんてしないだろう

だから今を精一杯
あなたの為に出来る事

そう上手くはいかないね

明日あなたが死ぬと思ったら
今日をあなたの為に生きる

明日あなたが死ぬと思ったら
今日は涙を流すだろう

臆病者の私には
考えたくもない現実

明日あなたが死ぬと思ったら
今日がどんなに愛しいか

そんな事を思ったら
毎日を愛おしく思うんだ

2007/04/14 (Sat)

[70] 風船
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手を放せば飛んでいってしまう風船

同じ様に私も飛んでいって

軽い私は空っぽで

割れてしまうか

萎びてどこかへ落ちていくだけ

日差しを浴びて

パンパンに腫れた心は

触れるモノ全てに怯えて

強がって優雅に青空を飛んで見せても

どう見たってただフラフラさ迷う淋しい体

いっそ木に引っ掛かって

惨めに助けを待つのも良い

そんな事を考えながら

ビルの影に追いやられて

見る人も前を向き去っていく

何も考えず

またフラフラ下を向きながら

いっそ割れてしまおうか

落ちる所まで落ちて

地をはってみるのも悪くはないかもね

2007/04/15 (Sun)

[71] 反抗期
詩人:アイ [投票][編集]

突っ張って

喧嘩して

友達には良い顔見せて

叱られて

親にだって手をあげて

意地張って

自分が悪いのはわかってる

でも認めない

謝らない

うるさい

うるさい

揚げ足取り

ごまかして

参観日なんて教えない

弁当も持たず

昼休みは腹痛と言い

保健室に逃げ込み

腹の虫抑えて帰って

隠れて食ったインスタント麺

休日は遊んで

帰れば説教

月曜の朝

目の前に置かれた弁当

うざそうに取り

かばんに詰め込み

昼休みは友達と

旨そうに笑って

帰って空っぽの弁当箱

何故か乱暴に放り渡し

部屋に篭る

素直になれない自分

苛立って

またぶつくさ当たり散らし


困らせた事も忘れ

そのうち買い物付いてって

アイスでもねだって

いっちょ前に

重い荷物片手で持って

笑いあって

2007/04/15 (Sun)

[75] 無防備な風に
詩人:アイ [投票][編集]

知らず知らず自分を大事に思って

傷付きやすい心を丈夫な檻に閉じ込めていた

強くなりたくて引きこもった私は弱いまま変わらず

無事に過ごせる毎日を素晴らしく思って

つまらない暮らしに息が詰まり

首を締め上げられてる様で

もがいても私は私を放さない

こんな狭い158センチの身体から抜け出して

服も体も脱ぎ捨て無防備になって

怯えながらも素直な言葉で

素直な強張った表情でも

不器用に触れていたい

この頬を撫でる風は優しい

時々荒れて怒りもするけど不器用でも心をさらけ出す

踏まれても殴られても隠れるミノも作らずにいる

そんな無防備な風の様に強くなりたい

傷付く事はもう恐れない

たまには深呼吸して力をもらおうって甘えもあるけど

私はあなたに触れている

2007/04/16 (Mon)

[76] 不器用だから
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気持ちのまま素直に想えない程の不器用さだよ

自分に問いただしてようやくハッキリしたのは
ただ君を愛してるって事

探りを入れてみれば欲張りな事に愛されたいとも思う

器用にこの想いは消せやしないから

そのまま素直でいる事だけ

2007/04/17 (Tue)
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