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[195566] ディスクジョッキー
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


長い夜がだらりと 間延びしたように続くよ
ドアの外に靴音 耳をすまして聴いていた
約束はあったけな 予定はあったけな
どうでもいいことだ 忘れてしまえばいい

灰皿に山盛りの吸い殻が積もっていく
ニコチンに肺は毒されていく

ブラックホールの形も見えてしまうような
科学はもうそこまで手を伸ばしたのか
時間が経てば消えてしまう水性の想いは
今はもう影さえ見えない

観葉植物に水をやる 習慣に操られ
回るレコードはビー面に移る
投げ出した素足の親指に赤いペディキュア
死神の鎌が僕の首にかかる

流れていくメロディは 訳知り顔で
夜明けを待つように窓を開けた。

2019/04/13 21:08



[195565] 完全な未来
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


僕らが夢見ていた未来は完全な夢物語だろう
だけどそれはいつも僕を夢中にさせていた
画用紙に描いた未来の想像図とは
かけ離れた未来を生きている今は
もうただ世界の終わりを待ちわびるだけで
同じような光 同じような顔
同じような窓の向こうの景色
ああ退屈は幸せなことだと君は言うのさ。

2019/04/13 20:56



[195564] つり
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

なにをされているんですか

みてわかりませんか
釣りです

何がつれますか

まだ何も釣れていませんから
わかりません 

何も釣れていなくて
どうして釣りをされているんですか

質問が多い方ですね 
何か釣れるかもと考えて 
釣りをしているのです

もう一つだけ質問させてください
楽しいですか

釣れなければ
楽しくはありません
でも
やめる理由もないのです

この本屋は立ち読み禁止
ウェイパーをふりかけて
文脈をそれて
ふりかえる


2019/04/13 19:19



[195563] 無題
詩人:KiraAya [投票][編集]


優しさはいらない
いらないんだ

ありがとう
でももういらない

僕はもう戻れないから
君に何も返せないから
だから もういいよ

もういいんだ

僕を思い出さないで

2019/04/13 00:53



[195562] ありがとう
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

見返りがなければ人も助けられない
そんな人にだけは死んでもなりたくない

銭勘定ですぐに算盤を弾く
そんな人にだけは死んでもなりたくない

泣いてる人を放っておけない
困ってる人を見捨てられない
お節介でお人好しな僕らはどうしようもなく人間だ

ありがとうなんて ついでだけど
ないよりはあったほうが嬉しいね

ありがとうなんて いらないけど
涙が出るほど美しい言葉だね。





2019/04/12 21:15


[195561] ミラーマン
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君の瞳はまるで鏡のように
僕の弱さや脆い部分を
ありのまま映し出す
向き合ったとき そこに見えた
君の弱さは僕と同じ弱さだから
責めるのはお門違いだろう

見せたくない 僕の傷跡を
抱えた悩みや迷い 隠したトラウマを

人は誰も 他人の心を映す鏡であり
君が見てるその瞳の向こうに
揺れた僕の姿は 紛れもなく僕自身
目を塞ぎたくなる醜さもスベテ。







2019/04/12 20:47



[195560] おかえりなさいの魔法
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


近頃じゃただいまも言わない
家庭があると誰かが言っていたけど
僕が生まれた頃には
そんなこととても考えられなかったね

たとえばご飯を食べる前と後
いただきますとごちそうさま
何も言わないどころか
家族揃って食べない
家庭もあることに驚いた

家族って なんでも話せたり
言い合ったりできるのが
普通じゃないんですか?ねえ

おかえりなさいとただ呟くだけで
ただいまが跳ね返るように聞こえてくる
それは穏やかな1日のあかし
僕とあなたの会話のキャッチボール
言わなきゃなんだか1日が始まらないし
終わらない だから家族が家族であるために
僕らは今日も 不思議な
魔法にかかったようにその言葉を口にする

「おかえりなさい」


「ただいま」






2019/04/12 20:31



[195559] 僕は君を嫌いになれない
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

手をつないだ形のままで
いつの間にか結んだ縁の糸
僕らは愛のなんたるかなんて
まるで知らないままで生まれてきた

左手の薬指に光る銀の指輪
永遠を誓ったあの日 
同じ願いを託した

どんなに君が泣き虫でも
どんなに君がわがままでも
どんなに君が利かん坊でも
僕は君を愛していることで
君を決して嫌いにはなれない
それは呪いのように僕を幸せにする

手を開いたらシワが
路線図みたいに伸びていて
指でなぞったら生命線が
途中で途切れていた

占いなんてものは信じなくても
できるだけ長生きはしたいから
ペンで生命線をムリクリ伸ばした

どんなに僕が泣き虫なのか
どんなに僕がわがままなのか
どんなに僕が利かん坊なのか
知ってるのは君だけだと知ってる
僕には決して嫌いになれない
だから喧嘩の数だけ仲直りするんだ

離れたときの寂しさに僕は何度となく
苛まれ 君の存在の偉大さに感服するんだ
ああ僕にはどうやら君がいなくちゃ
悲しみひとつ片付けられない

どんなに君が泣き虫でも
どんなに君がわがままでも
どんなに君が利かん坊でも
僕は君を愛していることで
君を決して嫌いにはなれない
それは呪いのように僕を幸せにする。

2019/04/12 20:39



[195558] 
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


春が過ぎてしまう前に
君に伝えたいことが
いつも言えないまま
君の笑顔にみとれてしまう

ポケットの中を覗いても
答えはないから
つまずきながらでも
伝えるしかない

遠い君の背中を
追いかけた季節だ

桜は散ってもきれいで
僕らが歩くいつもの道に
絨毯みたいに広がってる

花びらが描く芸術
ふわり風に舞い上がり
気ままな旅に出た。

2019/04/12 19:55



[195557] 友達の歌
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


この世界は誰かの想像で
今日も変わり続けて
明日にはまた違う景色が
窓の外に昨日とは違う
世界を描くだろう

真っ白な画用紙のような
まだ手付かずの空や海に
名前をつけて命に魂を吹き込んで
アイラブユーと叫ぶんだ

なんだかよくわからない言葉や
聞いたこともない国の見知らぬ文化に
触れたときの感動のような
出会いにありがとうと歌うんだ

色とりどりの色彩で
染まった肌も血は誰でも赤く
燃えるように流れている
手をつないだらもう友達だ
同じ重力にこの地球に足をつけて

今日も生きている それだけは
何があっても変わらないだろう。





2019/04/12 19:46
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