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百年草の部屋  〜 新着順表示 〜


[48] 君と僕の距離
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僕は勘違いしてた

隣同士に感じてた

君と僕の距離は

どうも周回遅れみたい

反対側からなら

どこにだって

手が届く距離なのに

実際はどこにも

触れられない

夏雲運ぶ風だって

僕を君の所まで

連れていっては

くれないんだ



そして、

君は決して

立ち止まりはしない



だから、

君と僕の距離は




きっと、

ずっとこのまま…

2011/06/29 (Wed)

[47] 最後の言葉
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あなたが
私に贈った最後の言葉は
“さよなら”
だけだった

さよならは
別れの言葉じゃない
なんていう人もいるけれど

そのさよならは
紛れもなく
別れの言葉だった



でも…



今になって思うのは

あなたの最後の言葉が
“ありがとう”
じゃなくて
よかったということ…

2011/06/24 (Fri)

[46] 帰り道
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何気ない日常。

二人は手を繋いで。

ふと、綺麗に咲いてる
ガーベラの前で足を止めた。

それを見てアナタは

『髪飾りにしたら似合いそうだね』

なんて似合わない言葉。

『…髪飾りなんてしたことないもん』

握った手を一度大袈裟に振って。

またいつもの道を歩く。


愛し花咲く帰り道。

アナタの家までもう少し。

2011/06/17 (Fri)

[45] アナタ
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この胸の中の想いを

アナタに伝えたくて

お酒の力(怖さ)借りて

アナタにメール


それが本心なのかも

わからなくなって

結局送信しないまま

削除してしまった



想いを文字にすれば

急に嘘みたいで

想いを言葉にできれば

それは真実なのかしら



偽りのない気持ちを

偽りだらけの心が
邪魔をする


お酒に酔って


自分に酔って




本当は




ただ


ただ


アナタに


酔ってしまいたい
だけなのに…

2011/05/26 (Thu)

[44] 
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いつからだろう

僕は笑えなくなった

テレビを見てても
仲間と話してみても

愛想笑いだけが
うまくなっていった

楽しい事が
ないわけじゃない

つまらない事が
多いだけ

それでも
僕はまだ花を見て
微笑む事ができる

今はそれでいい

花を見て

いつまでも
こんなふうに
幼稚な詩を書いて
いられれば

それでいい

2011/05/25 (Wed)

[43] 勿忘草(忘れな草)
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気づけば
キミはいつのまにか
ボクのそばにいて
そしていつも笑ってた

そんなキミが
かけがえのない
存在になるのに
そんなに時間は
かからなかったよ

今のボクがたった一つ
キミに誓えるのは
この変わらない想いだけ

二人手を繋いで
歩いた川辺に
今年も咲いた
この勿忘草のように

キミの心にいつまでも
残っていられたらいいな


気づけば
キミはいつだって
ボクのそばにいた


そう


キミはここにいる


キミが大好きだった
この勿忘草のように

いつだって

いつだって

2011/05/08 (Sun)

[42] アジサイロード
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恋は移り気

紫陽花道路

そこ行くは

カタツムリ

昨日は白で

今日は水色


花は多彩も

葉色等しく

進み行くは

カタツムリ

明日は何色?

きっと君色

2011/05/05 (Thu)

[41] 笑顔でいます
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『いつかまたね』


泣き出しそうな
私の顔を見て

貴方は精一杯の
笑顔をくれた

あの時私は結局
泣いてしまったから

本当にまたいつか
会えたなら

あの日の貴方に
負けないくらいの
笑顔を贈りたい

少し皺の増えた顔に
もう一本できた笑い皺

鏡の前で
今日も作るのは

『いつか』の為の
笑い顔

2011/05/05 (Thu)

[40] Statice Dry Flower
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アタシは一輪の

Statice

だけどまるで

Dry Flower

それは決して

色褪せない花



それは既に枯れた花…



アタシはアナタを
アイシテル

アタシはアナタを
愛し続ける


永遠に

永遠に…

2011/05/09 (Mon)

[38] スノードロップ
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雪にははじめ色がなくて
花達に色をわけて
欲しいと頼んだ

でもどの花も
それを拒んで
スノードロップだけが
自分の色を
わけてあげたんだ

だからスノードロップは
雪溶けの
春1番に咲くんだよ

雪は僕で
スノードロップは君

君にわけて貰った色で
僕はこうして
笑っていられる

だから君には
これからも

僕の1番近くで
ずっと咲いていて欲しい

2011/03/07 (Mon)
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