ホーム > 詩人の部屋 > 赤坂 菜葉の部屋 > 新着順表示

赤坂 菜葉の部屋  〜 新着順表示 〜


[31] カイワレ・ガンバレ
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


一見
同じに見えて
ゆっくりや
せっかちな
性格があって
十種十色な
茶色の種たち
殻を貝割り芽が出ても
曲がってスネたり
真っ直ぐ伸びたり
それでも
太陽の光を浴びて
ひ弱な体
薄緑に染めながら
健気にみんなが
空を目指している

がんばれカイワレ

日曜日には
サンドイッチに挟んで
食べちゃうけど

2009/11/08 (Sun)

[30] 立冬月心
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


先に好きになったら
負けた気がする
眠った振りしてても
ウサギみたいに
ピンク色に染めた耳
ただ聴いているの
あなたの足音判るのよ

先に好きだと言うと
損した気になる
背中向けていても
ウサギみたいに
言葉に出来ない想い
ただ待ってるの
あなたの声が癒すのよ

半分欠けた心
満たせなくて
冷たい夜空眺めては
白い吐息が冬仕度

月はあんなに丸いのに
心はこんなに震えてる

2009/11/07 (Sat)

[29] 深海魚
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


時代の波に
乗れない潜水士
今更海には戻れないのに
子宮の息苦しさを懐かしむ

光の届かぬ深海で
ガラスの破片さながら
感覚だけ研ぎ澄まし
救い求める胸ヒレ
パタパタ扇いでも
端目にはバイバイと
手を振る様に映って
助けていいのか半信半魚
内圧だけで自爆するから
共に浮上するのは
救助活動ではなく
殺害行為に等しい

死は生の翻訳語だと
律儀な逐語訳で
解ったつもりになって
酸欠のDiverは
したり顔したり
藤原のかまたり

2009/10/31 (Sat)

[28] Auld Lang Syne
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


昔みんなで騒いでた
学校近くの店の中
逆光に浮かぶシルエット
胸がトキめいた
久しぶりに見る君は
化粧なんかしてて
大人びたジュリエット
時は流れていた

4つの季節
2度も過ごして
それぞれの道歩いてきた
巻き戻せないあの頃に
心はチクチク疼くけど
さよならって言えた事
間違いじゃなかったよね

昔ふたりでハモってた
懐かしいあの歌を
星空の下デュエット
月が頬笑んでた
誰が君を輝かせてるの?
少し口惜しいけれど
3拍子のメヌエット
奏でたりはしない

2つの未来
1つに出来ない
それでも僕らは繋がってた
取り戻せないあの頃に
時はチクタク刻むけど
ありがとうって言える事
間違ってなんかないよね


さよならって言えた事
ありがとうって言える事
あの頃には戻れないけど
大人になっても
僕らは繋がってる

2009/10/30 (Fri)

[27] 絶対読んじゃダメ
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


やっちゃダメな事って
なんであんなに
魅惑的なんだろう
何も言われなければ
与ひょうも浦島太郎も
悲劇的結末を
見なくてすんだのに
やっちゃイケない理由を
確かめずにはいられない
好奇心は風船のように
容易く膨らむけど
簡単にパチンと弾ける



ほらね?

2009/10/27 (Tue)

[26] ジャンク・フード
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


手応えのない言葉
針先に付けて
手荒びに釣糸垂れる
カロリーだけ高くて
滋養にならない
軽いスナックばかりで
胃袋騙して
もう歩けないと座り込む
煩悩具足の凡夫には
何も降りてこないから
脳内の中空を浮遊する想念
無理やり掴んで
名前つけて遊んでみたり
上手くいって一人ニタリ

2009/10/27 (Tue)

[25] 
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


退屈に倦んで
お題類推で
内容を予測して遊ぶ
想定の範囲内だと
途中撤退
予想外の展開なら
してやられた感の
心地良さ
無題なんて
顔のない人みたいで
薄気味悪くて近寄れない
お題後付けでも
事前準備でも
お化粧している間は
お出かけの愉しさを
想像しながら
胸が高鳴ってくる
見たまんまの
スッピンでも構わないから
せめて表情くらいつけたら

2009/10/27 (Tue)

[23] アコースティック
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


あなたが爪弾く
ギターの響きに寄り添って
ずっとこのまま
歌っていたいの
優しい気持ちになれたのはあなたがわたしを
見つけてくれたから
色とりどりに季節は
違う表情を浮かべるけれど
変わらないと信じています
誰もあなたの代わりに
なれないの

あなたが奏でる
ギターの温もり感じながらずっと傍で
夢を見ていたいの
切ない気持ちが溢れるのは
わたしがあなたで
一杯になってしまうから
擦り抜ける様に時は
足早に通り過ぎて行くけど
変わらないと信じています
掛け替えのない人は
あなたなの


分かれ散らばり和む音
連ね繋げて流れるよう
ふたりで紡ぐ明日へと
あなた以外に
誰も代わりになれないの

2009/10/27 (Tue)

[21] 冤罪
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


私が何をしたと
言うのだろう

生まれて来て
這いずり回り
やがて
立ち上がって歩き出し
これまで
目指して来た場所は
こんな逃れ様もない
法廷だったのだろうか

未決勾留で生かされ
刑の執行期日さえ
知らされてはいない

自分の最期の日が
分からないまま
来ないかも知れない明日に
ただ備えるなんて
どんだけ無益な懲役を
科すのだろう

私は死に値する程の罪など
一つも犯してはいないのに

私に死刑判決を下すなら
その前に
あなたの裁く資格を
私が剥奪することにした

あなたはもう
私の中で存在しない

そう決めた事が
被告である私の
唯一の罪ですか?


ここで予言しとく
私は間違いなく死ぬ





いつかね

2009/10/23 (Fri)

[20] Dreamer,Cleaner
詩人:赤坂 菜葉 [投票][編集]


汚れること怖れないで
Serenadeでも歌いながら
大切なものだけ吸い取って
溜め過ぎた誇り掃き出して
心キレイにCleaner

あなたがいると思うだけで
鼻歌まじりSkip気分


終りがあると諦めないで
Lemonadeとか飲みながら
使えないものは屑籠入れて
いつか想い出に変わるから明日夢見るDreamer

あなたのこと念じるだけで
微笑みまじりTrip気分

2009/10/23 (Fri)
44件中 (21-30) [ 1 2 3 4 5
- 詩人の部屋 -