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麦の部屋  〜 新着順表示 〜


[71] 五重の相対
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1・他(ひと)の幸せを羨むだけの命
2・自分だけの幸せを求める命
3・偽の幸せに騙されている命
4・虚像の幸せのままの命
5・昔の暦に記された幸せのままの命


1・幸せを創るのは自身の命
2・自他共の幸せを創ってゆく命
3・真実の幸せを創ってゆく命
4・最高の生命力を発揮して幸せを創る命
5・無限大の生命力を発揮して絶対の幸せを創る命

2011/08/01 (Mon)

[70] 転調
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ある夏の日 

ちっちゃな縁台に座って 西瓜を食べていた



ふと 何の変哲もない石ころが 目にとまる


 いつから そこに あるのだろ

 どこから やって来たのだろ

 どうして そんな形になったのだろう


その石の周りには いつからか 色んな石たちがいて

その石たちが どんどんと 目の奥に飛び込んできて

色んな色んな色が どんどんと どんどんと 大きく大きく広がっていって




みなみの空のまんなかには 白い入道雲が  

どかっと あぐらをかいて 座っていた



その夏の日の 西瓜は とても とても美味しかった。







2011/07/31 (Sun)

[69] 絶対と相対
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羨ましい妬ましい
自惚れる欲を張る

清々しく堂々と
力強く胸を張る



「基準」





「善と悪」

命を傷つけるのは悪 苦しいこと 悪は苦しいこと
命を育て慈しむは善 楽しいこと 善は楽しいこと

悪は命を傷つけ、自他の命の奥底を苦しめ闇にする
善は命を讃えて、自他の命の奥底を楽しく光り輝かせる



善も悪も自身の命の内にある

善も悪も自身の命である。


どちらを使うかは、

自身が決める。




2011/07/29 (Fri)

[68] なびくナビ
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目的地を設定
順調にスタート
ナビの音声に従い
快適な走行

「まもなく右折シテ下さい」


「まもなく」とは
も一つ先だった
遅かりしゆらのすけ
元の軌道に修正

ナビは私のミスに
なびいて修正をしてくれた


となり の前に ありなり そして
次に あなろ で なびくナビ

だらに は、命を讃え護る、との誓願の言葉

2011/07/24 (Sun)

[67] オブラート
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半透明の円
粉の薬をそのままでは飲めない人が使う円
薄くてちょっと力を加えただけで破れてしまう円
水の付いた手で触るとすぐに溶けてしまう円
すごくデリケートな円

粉の薬をそのままでは飲めない人には
大事な大事な円



その半透明で円い貴方達は
優しく、苦い薬を飲めるようにしてくれた。


強く優しい薬(詩)の力が心に満ちてゆく




2011/07/21 (Thu)

[66] さじかげん
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いいかげんの
さじかげん

こさじいっぱいのしお

ゆだるすんぜん
さっ とひとふり

うまいレシピ
全部を知っててしているの
それとも知らずにしているの

てぎわがよくて
分からない

そのしおで
青菜の色が鮮やかに

庶民の舌に合う味に



ーーーーーーーーーーーーーーーー
「ドッチ」

ドッチボールが右左

ぶつける人
ぶつけられる人


ドッチがどっち?

理屈じゃないよ


 「粘る人
  昼休みでは
  終わらせず
  放課後もしようよと
      息を弾ませ」


 「放課後は
  犬の散歩と
  食事の支度
  さじの加減は
  祖父母の好みに」

















2011/07/19 (Tue)

[65] 伝波
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「実」は、伝わっている
  (命の奥底)

勘違いをしていたとしても
   (歓喜の源)

苦楽ともに全ての感情
 (一心の力)

伝波して広がってゆく
  (宇宙大の等身大)




2011/07/14 (Thu)

[64] 空創
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ボクの頭の上
青空が広がってる
さっきチラッと見たから知ってる。


今も有るのか心配
想像してみる。



ボクは空。






2011/07/12 (Tue)

[63] 例えば 理と事
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理論や法則 理想 「理」

  と

実践や体験 現実 「事(実)」



例えば

「幸」に成る「理」を「事(実)」にする。

「命は尊い」という「理」を「事」にする。



例えば

「世界平和」という「理」を

自分の周りから「事」にしていく。




2011/07/11 (Mon)

[62] 無上宝珠
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この世で
何物にも代え難い宝珠

此を壊すことは
他の此を壊すことと同じこと


宝であることを知らず
宝であることを教えられず
宝を傷つけられ
(宝を傷つけるものは其れが宝であることを知らず)
 ひびが入り
他の宝も分からなくなり


此の宝珠は
他の宝珠の為にあるものであり
それでこそ輝く宝


かけがえのない「あなた」
「あなた」こそが「無上宝珠」





2011/07/08 (Fri)
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