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かけてんの部屋  〜 投稿順表示 〜


[407] 歩いていく
詩人:かけてん [投票][編集]

抱き締めていたいな

抱き締めていられたらな

無くなってった
地図や
無くなってった
笑顔を
惜しんだって仕方ないじゃないか


抱き締めていたかな
あの時違っていたらって
無くなってった時間を
無くなってった僕達を
悔やんだってしょうがないじゃないか

空しさは忘れたよ

孤独は消えていった





魔女たちが
旋回する
頭上で

僕はひがんでんのかな

魔女たちが
旋回するよ

見たくはなかったな
抱き締めていたら見えなかったかな?




永久はあるのかな?
消えていくのかな?
変わっていくのだろうか?





頭上は騒がしい
頭上は楽しいのかな





静かに
考えている





今いるところはどこだろう?



進んでいこ
次の悩みを求めて

次の道を求めて
明るく
前を向いて

歩いていこー






ここでいいから
歩いていこー






頭上は今も騒がしい
僕は歩いていこー抱き締めて
変わっていくんだろー



2012/06/17 (Sun)

[408] 言葉の力
詩人:かけてん [投票][編集]

言葉に酔わされ
言葉に傷つき
言葉に癒され
言葉に壊され
言葉に励まされ
言葉に殺され
言葉に生かされる



言葉を飛ばしていく事は
とても怖い事かもしれない


2012/06/18 (Mon)

[409] 時の中
詩人:かけてん [投票][編集]

これでいいのか?と聞かれると
目がおよぐ



目まぐるしく進む今に
置いていってはいけないものもある


これでよかったのかなんて聞かれても


今は進んでいるんだ

そんななか
どこか遠くで僕は、僕を見て
笑っている







そうだ
これでいいんだ


そして
これからだ







それでも
それでも
これでいいのかと聞かれると



そんなんシラン!!!



良いも悪いもないよね

2012/08/09 (Thu)

[410] いじめ
詩人:かけてん [投票][編集]

いわゆる、いじめとは悪である
悪は光をきらい
悪は光の種を消したがる

光の種である、ある子供やある大人は
いじめに苦しみ
自分をマイナスだと決めつける
だから自分を傷つける
あるいは自分を殺す

そしていやらしい悪たちの声が響きわたる

光の種は必ず
いじめようとされ
苦しめようとされ
終いには消そうとされる

だから
深く感じていてほしい
だから
信じていてほしい

今、光である人々はそれを乗り越え
また光の種である者たちを救おうとしている


必ず答えはある
それを感じていてほしい


どうしても
どうしても
苦しい時

空を見てほしい
前を向いてほしい

テレビの世界にいる光たちを見てほしい
過去の光
今の光である人達が書いた本を読んでほしい

何より忘れないでほしい

光はどんな暗闇も必ず照らすのだ
という事を…

2014/07/22 (Tue)

[411] 願いをのせて
詩人:かけてん [投票][編集]

風のない日
わたしは
空を舞いながら地上に涙している

苦しみや悲しみが聞こえてくるよ
耳を塞ぐから願いも聞こえなくなるんだ

嘆いたって美しくはない


風のない日
太陽を浴びて
枯れそうな体をかばいながらそれでも舞うよ
使命があるから

届けなきゃ
伝えなきゃ


風が吹いた
届いたかな?

2013/06/10 (Mon)

[412] 仲間や旅路
詩人:かけてん [投票][編集]

持たせた旗も、限界にちかかった

鎧をかぶったまま歩くからすぐにあるけなくなる

遠くで黙って見守る仲間たち

夕べの白さも忘れて
ただ秩序を忘れたあの見慣れない空

一向の旗を揺るがし
仲間は蹴落とされた

手もさしのべられずに
ただもがくも追い詰められる旅路

バタン
とうとう倒れて
気持ちも身体もけして立ち上がろうとしない

身をまもるため鎧ははなせない

そのうち涙が溢れだした

からからになった頃、ようやく陽がではじめた
小鳥はまたうたをうたいはじめている

少しだけ歩いてみた

気づくと仲間がまたあらわれた
黙って手をさしのべる仲間たち
ぼくは安心してひとつだけ鎧をはずした

そのうちまた歩いていると
バタンとたおれてしまっていた
仲間に声をかけると
また手をさしのべてくれた

鎧を外していこう
確かに誰かがそう言った


そして、いまも、歩いている
戦場のない、鎧のいらない場所にむかって

2014/07/13 (Sun)
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