詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
ひまつぶしだとしても
それでもいいんだ
どこにでもあるカフェで
君がアタシの前にいて
甘すぎるラテを
飲みながら
笑っている
それだけでいいんだ
それだけで
君を好きな気持ちで
いっぱいになる
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君に会えるなら
何も惜しまないよ
休みの日の
寝る時間だってそう
節約のために
毎日お弁当つくってても
君に会うための
片道360円なら
惜しまずに切符買うよ
そんなこと
君には
気付いて欲しくないよ
だけど
誰よりも大好きなこと
気付いて欲しいよ
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「いま暇なのか?」
なんで?
「意味なんてねえよ」
いつものやりとり
「いま暇?」
今日はそれで
会ってくれたね
それもきっと
「意味なんてない」んだろうね
でもね
アタシにとっては
「会いたいから」
よりも
キュンとしちゃうんだ
意味がなくてもいいよ
意味もなく
アタシを欲してて
意味もなく
あたしを求めてて
ホントは
意味があるんだよ
でも
意味があることを
わからないままでいよう
そんな2人でも
いいんじゃないかな
わかんないから
ドキドキしてるんだね
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髪を切って
パーマをかけた
ふんわりふわふわ
ショートボブ
自分が変わると
世界が変わって見える
節電してる
駅前の景色も
キラキラして見える
ああ
なんだか
がんばれそう
君に会いたいよ
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昔の彼女の話を聞いた
君の恋愛が
どんなだったか
知りたかったんだ
もっともっと
君を知りたくなって
もっともっと
君を好きになった
もっともっと
君が欲しくなった
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これ
この前おいしいって
言ってたから
買ってきたよ
別にうまくねぇよ
えっ ちょっと
なんでよ
お前がうまいって言うと
まずいって
言いたくなるんだよ
あのドラマ
まじおもしれぇよ
ねっおもしろいよね
アタシも観てるよ
いや
おもしろくねぇよ
なんでなんで
お前がおもしれぇ
って言うと
おもしろくねぇんだよ
かわいいね
全部逆を
言いたくなるんだね
ぢゃあ
君のことなんて
だいっきらい
って言ったら
君はなんて言うのかな
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彼女もほしくない
結婚願望もない
そんな君の
彼女になろうと
四苦八苦なアタシ
友達以上恋人未満な
特別な女の子には
なれたけれど
それ以上に満たなくて
大事な言葉を飲み込む
君に聞かれた
彼氏ほしいの?
うん ほしいよ
彼氏がいるメリットは?
彼氏がいると
どんないいことあんの?
毎日が楽しくなる
ちっちゃなこともしあわせだと思えちゃう(^_^)
うまく言えないよ
アタシはそうだよ
他の人がどうかは
わかんない
ただいっこ
言えるのは
ホントは
彼氏がほしい
よりも
君がほしい
って言いたかった
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髪型を変えたのも
メイクを変えたのも
ダイエットが
三日坊主じゃないのも
全部君に
振り向いて欲しいから
ショートボブを
変えないのは
初めて出逢った
あの日
髪の短い子が好き
君がそう言ったから
アタシも単純ね
でも単純に
君が好き
君が好きってだけで
キレイになれるの
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終電に乗るには
ここを0時に出なきゃね
明日はお互い仕事だから
帰らなくっちゃね
2人っきりの部屋
明かりは半分くらい
BGMもいらない
2人の鼓動と呼吸だけ
そして時々聞こえる
きしきしと揺れる
かぼちゃの馬車の音
いぢわるな
お姉さまたちは
電源切って
シャットアウト
アタシがアタシじゃ
なくなるお城の舞踏会
誰より甘い
クリームのように
溶けちゃうの
15分前に
ドレスを脱いで
いつもの服を着る
ビビデバビデブー
壁の中に吸い込まれる
ぺらぺらな
オジサンの顔の紙きれ
現実への扉の前で
魔法の解く
0時を知らせるキス
脱げないの
ガラスの靴が
そのかわりに
タクシー代くらい
出してあげる
「今度のとき返すから」
ガラスの靴より
効果的な次の約束
次の日の朝もまた
5:30に家を出て出勤
昨日の夜の夢を見る
ビビデバビデブー
魔女のオバサンは
次はいつ来るかしら