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halcyonの部屋  〜 新着順表示 〜


[294] 生きていける
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知らない振りが彼の癖。
それがいいところでもあり悪いところでもある。


けれど、
その行動には
愛がこもっている事を
わたしは知ってる。
知っているのだ。





「おまえ、その、いつ…」

「いつ…なんです?」

「いや、やっぱりなんでもない。忘れてくれ」

「そうですね。2、3年前くらいですかね。別れたのは」

「…そうか」

「はい。別れたっていっても随分一方的でしたけど。あの人、死んじゃったんで」


私は彼の為に出来るだけ
なんでもない事のような
声を出した。


「…そうか」


俯いた彼が繰り返し呟いた一言に膝を抱えていた
手が震えた。


「そうですよ。
だから、わたしはいまひとり、です。」


ひとり、口に出したのはあまりにも久しぶりな言葉だったから、ああ、私はいままでこの言葉を無意識に避けていたんだなと思った。頬をつめたいなにかが伝った。彼はいつの間にか俯いていた顔を上げ、私を見ていた。


「おまえの傍には、いま、おれがいる」
「だから、ひとりではないだろ」
「なあ」


まっすぐ私を見てそう言った彼に、私は自分に出来るだけの笑顔を向けた。
そして涙をぐっと堪えて目を閉じた。






私はこれからの人生を彼に託そうとおもう。
いいかな?
私は、今を生きていく。
ごめんね。
愛してたよ。

2009/04/27 (Mon)

[293] 力いっぱい
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すきだよ、お前が。
だからずっと俺の傍にいてもうどこにも行くな…!



お前もな!

2009/04/23 (Thu)

[292] 繋いでいて。
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大人になることの意味は
まだ分からないけど、
守りたいものがあるから。変わらないものはないと
分かっていても、
今この瞬間、
手にしているものだけは
信じていたいから。

あたしの、
頼りない手にだって
力がこもるんだ。




だからお願い。
差し出したこの手を
走りきるまで放さないで、

2009/03/18 (Wed)

[291] おばあちゃん
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思い浮かんだのは、
節くれだった働き者の手
カサカサだったけど
とっても温かかった



優しかった。
だいすきだった。





ねえ、おばあちゃん


ごめんね
ごめんなさい


あたしも
おおきくなったからか
遠くなっちゃってたよ
おばあちゃんへ、
が薄れちゃってたよ
あたしは馬鹿で最低だ



ごめんなさい


もっともっと
かわいくて
いい孫でありたかった







ねえ、
おばあちゃん。
泣いていいかな。


なんだかね、
ぐちゃぐちゃだけど
やっぱり涙が出る



悲しいよ。

2009/02/16 (Mon)

[290] I LOVE YOU
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ありったけの幸せを、
あなたに

2009/02/09 (Mon)

[289] I LOVE YOU
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手を、繋いでもいいですか

2009/02/03 (Tue)

[288] I LOVE YOU
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今すぐ会いたい!

2009/01/26 (Mon)

[287] うそだよきみがほしい
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「おにいちゃんはどうしてそんなにやさしいのー?」


「んー、
どうしてだと思う?」

「えっとねー」

「んー?」

「わたしの
おにいちゃんだから!
ね!」




「そう、
おにいちゃんだからだ」

2009/01/19 (Mon)

[286] I LOVE YOU
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生まれてきてくれて、
ありがとう。

2009/01/19 (Mon)

[285] I LOVE YOU
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どうやっても君には、
敵わない。

2009/01/20 (Tue)
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