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剛田奇作の部屋  〜 新着順表示 〜


[411] 2011.09
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

オニギリの中の戦闘機はピンクがいい

幕内弁当の梅干が盗聴器 僕のおばあちゃんスパイ

ほんとさ

ブルーハワイがやっぱり好き

海の青は過去が溶けている

過去と振り出しに戻るサイコロと 少しの塩さ

宇宙は赤ちゃんなんだよ

大人になると時間になる

一円を虐待しないで 

よってたかってさ

カタツムリのSMプレイ  

延長は雨の日 プライバシーさ 

僕らはね 銀の雲を渡って行くんだよ

神様の指紋のあいだを

神様の局部で結婚式をあげるのさ

来賓はみんな鳥さ 昔から決まっているんだよ

そうさ ひと月で これだけのことが起こってる

君の悩みなんてちっぽけなことさ

もっともっと 大きく なくちゃ

たった一度の 願い事なんだもの




2011/09/27 (Tue)

[410] 乾きと葛藤の中の破壊的衝動
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

気が遠くなるほどの無力感

灰色の生暖かい熱気の中で貪る悪夢

人間を絶ってから何年が過ぎたのだろう


破壊的な偏愛


手に入らぬなら 殺していいと神が言う

貴方は神なんかじゃないと 私は叫ぶ


体の中心から渦巻く 衝動

その美しさに触れたとき

心臓を焼き切るような 痛みを知った


恐怖 悲しみ

そして 渇望

白黒の 悪魔的な衝動は


私を終末に 導いてくれる


優しく 


冷たい 腕を引いて


そして 安心している


ひとつになれるのだから


灰色の大地で 

2011/08/09 (Tue)

[409] 破壊に続く恋に似た感情、終焉
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

そうして君の白い肌は赤く染まったまま

今も

戦っているんだろう

私の知らない 遥か 高みで


渇望してる 長いこと

ずっとずっと 遥か 底辺で

君が欲しくて たまらない

欲望

つまらない くだらない もの 

そしてこんなにも激しく
無駄で 悲しい

強烈 な炎のような腕が 凍てついた心臓を
かき回し続けて

破壊的なまでに慕う


残された自分さえも失い 

欲望だけが 私になる


君は運命の中 深く 


そう ただ ほんの一瞬 

微笑んでくれさえしたら

いま

触れることが 叶うなら














2011/08/09 (Tue)

[408] 痛み
詩人:剛田奇作 [投票][編集]


生きるということは 


痛いことだ



そして痛みを受け入れても


痛みはなくならない


ただ


受け入れた痛みは


等身大になる


計り知れないと思っていた痛みは


等身大になる




「今日を生きれたら、それでいい」





2011/07/17 (Sun)

[407] 人形愛
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

貴方を手に入れるのは私だ


そして


あなたの指は冷たい

こんなにも愛しているのに

たしかに 焦がれるほどに愛して 


私は解った


この世に生まれてしまうということは

すべてのモノから隔絶されるということ

唯一の色を持ち

それは混濁することもなく


あの頃は 完全に


貴方と一つだったのに


貴方を掻き抱けば 抱くほど

貴方と私は同じ世界に居ないと


証明されるようだ


貴方は どこか 別の場所をみている

私の ずっと うしろの 

砂漠のような

私の知らない景色を眺め


知らない言葉で話している


嫉妬と悲しみの 濁流のなかで

私は ただ 真実が怖くて

泣いている


なぜ 


私を 愛しては くれない


私には あなたしか いないのに


なぜ

 私を抱きしめては くれぬ



私が 欲しいと 言って

私無しには 生きれないと
















私は君の世界の住人になりたい

2011/07/17 (Sun)

[406] 悲しみは白りんご
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

風のそよぎは懐かしい白


悲しみと君の色


悲しみはそっと僕らの喉に刺さり


咳き込みながら

戸惑いながら




受け入れるんだろう



牢獄に入っている囚人も


僕らと、ほんとは違いなんかない



風になびく白いシーツ

あんなふうに

悲しみの向こうで

手招きして


悲しみにいちばん近い色は 白


はにかみながら僕らは描くんだろう


赤ちゃんに 筆を握らせて

神様にいたずら仕掛けよう



悲しみはふっと君を訪ねるだろう


それは 決して 暗闇なんかじゃなく



白いバスに乗り込んで

アコースティックな音色の中に


悲しみが 君を癒すんだろう


僕と


悲しみの優しさに 微笑むんだろう





2011/04/11 (Mon)

[405] ワガママちょうだい
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

ちやほやして

可愛がって

もっと愛して

こっちを向いて

すごいと褒めて

みんな謝って

私はなにも悪くないわ

100歳のおばあさんだってさ
こんな風に駄々をこねてもいいじゃない?

みんなで我が儘を聞いてあげよう

駄々をこねて
本当の気持ちを伝えなきゃ
始まらない

傷つけること
傷つくこと
喧嘩すること

思ったより怖くない

本当に怖いのは

いろんな気持ち 一人で抱えて
風船みたいに膨らんでいっちゃうこと
最後に破裂、しちゃうこと

誰も傷つけないで生きるなんて無理さ

めちゃくちゃ傷つけて
我が儘言って
迷惑かけて
呆れられて

そうした人が本当は1番みんなの為になることを考えられる


義務みたいにいい人を演じて
疲れた貴方

貴方のワガママきかせてよ

貴方の本音

聞かせてよ



2011/04/01 (Fri)

[404] 禅的生活
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

無駄な物がたまっている

背中の脂肪
迷惑メール
五年前のケチャップ

ため息ばかりつかないで
疲れているんだね

ねえ 荷物が重いから疲れるんだよ

携帯電話の新機能なんて、人生に関係ないさ

ハイテクとか情報とか
量とか得とかお金とか

もっともっと増やしたい?

彼らは僕らを楽しませ そして

どんどん消耗させる


今の一瞬は何の為の一瞬だ?

今を変えると10年後が変わる

さあ、立ちあがろ

明日じゃない

今日じゃない


「今」すぐ

一歩進め

それはつまり

10年後の100Kmと同じ


ここからが大事だ

「本当に必要なもの」だけを持って

一歩を、進むことさ








2011/04/01 (Fri)

[403] 朝の歌
詩人:剛田奇作 [投票][編集]


空はね、僕らの故郷

僕らは旅をしてるんだよ
地球が生まれる前からの旅

快適な旅の秘訣はね

荷物を少なくすることさ
憎しみ
怒り
悲しみ
劣等感

にぎりしめても

お腹がすくだけ

そんなの池に沈めて
冷たい水で顔を洗おう

さぁゆこう

今日の朝は今日にしか来ない

焼きたてのベーコンをサンドイッチにして


私はね

死ぬより 生きるを

選んだんだ

自分で 決めたのさ

だから

海を目指して 歌うんだ

今の一瞬は

宇宙が始まって 初めての一瞬さ
だからつまり
深く考えずに 奇跡
なのさきっと

貴方も 私も

お揃いで
全然違う

奇跡をお弁当箱にぎゅうぎゅうに詰めて

新しい朝に
会いにいく




2011/03/27 (Sun)

[402] 何もない部屋で
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

もう長い間

何も持っていないし

何も欲しくはない

そして、何も奪いたくない


お金は要らない

物も要らない


ただ本当に信じられる人がいるなら

満足なんだ


君に欲しいだけあげるよ

ここには私しかないけど
私でも

いいと いうひとがいたら
私の価値すべてをあげたい

あげることで

価値は 私になる

代価は要らない

また

会いにきてくれるなら




2011/03/27 (Sun)
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