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Akira“STARMAN”の部屋  〜 新着順表示 〜


[11] As Earthling
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罪と罰
床に伏し
受け容れなければならない
バチがあたったんだ
オーバーフロー
流れる雲に健全さを感じる
考えるほどに深遠な嘆きの淵に落ちて行く
想うほどに遠ざかる
もがき苦しむ人間としての幸福
地平線を歩く

2007/10/10 (Wed)

[10] Wave
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戦地へ赴く男の子種を宿らされ、
きつい労働を強いられ 女の子を産み嘆かれ
帰らぬ男
孤独のうちに育て
家を出され
我が子を奪われる
別の男性に嫁ぎ
双子を授かり失い
何事も三度あると
人形の葬式を
苦難と儚さを知り
想うほどに奪われ
耐え抜いた
災いを背負い
ささいなことさえ幸福
笑顔でさえも
我が子との生き別れと死に別れと

つい50年前の話
まだどこかでは、よくある話

僕の血は彼女の血
やさしくて温かい
ご飯も旨かったよ
ばぁちゃん

2007/10/10 (Wed)

[9] 明日への条件
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昨日も泣いた
今日も泣いた
明日も明後日も泣くのだろう

今も泣きたい心もち

でも嘆かない
強くなるため涙を流す

強くなっても
泣くのだろう

2007/10/10 (Wed)

[8] Try
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とにかくやってみよう
立ち止まらないで
疲れたなら
行く道に何があるか考え行く道を眺めて休むがいい
先は長いから

人生は自我との久遠の戦いだと誰かが言ってた
逃げたり
かわしたり
騙したり
戦いを避けるばかり
傷つこうとも受け止めてみよう
立ち向かう勇気が血肉となって強さに

心身を健全に保ち
自我以外を受け入れ
思いやりを大切に

2007/10/10 (Wed)

[7] 「湖」
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僕は湖に深く沈み込んだ
あなたは僕の手を引き湖面へ誘った
再び息を吹き返した僕は
美しい湖畔に向かって泳ぎつき
忌々しい湖を離れようとした

僕は再び空を目指した
あなたは僕を励まし続け星を指し示した
再び傷ついた僕は
湖面に落ちて沈み込み
美しい湖面を台無しにしてしまった

湖底に辿り着くと大きな力に導かれ
小惑星のひとつになった
あなたに再び会うために流星となって湖を目指した
近づくにつれあなたへの想いがつのる
あと少しというところで
あなたがすでに美しい星となっていることを聞いた
湖にたどり着く前に
僕のすべてが燃え尽きた

2007/10/10 (Wed)

[6] 「My Foolish Heart」
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棄て去らなければならないもの。

罪滅ぼしのつもり。

帰らざる者達から僕自身への最後通牒

奪われたまま
なし崩し

LOWへの疾駆
堕落した主人公への憧憬
欲求の塊

Low Life

2007/10/08 (Mon)

[5] Foolish Man
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Foolish Man
Foolish Man
彼は寒空の下
原野を独り歩いていた

夜になって
僕らが彼の本心を聴きたがったとき
彼は星を指差し
すべてを無視して同調だけにとどめようと言ったんだ
そのとき彼はあどけない顔で笑ったんだ

僕らが彼に本心を話したとき
外は大雨なのに
地球の半分は常に日が射しているというんだ

それから彼は早口でみんなに質問した
彼は即答を求めたが
そのくせ時間をかけて思考しろと説く

Foolish Man
Foolish Man
彼は続けた
沈思の先の欲求こそ真の目的

沈痛とともにある虚無感を憤怒と怠惰で乗り越える術

彼は彼自身で遊んでいるFoolish Man
Foolish Man

ふざけながら泣いている
許しながら嘆いている
棄てながら求めている
抗いながら流れている

Foolish Man
彼女は必要
アナタを抑制できるのは彼女だけ



Foolish Man
Foolish Man

Foolish Manがいるよ

2007/10/05 (Fri)

[4] AFTER ALL(結局)
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彼女とそこにいたのはどのくらいだったろうか
ずいぶんと経ったような気がする
永遠でありたい
永遠でありたい
ずいぶんと経ったような気がする
すべてのものに名前がある
いたるものに意義がある
僕を名前で呼んでくれ
僕もそうするから
でも君に背負わせるわけにいかない
思考が思い込みを産む
思考が不和を育む
心の赴くままに
心は理解できている
心は理解できている

毎晩
僕のベッドは婚礼の夜
閃光を求めて結びつく
床にはマットレス
ペンキが塗られただけの室内
飾りなど無意味な空間
くる夜もくる夜も婚礼の夜
準備はできたかい?
思考が思い込みを産む
思考が不和を育む
心の赴くままに
心は理解できている
心は理解できている

彼女は僕の腕の中で
なんて言った?
彼女は僕の胸にもたれて
なんて言った?

なのに問題が多すぎた
結局のところ飾りたてられた室内

蒸し暑くなる室内
僕の滴る汗
僕を見ていないのはなぜ?
そして彼女は僕の場所で眠っている
圧倒的な美しさ
そして僕は
いるべき場所を見つけることができないでいる
思考が思い込みを産む
思考が不和を育む
心の赴くままに
心は理解できている
心は理解できている

2007/10/10 (Wed)

[3] Alienation(疎外)
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深い雲に覆われていようとも太陽の輝きは絶えない

居場所を探してみる必要がある

気づいたら心は彷徨っていた
なるようになっていたから
なすがままにしていたんだ
そんな必要があった
少年期の自分を思い返す必要と時間があった
君の秘密も打ち明けておくれ
ここにいなくちゃいけなかったのに
飛び込まなくちゃいけなかったのに
僕は振り返って佇んでいる

嵐が吹き荒れている
負けそうになったら
僕はなすがままに任せる
君に逢いたい
本当に逢えるといいのに
そして僕を
知らない場所に連れて行って
知らない場所に連れて行って

やがて僕は見つけだす
存在価値を必要としない安住の地を

やがて僕は見つけだす
エゴを自覚することなき満たされた地を

2007/10/05 (Fri)

[2] Morning
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自分が理解できない
彼女を理解できない
僕は独り佇んでいる
彼女は忘れてしまったのだろう
彼女は忘れてしまった
特別な存在だったのに
今は忘れられた存在

もっと急げ
もっと急げ
自意識を超越し
自覚すらできない境地へ
彼女とのリンクを抹消しろ
僕は問われるまで
気持ちを話さない
誰が悪くて
誰が正しい
無意味な問題に固執しすぎる
私の愛のすべてを尽くしただなんて彼に言ってはならない

思考がまとまらない
考えることが多すぎる
僕のエゴは無敵

彼女に話すことはない
傍に佇んでいたかっただけ

僕は話さない
通じ合える仲だと確信していたから

誤解と真実だけが癒えない傷となって沈着する

僕のベッドは空っぽだ
誇張された世界における真実
僕のベッドは空っぽだ

彼女の心は異国の地
僕もしばらくそこにいた
意味を為さないことかもしれないが
努力したなら
理解できるかもしれない
誤解と真実だけが癒えない傷となって沈着する

僕のベッドは空っぽだ
誇張された世界における真実
僕のベッドは空っぽなのだ

2007/10/01 (Mon)
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