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ジャガーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[329] 休日を待つ
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それ程悪くは無い毎日さ

少しの不安や不満くらい

惰性に身を任せれば

そんな今日も終わり



もう一度 今度こそ

あと一日 今日こそは


休日を求めて

たんたんと生きている





未来が憂鬱なのは

憂鬱な過去があるから


苦い体験をするほど

僕は臆病になるみたい



そしてもう一度

もう一曲

もうワンフレーズ

もう一言だけ


継ぎ足し 継ぎ足しで

毎日を凌いでいる



 

2010/11/03 (Wed)

[330] 何処を向いても
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単なる思い込みでは無い

そんな事とっくに気づいている



平穏な日々

優しい布団の中

純粋に生きろと叩き込まれた教育

人には優しくあれと身をもって感じた瞬間

脳裏に浮かぶ悪夢

恐ろしい想像

恐怖と脅迫

疎外と連帯

社会と人生

主張 そして批判と同調



ロックンロールにすがって生きたって

そこに理想は本当にあるのか







違和感はそこ



僕らは常に流されている


あらゆる方向に

あらゆる思想や思惑に



違和感はそこ


本当の自由など

実態は何処にも無い





 

2010/11/03 (Wed)

[331] 今宵月が遠退く
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また夜


吠えず


鳴らぬ


泣かぬ


風は吹いても


何も聞こえない


何も見えないし


何も思い出せないさ




ただ ただ


暗闇


激しく


無音




 

2010/11/08 (Mon)

[332] アイ
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その体温を

まだ覚えている


触れた瞬間から

心の一番奥へ

伝わったから



冷たい風に

奪われようと

決して消えないまま






その寝顔を

まだ覚えている


見つめたまま

僕のなかで

時間は止まったから


醜い世界に

目を閉じても


決して消えないまま







君を奪う総てが

狂うくらい許せなくて



誰であっても

どんな出来事でも

過去も未来さえも

僕たちには

必要など無かったんだよ





だから

さよなら


君に触れるたび

僕はそんな自分が

一番許せなくて

壊れてゆくから











その愛を

まだ覚えている


どんな何より

強く激しく僕の心を

揺さぶったから




どんな時代に

流されようと


決して

決して

消えないまま





 

2010/11/16 (Tue)

[333] 君の未来
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もう哀しみなど

終わりにしてしまいなよ


今日流した涙は

きっと

君をまた

綺麗にするから




君は深い孤独を知るから

同時に愛の深さも解るさ


そして君は

出逢うだろう


これからの君を

愛する人に





だから

もう哀しみなど

終わりにしてしまいなよ



甘えた恋など

捨ててしまえよ

二度と思い出さぬように







周りを見てごらん

君は決して

ひとりじゃないだろう


その人達を

今までより愛して

強く生きるんだよ





君は強い痛みを知るから

同時に愛の優しさも解るさ


そして君は

出逢うだろう


これからの君を

愛する人に





 

2010/11/17 (Wed)

[334] 伝わるかい
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伝わるかい

こんな言葉たちが




美しくありたくて


着飾ったり

並べ替えたり

そんな詩たちさ




五感で生きる日常には

到底

敵うはずなど無いけれど




それでも僕は

書いてきたんだよ



愛しさと

孤独と

希望と

自我にまみれて





聴こえるかい


この詩が



伝わるかい


この言葉たちが






心など決して

言葉では描けないとしても


それでも僕は

書いて行くんだよ




 

2010/11/18 (Thu)

[335] それだけ
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安心して

眠るがいい


「もう哀しみなど無い」と



眼を閉じた時

その暗闇は

君を夢へ誘うだけさ





何も恐れないでなんて

言ってるわけじゃない


昨日虹を見たんだ


意味など無いさ


ただ美しかった





そう それだけの事さ








だから


安心して

目覚めるがいい


「もう絶望などない」と

眼を開いた時

眩しい光は

次も君を新しく

彩るはずさ




 

2010/11/19 (Fri)

[336] 歩めばいい
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どうせすぐに破られるさ

とくにそんな約束事なんか


ほんの出来心に身を預ければ

すぐに裏切れるさ



ただ無意味に信じる事ほど

愚かな事は無い



人は自分勝手な生き物だと

わかっていながら


自分勝手な愛を

こじつけるのも良くはない




そりゃそうだね

捨てられたつもりで

いたりしたけど


わかっていた事なんだよ

全て予感してたとおりさ





ほら 見なよ

歩く人も道も遠く離れた空も


君が消えない限り

無くなりはしないさ




だからこそ

これからも君が望むとおり


何度でも 何通りでも

好きに歩めばいい


今見てる景色だけを


信じて歩ければいい






 

2010/12/04 (Sat)

[337] ジェラシーにグッバイ
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今だから思えるさ

僕程嫉妬深い奴も

少なかろうに


君がいようがいまいが

離れようが別れようが

君の自由さえ手に入れる気でいたよ




ずっとずっと

うなされていた

悲しいとか

悔しいとか

それでも愛しいとか




いろいろあって今は

深すぎて潜れなくなったよ

あの頃の心には届かない


苦しかった出来事に

僕は疲れたのかもしれない


同時に消え去った

ジェラシーにもグッバイ


あの頃の記憶にバイバイ


さようなら君

ねえグッバイ







 

2010/12/07 (Tue)

[338] "愛してる"の歌
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綺麗事を書き続けよう


もう決して

君のもとには

届かない歌で


君の手の

届かない場所で



絵を描くより

計画的に

計算をするよりは

感覚的に



たとえ深い夢では

虚しく響こうとも


歌ってみよう

奏でてみよう



"愛してる"の歌



きっと君の胸には

届かない


そんな

"愛してる"の歌


 

2011/01/08 (Sat)
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