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野上 道弥の部屋  〜 新着順表示 〜


[16] 一行詩集〜負の私〜
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

破壊してしまえばそのまま終演



押さえきれない負の感情



自責と言う名の闇い海



全てが嫌になる瞬間の継続は永遠



愛したい矛盾達



壊れそうになる私とそれを見つめる僕



少しの発言に伴う多大なる後悔



僅かな行動に伴う無限の失墜



理屈を並べて卑屈になる私



そんな私を護ろうとしてくれる一握りの大切な人達



本当に大切なもの以外はどうでもいい私



一人になりたい私の中の寂しがり屋な僕



抱きしめられる暖かさを誰よりも知る私




護りたい私と僕
 
 

2003/02/11 (Tue)

[15] 星空
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冬の星空の下

一人たたずんでみて

私の想い人と共に

歩いてみたい

そんな事を想って

頬を赤らめる


冬の風の厳しさに

思わず首をすぼめるけど

あなたの想いにとらわれた私だから

冬の星空の下でも

一人で歩いていける



けれど…

本心は…

言ってあげない

だから気付いてね

 

2003/02/08 (Sat)

[13] 一行詩集  〜妹〜
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

いつでも寂しい瞳の奥にある輝きを護りたい



泪が止まらないなら止まるまで抱いていてあげる



君の言う仕方がないは本当に終わりのようで仕方がない



護りたい君に逢うことが出来ないから寂しい



夜の闇を引き裂く光を二人で見た憂い



煙草で髪を焦がすくらいの失意



赤らめた頬を見られまいとする抗いの中の新発見



麻痺した感情から滲み出る私だけへの笑顔



星の数の出会いとそれに伴う孤独感の比較



矛盾しつつも離れたくない孤独と温もり



 

君に感じた姿写しの私
 

2003/02/17 (Mon)

[12] 月明かり
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

月明かりの下

私の肩を抱いて

静かな寝息をたてる

大切なあなた

肌と肌を触れ合わせている

この時間だけは

いつもいつも形容できない

私の漏らした吐息は

つないだ手と手のように

あなたの寝息と混じり合う

あなたに乱された髪は

あなたの肌を抱いている

息や髪にまで嫉妬しそう

そう想ってみたら

あなたの唇を奪いたくて

そっと口付ける


今度は私が代わってあげる

私があなたの肩を抱いて

私の胸の中で眠らせてあげる

目を覚ましたら

もう一度口付けして

寝顔まで優しいあなた

2003/02/08 (Sat)

[11] 慶びの渦中の君達へ
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

今日という日を良き日と定め

二人で大いなる世界へその身を投じ

いつしか死が二人を分かつまで

共に歩んでいく



そんな慶びの渦中の君たちに

待ち行く試練とはいかなるものか



それでも二人は乗り越えられるだろう

二人だからこそ乗り越えられるだろう



産声を挙げ

そして立ち上がり

やがて歩き初め

言葉を交わす

そして二人が出会い

今を迎える

その生きてきた意味を大切にして欲しい

二人の絆を大切にして欲しい

いつか生まれてくる二人の子供達に

その意味を教えてあげて欲しいから



おめでとう

心から総てで

2004/11/24 (Wed)

[10] 母になる日
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

母は私に何を伝えたかったのか解らずに
私は今まで私のままでいた

その日私は別人になった
愛した人との新しい生命は
私に喜びと不安を教えてくれた

そう 母になった日

喜び
あなたは私に与えてくれる
慈しみを 感動を
私の母性の育て方を

不安
私はあなたに与えたくない
育てていけるのか
何も解らない手探りの今を

母が伝えたかったのはこの事かもしれない
生命の尊さ
生命の輝き


私も幼いながらもあなたのお母さんになったよ

あなたの顔を見る日はまだ遠いわね

あなたの声を聞く日が楽しみだわ  

2003/02/08 (Sat)

[9] なりたいもの
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

小さい頃から様々な夢を描いてた
大きくなればなれると信じてた将来の夢達
何も努力しないで今更何を言ってるのか

夢は祈るだけでは叶わない
解っていても今も祈ってる
弱い自分がいつまでも祈ってる


本当は
強くなりたかっただけ
本当は
泣きたかっただけ
本当は
愛されたかっただけ

本当は

私だけを見て欲しかった
私だけを愛して欲しかった


本当になりたかったのは
あなたに認められる人

あなたに愛される自分
 

2003/02/08 (Sat)

[8] 口癖
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人に言われて初めて気付いた


大丈夫て君の口癖だよね


だって大丈夫じゃないなんて言えないじゃない


本当はどうなの

大丈夫だよ


また…


大丈夫だって…


口癖なのか
本当に大丈夫なのか
自分でも解らない


でもきっと大丈夫だよ

心配しないでね…
 

2003/02/08 (Sat)

[7] いいわけ
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好きと聞かれたから
好きだと言った

傷つけるための
いいわけです

傷つけたあの人から
教わりました

気持ちを偽り続けた後悔は
あの人へ
伝わったのでしょうか



ごめんなさい
 

2003/02/08 (Sat)

[6] 答えは一つ
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愛して下さいますか

側にいて下さいますか

抱きしめて下さいますか

暖めて下さいますか

夜を共にして下さいますか

肩を貸して下さいますか

手を携えて下さいますか


答えは…

答えは一つですよね
 

2003/02/02 (Sun)
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