私達は

始まりの色と
終わりの色

まったく同じ色で
終わることなど
出来ないのでしょうね


少なからず
自分色でない誰か色が

今日も”私”に深みを
与えてくれているのでしょう


そう想いながらも
私も”誰か”に

自分色を落として
いるのかもしれませんね

強さを演じるには

　限界がある


弱さを隠し通す自分にも

　限界がある

見て来た景色
触れて来たもの
歩いて来た道が

重なり合うことはないけれど


これから

見てゆく景色
触れてゆくもの
歩いてゆく道を

君と重ねてゆけたらと想う
君と重ねてゆきたいと想う

だから

どうか一緒に

緋色の空

山が紅く燃えて目に痛い

暖かすぎる色彩なんて
今は要らない

貴方にまた
焦がれてしまう気がするから

今はただ　海のような
冷たい蒼に心を染めていたい

手をつないで
歩いてることだけで幸せ

白い息二つ並べて
歩いてることだけで幸せ

傍に居られるだけで幸せ

なんかいいね

こんな感覚

後戻りできないのだから

前に進むまでさ


待っていても何も来ないのだから

自分から行動するまでさ

君の背中を追いかけることは

夢を追いかけることより

難しいことだったんだと

今になって気付いた

道に迷った時

挫けて歩き出せなくなった時

誰がこの手を引いて

歩いてくれるだろう

あなたなのか
　　　友達なのか　
　　　　　　それとも家族なのか

誰かは私のこの手を引いて

歩いてくれるだろうか

足跡を残す

ともに傷跡も背負い

この道行きに残すのだろう

貴方と出逢って出来た

この白の傷跡も

この道行きに・・・

だけれど　私は決して

振り返らない　
　　　　　
　　　　振り返ったりしないよ

詩とは何なのか

詩とはどういうものなのか

ただ我武者羅に
書くばかりでいいのか

この場所で考え始めてる

もしも一人きりで
綴り続けていたなら

考えることなんて
無かったと思う

その壁にさえ気付くことは
無かったと思う

この場所で詩に対する想いが
変わり始めてる

言葉の難しさを知った
表現の難しさも知った

だけどまだ　分からないことばかり
　　　まだ　分からないことばかり

詩とは何なのか

詩とはどういうものなのか

学んでいかなければと思う
学びたいと思う　
磨いてゆきたいと思う