３日寒い日が続き
４日暖かい日が続く

それを繰り返して
４つの季節は
変わっていくそうだ

人の気持ちも三寒四温
全部暖かかったら
ありがたみが
なくなっちゃうもんね
寒さがあるから
暖かいんだよ

ただ暖かい方が
ちょっとだけ多いみたい

明日は何もしなくても
やってくることに
変わりはないのだろう

だけど
今日を一生懸命生きた奴と
ただ生きていただけの奴
その両方に
同じ価値の明日はこない

君と出会って
四季折々の
景色の中を過ごし
いつの間にか
恋をしていた

君はたくさんの
笑顔をくれました
お礼しないといけないね

この想いを伝えましょう

ありがとう
素敵な素敵なオクリモノ

あなたが愛しくて
離れるのが嫌で
好きで好きで
仕方なくて

それでも・・・
残酷に時は流れ
気持ちは移ってゆく

どうしても
あなたといたいのです
もしも叶わぬなら
あなたを殺して
いいでしょうか？

初めて会った時は
照れた顔でしたね

寂しくなって
メール送信

あなたの返信欲しいから
「？」の一文字に
希望を託した

次会う時には
どんな顔をしようかな？
言われた訳じゃないけど
あなたに出された
希望に溢れた宿題

ごめんね
どうしても言葉が
不器用なんだよ

君を苦しめてるよね？

君のこと好きだから
素直になれない
飾ってしまう自分が
一番自分を傷つける

好きって言いたいよ・・・

もしこの詩を
読んでくれているなら
明日会って下さい

読んでくれている
はずなんてないのに

ささやかな希望を
口笛に乗せてみた
夜は更けてゆきます

僕らはよく
「死にたい」と言う


本当は生きていたい
それだけなのに

もうすぐ梅雨入り
雨の季節には
紫陽花が美しく見える

紫陽花は土壌によって
咲かす花の色を変える

人も同じなんだろう
誰かと会って
恋に落ちて・・・
ひとりでいないから
色んな道があるように

紫陽花も咲く場所で
少しずつ違った色になる
僕らにそっくりだね
雨に打たれるところも

奇跡は起こる為にある？
・・・違うな

本当の奇跡は
起こったことすら
気付かぬ程に暖かく
僕らを包んでいるのだから

かつて人は
鉄や鉛を
金や銀に変えようとした
それが錬金術

それは夢であり
希望であったのだろう

錬金術が不可能と知った
錬金術師は
何を思ったんだろう

人の夢は儚いから
美しいのだろう