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さんだーそにあ@の部屋  〜 投稿順表示 〜


[42] 当たり前の未来っち
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

過去のことを引きずっていたり

今現在のことでうじうじ悩むのは止めた

これからは未来のことだけについて

考えることにしよう



・・・



だめだ



過去や現在のことを無視したら

未来なんて何もないじゃない



当たり前のことだけど

中々自分では気づかないよね

当たり前のことにはさ




過去くんも現在ちゃんも

当たり前のようにキミの傍にいるけど

きちんと振り向いてあげないとね

そうすれば未来っちに会えるさー

2007/03/18 (Sun)

[43] 飴玉
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そりゃあね

誰かが美味そうに舐めてりゃ

欲しくもなる



そうさね

それは決して悪いことじゃあない

うんにゃ

そこまでなら悪くはない



ただ

ヒトに習って手前も舐め始めるようなら

まるで台無し

意味ってモンが欠片も残りゃしない



それならまだ

人のモノを見て

涎を垂らしてる方がまだ賢いってもんだ

2007/03/19 (Mon)

[44] 今日もうだうだ片想い
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恋の悩みを抱えてるやつなんて

相手にぶつかりもしないで

うだうだ迷ってるやつばかり

始まる前から終わらしてるあんたには

悩む資格なんてないさね





・・・て言われました

それでもやっぱり私は怖い



だって

今の関係を崩したくないんだもん



始まった瞬間に終わってしまった

私の片想い



それでも

この気持ちは抑えられない




伝えたい・・







            どうしよ。。

2007/03/20 (Tue)

[45] 風船ライフ
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

重い風船

膨らむ密度が、飛ん出く角度が、混ざり合って

いつまでも空に辿り着けない



憧れなんて一欠片すら無い

空が一方的に雲や雨を使って誘惑する



中身が僕な風船は重いくせに浮かんで

空中でも、水中でも関係無しに流されて



沈まない

ただそれだけを願い

ただそれだけの為にある風船



僕は風船にいる

ここからは何も見えない



時間や運命なんて名前の梟が風船と同じ風を飛び

ほどなく風船を容赦なく切り裂くだろう

何の罪悪感もなく切捨てなれた無機物のように



僕の命の詰まった何より僕自身が入っている風船

ひたすら目的も未来も持つこともなく漂う

2007/03/21 (Wed)

[46] 闇夜の鏡
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月灯りや輝く星が

存在しない夜が好き



たとえか細い光でも

眠りを妨げるから

灯りなんて邪魔なだけ

どうせ目が開く事なんてないのだから



両目を穿つだけなら必要なく

私の醜さを映し出すだけなら

鏡の様に割ってあげる

2007/03/22 (Thu)

[47] 別れのkiss
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結局あなたは一度も

好きだと言ってくれませんでしたね



いつも一緒にいてくれて

助け合ってくれたのに

そういうとこだけは曖昧でしたね



あなたらしいと言えばそうですが

今となっては少し哀しいです



なので

あなたの分まで私が言います




私はあなたが好きです

好きでした





告白の後

最初で最後の口づけを冷たい墓標に一つ

2007/03/23 (Fri)

[48] ティラミスの絆
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

食後のティラミスを食べていたら

突然何の前触れもなく

友から電話がきた



友は去っていく

これが最後の会話

これは進行形の別れ



友は中々電話を切ろうとしない

僕も電話を切ろうと思わない

僕らは思いのほか盛り上がる



友と僕の過去にはいろいろあったけど

将来のことを話すときは

そんなものは消えてしまうのだろう



僕が北に旅行すると言うと

友も北に行きたいと言う

キミはこれから南に行くというのに



やがて会話が途切れ電話が終わる

友はこれから一人で頑張るのだ

僕は少しでも元気づけられたかな?



そして僕は

食べかけのティラミスを

調べた



ティラミスの語源はイタリア語で

「私を引き上げて」

即ち「私を元気付けて!」



もう会えないわけでもないのに

涙がでた

たくさん・・たくさん・・・



今度友と会うときは

一緒に食べようと思い

最後の一口を運んだ

2007/03/24 (Sat)

[49] 自己対話
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

未来なんて期待してませんから

私は私を使い切るつもりです

シアワセなのかは分かりません

それは結果で

私は現在

私を進行中なのですから

2007/03/25 (Sun)

[50] 最後の舞台
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

二人で演じる最後の舞台

私はいつもより華やかに飾り

新しい靴を履いて望んだ



彼は不安そうだったけど

私はいつもより伸びやかに笑い

不安なんて微塵もなかった



そして本番

私は見事に

失敗した



慣れない靴のせいだったのかもしれない

緊張感が足らなかったのかもしれない

昨晩夜更かししていたからかもしれない



何にせよ

私のせいで彼の調子まで

おかしくしてしまった



そして

彼は自分の失敗を

私のせいにしてくれなかった



怒ってもくれず

咎めてもくれず

罵声も浴びさせてくれず



もちろん

私はその彼の優しさが

一番つらかったけど・・



ごめんね

真正面からは言えないけど

ありがとう

2007/03/26 (Mon)

[51] 生きる上で気づく事
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

僕はさ

巨大な鳥の上にいるんだ



羽をむしるくらい強く掴んでるのに

一向に抜けなくて

風が吹こうとも

鳥から落ちることはない



掴んでいると同時に

捕まっているから

僕が鳥の全体を視れないと同時に

鳥も僕の全体を知らない



行き先もその前も

黒い羽が邪魔で一向に見えない

2007/03/27 (Tue)
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