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雨蛙の部屋  〜 投稿順表示 〜


[42] 回り道
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思い出した様に
立ち止まった足
此処は何処へ続く道
尋ねても
答える者はいない
進むべき場所も解らず
宙を彷徨い
迷って悩んで
回り道
行き着く先は
誰のもと

2006/09/27 (Wed)

[43] 空の気紛れ
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見上げた空は
雲に覆われて
微かな光すら遮られ
泣き出した空が
身体を濡らす
「止めてくれよ」
と懇願しても
聞き入れられる訳もなく
張り付く服をひっぺがし
グシュグシュと
靴を鳴らしながら
溜め息まじりに歩く


雨上がりの空は
雲間を割って
光が射し込む
見上げた雲間は
晴色を覗かせてる
「気持ちいいな」
自然と笑みが零れた
スポットライトの様に照らす光は
日溜まりの暖かさで
肌を包み込む
両手を一杯に広げ
ポカポカと降る
陽気を受け止め
静かな心で
空を見つめた


日々移ろい行く
空は気紛れ
貴方が見るのは
どんな空かな?

2006/09/28 (Thu)

[44] 忘れ物の水鏡
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窓の外に
昨日の雨の忘れ物
楕円を描く水溜まり
水面に映る虹空が
とても高く
澄み渡っている
冷たくなってきた風に撫でられ
ゆっくりと訪れた秋を感じた

2006/09/29 (Fri)

[45] 昇り暮れる日に贈る詩
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窓から射す朝焼けに
目を覚まし
光を反射させて
煌めく朝靄に見とれ
見つめて
見つめて
見付けたモノは
夢の残光


真上に昇った太陽の眩しさに
目を細め
降り注ぐ日差しを反射させて
輝く流水に聴き入り
聴き分け
聴き分け
聴き取ったモノは
時の音色


暮れていく茜空の美しさに
魅せられ
胸打つ想いが溢れ出し
言葉の糸を縒り合わせ
紡いで
紡いで
織りあげたモノは
詞の地図


夜空に浮かぶ月が
日の光を反射させ
輝く姿に
目を奪われ
包み込むように吹く風が
一日の終わりを告げる
想いて
想いて
辿り着いたトコは
光の明日

2006/09/29 (Fri)

[46] 孤独な闘士
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たった一人
ファイティングポーズをとって
君は
いったい何と戦うの?
大人の決めたルール?
上辺だけの人間関係?
そんな事をしたって
何も変わらないよ
皆に笑われ
それでも
まだ戦い続けるの?



たった一人
ファイティングホーズをとり続け
いったい何と戦ってるの?
変わらない世界と?
無関心な世間と?
何時まで戦い続けるの
もう誰も
君を笑う事は無いよ
それでも戦う事を
止めようとはしない


きっと君は
世に反し
不条理が在る限り
戦い続けるのだろう?

2006/09/30 (Sat)

[47] 雨の中のラジオ
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雨の中
走る車の中
ラジオから流れる
懐かしいメロディ
今、何してますか?
心の中で問い掛けた
答えは無いけど
あの日の君が目蓋に映る


雨の中
走る車の中
ラジオから流れる
懐かしい歌
今、何してますか?
心の中で問い掛ける
答えは無いけど
別れの日の君の涙が目蓋に映る


忘れたはずの涙が一筋
懐かしい曲につられて流れ落ちた


2006/10/01 (Sun)

[48] 気分は晴れ
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気の良い奴らと
集まって
雨降りなんか関係ない
晴た気分さ
ぐだぐだだべって
歌い明かして
疲れたら飯喰って
また明日って
雨降りなんか関係ない
ぶっ飛ばして
楽しんだら
泥みたいに眠りにつこう

2006/10/02 (Mon)

[49] 世界を彩る命〜華樹草〜
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彼方の丘を朱に染める
曼珠沙華
鮮血散らすよう
咲き乱れる様を目にし
何を祈る

彼方の道を黄金に染める
稲穂
風に揺らぎ
波打つ様を目にし
何を誓う


彼方の畔を桃に染める
秋桜
水面に映る
移ろう花を目にし
何を願う


彼方の森を橙に染める
鬼灯
風に奏でて
音響かす様を目にし
何を望む


彼方の野を藍に染める
竜胆
天を仰ぎ
懍と立つ様を目にし
何を伝う


世界を彩る命を知り
静寂の中
脈打つ鼓動
今、何を思う………

2006/10/04 (Wed)

[50] 小さな世界
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僕が見る事の出来る世界は小さい
僕の知る事の出来る世界は狭い
けれど、小さい世界の沢山の命がある
その一つ一つに触れ
その一つ一つを想い
生まれる感情を
湧き出る言葉で
少しずつで良い
伝えあいたい

2006/10/04 (Wed)

[51] 巡る季節〜ただ貴方だけが〜
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開け放った窓の側
外界から流れ込む
包み込む懐かしい香
また一つ季節が巡り
街を行き交う喧騒
耳にする音色は
何も変わらない
ただ貴方が居ない
僕はまだ変わらず
この街に居るよ


開け放った窓の側
外界から流れ込む
少し冷たくなった風
また一つ季節が巡る
街に揺れる影法師
瞳に映る風景は
何も変わらない
ただ貴方だけが居ない
僕はまだ変われず
窓辺の街を見ているよ

2006/10/05 (Thu)
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