いつもより一秒長い今年

その一秒にかけてみよう

幸せな一秒

楽しい一秒

哀しい一秒

辛い一秒

どんな一秒が待っているかはわからない

でもその一秒のために生きてみよう

一秒、一秒を大切に

今この一秒を必死に

生きる

純ってなんなんだろう

純粋

純情

純愛

正しく、美しいものだと思い

そんな人、そんなものに憧れる

でも、ただ何も知らないだけで

疑うことを知らないだけで

まだ汚れてないだけなような気もする

何が純なのかは分からない

だけど

社会の荒波にもまれ

人間の汚れた部分も知り

裏切られ、騙され

辛さ、哀しみ、屈辱、侮辱

心の痛みをすべて味わっても

それでも真っすぐに

信じぬいて

人を想うこと

それが純なんだと…

生きていく

ただあなたに認められたくて

あなたに誉められたくて

立派な男になりたくて

あなたに認められる男になるのではなく

おれという男をあなたに認めてもらえるよう

一歩一歩、前へ

いつもより少し大きな想いで

いつもより少しお洒落な格好で

いつもより少し足取り速く

そして一年前より少し大きくなった自分で

あなたのもと帰ります

あなたとあなたの愛した人の間に生まれたちっぽけな芽が

あなた方に支えられ

まだまだ小さな木ですが

地面に根をはって一人で立てるようになりました

小さなつぼみもできました

あなたの暖かさでできたこのつぼみを

今度は自分の強さで咲かしてみせます

そしたらまた見せに来ますね

本当に「ありがとう」

明日死ぬと思って今日一日を生きる。

のではなく

明後日死ぬと思って今日一日を生きる。

きっとそのゆとりからも大きな何かが生まれる。

生きる意味って何なのか

何のために生きて何のために死んでいくのか

必死に考えて、悩んで

結論を探して

でも見つからなくて

それでも生きている。


でもきっと僕らが追い求めている意味なんて

ちっぽけなことなんだ。

それでもその意味のために必死に生きていく。

ぼくら一人一人にとっては

とてつもなく大きくて

すごく大事なことだから



ちっぽけでいい
しょうもないことでいい
それが僕らの
生きる意味なんだから。

まるで春風のように

突然吹いてきたかのように

ケータイのがなる

あの日からやっと動き出せたのに

あなたからの「ありがとう…ごめん。」とメール

あなたの置き忘れた言葉は

僕には降り注ぐ雨のように冷たく、

雨宿りの喫茶店のように優しかった

そして風にゆられまう桜の花ビラのように迷っていた



いつものあの橋の下で

あなたの愛の言葉
溢れ出る涙

そのすべてを抱きしめたかったけど

背を向けて歩き出す
流した涙を隠しながら…
お互いに大きくなるために…

そっと手を繋いで

笑顔で暖かい空気の中

桜並木を歩く君

その背中を見て僕は

やっと明日へ足を向けた

「いつかまた笑顔で会えるといいね。」と

そっと呟きながら

いつもより少し遠回りして

アクセルを踏む足を少し緩め

いつもより赤信号を期待して

君を送る

このまま何処かへ行ってしまいたいけれど

君の家に向かう

別れを惜しみながらそっと手を握って

バイバイ

寂しさをおさえながら手をふる

明日になればまた会えるけど

今日別れが哀しい

そんな気持ちがまた

明日の君を好きにさせてくれる

ただあなたが隣にいるだけで

心が弾む

ドギドキする

胸が高鳴る

あなたに恋心が生まれた

恋の始まりなんてこんなもん

もっともらしい理由なんていらないよ

どこが好きだとかなんていいんだよ

ただあなたといたいと思うこと

これが恋心だからさ