関わっていたいんだ

あの人にとって

僕が
一番で無い事は
分かっているんだけど

それでも

好きだと
思うだけでもダメですか

おめでとうとは
言ったけれど

僕はちゃんと
笑えていたのかな

多分苦笑い
声も心も震えてた

ただキミが
誰かのものになるのを

許せなかった
この感情

許したくなかった
この感情

そいつはきっと
僕のエゴ

世界中の
どんな言葉も関係ない

ただ
「大好き以上の大好き」

そうとしか
この感情は言い表せない

恥ずかしげもなく

堂々と
そう言えるのは

冗談とか
嘘とかじゃなくて

本当に
そう思ってるからなんだ

落ちていく 雨粒

消えてゆく 雨粒

もしもこれが 流星なら

一体どれほどの
願いが叶うのだろう

「さよなら」

僕は知っている
その言葉の意味を

それは終わりを照らす
始まりの光だという事を

心は泣かない

その代わりに
ただ
穴が開くだけ

「恋」

皆が知っている
その言葉は

きっと
僕を
苦しめる為にあるんだ

キミの声を
独り占め出来る

僕は今
世界で一番の幸せ者だ

キミと会話出来る時間が
僕の一番好きな時間だ

キミの口から僕じゃない
違う男の話を聞く時が

世界で一番嫌いな時間だ