見えないものを
見ようとして

見えてるものが
見えなくなったら
意味がないと思う


幽霊とかUFOとか
俺には見えないけど

小さい頃の俺は
幽霊とかUFOを見ることを
望んでいたかもしれない


それでも今は
見えているものを
大切にしたいと思う

そう思えるように
こうなったのは
…いや
こうなれたのは
なんでだろうか？

人生は消耗品だ

なくなっていくのは時間

なくなったものは
元に戻ったりなどしない

だけど大事に
持ち続けることも
できないんだ

使い方を
考えなきゃいけない

今日は君の誕生日

毎年この日になると
君のことを思い出すんだ

何でだろう？

まだ大好きなんだろうか？

わからないけど…

誕生日おめでとう

人は１人で
生きていけないのなら

俺は人間じゃない！って
言ってやればいいんだ

胸の奥にしまっといた
思い出を取り出して
月にかざして眺めてみる

原石のままの宝石は
磨かれて美しくなる
だけどこの宝石は
磨かないで取っておこう

大事に大事に
胸の奥に閉まって

これは何？
涙っていうの？

なんで僕はいま
こうして泣いているの？

悲しいの？辛いの？
痛いの？怖いの？

何なのかもわからない


そういう時の涙って
止まることを知らないの

キミはずっと遠くにいて
会えなかった

直接会えた時まで
とっておいた
告白の言葉

しまったままの宝物は
ずっと胸の中に



そんなキミに出来た
ボーイフレンド

うん…
悔しいよ

でもねキミの笑顔が
一番大切だから
笑って言おう

「おめでとう」

戦うんだ

刀を鞘に収めたまま
死にたくはない

腰に差したままじゃ
刀も泣いている

生きてやる

俺は生きてやる

人は失恋した時
出会わなければ
こんな思いはしなかったと
うつむいて言う


でも俺は
大好きだったあんたに
出会えて良かったと思える

それは本当に幸せなこと


俺は今でも前を向いてるよ

目には見えないけど
僕は信じているんだよ

君の小指へと繋がる
一本の赤い糸を
本気で信じているんだよ

見えないけど
ほどけないように
ぎゅっと結んでおくよ

この見えない赤い糸が
僕と大好きな君を
引き合わせてくれる
そう信じて

ポケットにしまった手が
何故か照れくさい