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万田 海斗の部屋  〜 新着順表示 〜


[666] 人と人のあいだに入る、ややこしい仲介役
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

他者を助ける かけつけ警護
自分だけを守ってりゃいいのではない
複雑な話をかきまぜる役目だな

第三者の横やりが専門の日本人

でも、政治の目的はみじんも進まない
世界はまとまらない 語り合わない

例え話にあきれる
意味が分からない

見ろ、太陽が地球を揺さぶる

もう太陽は待たない
月が乾いた 海を運べ
地球が学んだ処世術を見る

集団人形を演じながら
機械によって皆それぞれ 宇宙に心を合わせ

目をとじて瞑想する状態が 宇宙だ

2021/07/06 (Tue)

[665] 冷たい雨がちぎれた風の夏
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

夏をしかりつけて だまらせられる?
イライラする元気は、不幸だ

あわてる老人が気持ちを変えた

若い人は自分だけを見るしかない


世界がまとまらない
もう 動物をほこる人間は、あきらめろ


地球は、ゆるやかな爆発を50億年続け
いくらがんばっても、敵を作る愛は 半分しか生かせず
  
霊の恨みがこびりつく

愛と憎しみが追いかけっこする


熱エネルギーを閉じ、
静かに夜の中に入って 昔に帰れば、
自分の毒が消えるさ。

2021/07/09 (Fri)

[664] 計算の計画
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

宇宙に人の言葉が通じる

人の方から歩み寄れ

はるか昔から
地球に居た
混血の多国籍人が、


宇宙社会に目覚めた


もう狭い国での
長い間の人間関係によって決まった
1〜3枚目役は すっかり変わる

都市時代の飾りに酔うな

甘えは剥ぎ脱ぎ、

宇宙の物質になって、外から見て
おもしろがれ

宇宙から地球をはかる
計算を語れ








2021/07/09 (Fri)

[614] 虎の外殻
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ギャンギング・ギャング


朝目覚めると、あいも変わらず大きな夢が心の中で丸く温まっていた


白い脳がサルになるとき、顔面が赤いヒビで彩られて むしろ針をしないでも済むような、脳みそが真紅からピンクへ戻るときの顔面感覚


2015/06/20 (Sat)

[605] ゴシック調ロリータ
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まだ愛はない 恋をなんとか育てる

完全な愛は死んだあとに分かる


恋が情熱になってゆくときは感動もの

こみ上げる溜飲
違う炎との出会い

甘いものも苦しい


たった一人だけが棲む星座に帰る

2021/06/24 (Thu)

[597] 自由な気分は気が短い
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自分だけの快感を求めて 自由をむさぼる

どういうのが気持ちいいか、自分だけしかわからない
それも 曖昧で、出てきてみないと よくわからない

自分だけにとって気持ちいいものしか 今はもう求めなくなった

それだけ 自由が広がった社会
特に心の中は 自由に思いたい放題、気ままな理屈と気短な思考になった

結構 疲れる
天才ちんまんクンが 今日も内面にとぐろを巻き 渦うねりが吹き荒れている

自由な気分は気が短い

2015/04/15 (Wed)

[587] はっきりした呼吸
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はっきりした呼吸・・・



ぴったり重なっている君と僕の息継ぎ

ラクで楽しげな息継ぎ

いつまでもこうして甘い思いに浸っていたい
気長く行けるね。どこまでも鼻がのびるようだ


調和が大きくなってゆきます
それをいだきながらゆっくりと浮かび動くのだ

言葉が全然なくなってしまったような感覚で
何も無いけど
からだじゅう全体が、くっきりと うごめいているのさ

静かな安らぎ ボデイーがしずくが巡るピアノ
つゆどきに似合う、シャボン玉が奏でる食卓のホーム愛

どうしてもこうしても、カラフルな君の愛が僕へなだれ込んできて
くちびるをふるわせ、おしりをもぞもぞと浮かせて
上の方へアップアップ、魚にも鳥にも成った愛の愛の愛

合致した逢瀬。もういつも片時(かたとき)も離れないまぼろしムービー

2014/06/07 (Sat)

[582] 蒸気の誘惑
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

かげろうが薄く、モヤが掛かった行く手

きのうのご飯が、胸に溜まる。


夜中にしたかった ションベンで、ぼうこうがヒクつく


「ハートは、ドロドロに液状化している」みたいだよ。

とどまるのが嫌なら、浮いて歩きなさい
オナカがすいたら食べたくなる。君はおしりを差し出させて、なめる仕草をしたっけ

見られた! 美麗な少女マンガのキューティー・ハニー
もう、もう、眠って休もう 昼間の揺りかごに飢えた
羊水に帰りたい赤ん坊。今では青鬼になっちゃって、


悔しがりを微笑みに変えるような、情けない屈服をする
揃えられたパウダーの一つでしか無いのだ 「僕らは奴隷です」

天国と名づけられたガラクタ地獄へ急ぐ人々の心を読み、
夏が来たことを告げる、そんな感涙の汗が素肌で描く恋路
パパパーッと消えたうわさ。まだ記憶に骨筋で血が通っているねぇ

2014/05/24 (Sat)

[581] 甘える平和
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

快感に身を寄せて
平和に甘えなければならない

人間の尊厳をどこまで崩壊させられるかの勝負


骨筋をグニャグニャに軟化させて
トローリとろける

私を自分そうそう見ない

私が私で無くなる夢中
本当の底抜けの笑顔を探し続ける

 

2021/06/23 (Wed)

[576] 純情が喜ぶ、恐竜の視点
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

人造世界は 自然から見たら「適当だよね。どこかで崖から死角が曲がって、ごまかしが気づかずに伸び切った社会」

「誤解を紐解かない、イザコザだらけ」

「人工の目線・聴覚は思い込みと決めつけ、統一された複製データによる洗脳にあふれてる」


自然界の現象(熱気、寒暖、風・空気、モイスチャー蒸気)はいつも真剣なんだ。

どこまでも真面目

お互いが愚直にストレート

そうだと思わないか?

2014/04/20 (Sun)
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