ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[189472] 指先に花
詩人:どるとる [投票][編集]


僕は ただひとつさえ答えられないよ
世界の色や形やさえ与えられたものだ

指先にちょこんと座る小さな 可愛い赤い花が
時の隙間に こぼれ落ちてく

僕は 行ったり来たりする振り子に合わせて 行きつ戻りつの旅をしている

夜が明けて そしてまた日が暮れていく

あの空と同じ赤い色に染まった君にそっと ほおずりすれば

寒くても心まで あったかいね。

2015/10/14 18:21



[189471] ミニカー
詩人:どるとる [投票][編集]


ふと気づけば言葉はちりあくた

何にも 役にはたちそうないぼろ切れ

がらくた かき集めて築き上げた砦

やがて でたらめな魔法で宝物に変わる

それなりの暮らしの中に
恥ずかしがりのロマンスが見え隠れ

僕は ミニカーに夢を乗せて 夜空を旅する流星になる

さよなら 物語の結末までは知らない だから行くのさ

またひとつページをめくる 気の長い旅。

2015/10/14 18:08



[189470] 夜明けのサンセット
詩人:どるとる [投票][編集]


これは何の歌なんだろう

まるで要領を得ないでたらめな歌だ

天高く積み重ねた 日々もやがて

ぬるま湯になって ちょうど良くなって

あなたの毎日をそっと彩るよ

君が連れてきた 遠い季節の風
この 心を ときめかせる大げさな魔法

お願いだ まだこのドキドキを止めないで
夜明けがもう待ち遠しい。

2015/10/14 18:02



[189469] 幕が上がる
詩人:どるとる [投票][編集]


とんでもないような いかしたポーズで

舞台の上 拍手で迎えられた朝なのに

どこか 悲しみをはらんだ幕が上がる

終わらない日常描写
ペンを走らせる手が描き出す明日は

気まぐれが 僕のコンパス
どこへ行くにも 風まかせ

それくらいがきっと僕らしいんだと
笑えたなら 幸せなんてこの手の中さ。

2015/10/14 12:35



[189468] 星の巡りについて
詩人:どるとる [投票][編集]


散らばっては 集まって
線と点で結ばれていく
さみしがりやの心は
いつも 誰かと手を繋いでいないと不安がる

遠い昔の物語を 星々は語る
はるかな昨日からたどってきた
物語はまるで旅の記録のようさ

僕は 何一つ意味を知らず ただあるがままでしか
世界を見つめられない

星の巡りは 今日も宛のない進路
それは僕らの世界の外れで続く神話

寝ている間も 星たちは旅をしている
聞かせてよ 遠い旅の話を 世界の果ての話を。

2015/10/14 12:28


[189467] ウィークエンド
詩人:どるとる [投票][編集]


僕らは 落ちていく どこまでも

スローモーションの速度で 落ちていく

さよならのその時に間に合うように
重なるように 寝ても覚めても 闘いだ

ウィークエンドを目指すだけの毎日

終わりなき道しるべ 物語を描いていく

レールを辿るだけの簡単な道なのに

幾度も坂道に出会う
恋しあう僕らは まともな価値観とやらで

描きあげた 夢までの一本道は いとも容易く風にかき消された。

2015/10/14 12:18



[189466] マシュマロ
詩人:どるとる [投票][編集]


少しばかり安い挑発に乗ってみるのも悪くはない

お気に入りのあの歌を道連れにこのままページの向こうへ

花は待ちかねている 君が笑うその時を

遠い昔のあの歌が ラジオから
飛び出すような そんな夢を見たあとの

幸せな気持ちのまま どこまでも 歩かせてよ
マシュマロのような雲が浮かぶ空に

描いた希望の光は 遥かな未来を照らして
僕らは バカみたいに 今日という日を迎えられた ありふれた幸せに笑うのです

登りつめたら なんてことのない山だ
少しだけ 見上げすぎていた世界

今だけは この瞬間は ひとりじめさせてよ
せっかく手にいれた喜びだもの ねえお願いさ

遠い昔のあの歌が ラジオから
飛び出すような そんな夢を見たあとの

幸せな気持ちのまま どこまでも 歩かせてよ
マシュマロのような雲が浮かぶ空に

描いた希望の光は 遥かな未来を照らして
僕らは バカみたいに 今日という日を迎えられた ありふれた幸せに笑うのです

これから先の道筋は 折れ曲がったコンパスが頼り。

2015/10/14 12:10



[189465] 暖かい光
詩人:カクレクマノミ [投票][編集]

毎日が光のようだったら
きっと僕は黒くなってしまう

だんだん幸せにも慣れてきたら
次第に僕は溺れてしまう

大切さにも慣れてきたら
大切じゃなくなるから

こころをもっとよく見るの

大事なものは近くにあって
大事じゃなくなるなんて考えないで

ただこころをもっとよく見るの

悪い人ばかりでもない世の中はなんだか薄暗いけど
あなたは光になれるの

僕も知ってる

みんなも知ってる暖かさ

2015/10/14 01:13



[189464] 良い香り
詩人:とーれぱすて [投票][編集]

ふとした瞬間に
そう、例えば金木犀の香りなんかで
思いだすことがある。

同じ場所で待っていたら君は来るのかな。

そんなことを思いながら、
冷たい風に吹かれる落ち葉のように
淡々と前へ。

風に逆らって、
また夏に戻せませんか?
なんて言ってみたら季節は変わるのかな。



芯から凍るようなあの寒い日に
戻ってしまいそうで言えないんだけれど

金木犀は良い香り、
君にとってはそれだけなんだろうな

2015/10/14 17:33



[189463] 即興詩『サボテンの花』
詩人:evans [投票][編集]

刺々しくて痛々しい
その姿からは想像できないよね

人々は皆 その姿に
何を感じているのだろう

尖っていて近寄り難い存在
華やかさとは程遠い存在

そんな風に思われることも
多いに違いないだろうね

でも本当は違う面も備えているよ

それは 内気な乙女のごとく
それは 秘めたる情熱のごとく
それは 枯れない愛のごとく
それは 熱く燃える心のごとく

可憐な花を
大きく咲かせてくれるのです

それは まるで現実社会の中で
一生懸命に頑張りつづける

健気な沢山の人達のようだね

過酷な砂漠という環境の中でも
懸命に生きているサボテン

そんなサボテンの花は

懸命に日々地道にコツコツと
努力しつづける僕らの中に

大きく秘めている可能性そのもの

「労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる」

サボテンの可憐な花を見るとき
ぼくは座右の銘が重なり合いながら

人間の持つ大いなる夢や希望を
人と人との深い絆や強き愛情を

感じずにはいられないのだ

さあ芸術の秋
皆様の奏でる美しい音色は

きっとサボテンの花のように

希望、愛情、絆という
大きくて偉大で美しい花を

咲かせてくれるに違いない

(2015年10月14日 自宅にて綴る)

今夏、我が家に咲いたサボテンの花の写真に詩をつけてみました。
来月のオカリナ演奏会に向けて練習をされている石川県の鍼灸師、H先生にこの詩を贈ります。

いつも仕事、家庭、地域活動、趣味など大変且つ多忙な中で、鍼灸や漢方薬など業界のことや人間としての在り方など親身に教えてくださる先生。

いつも本当にありがとうございます。

2015/10/14 00:34
5649件中 (5241-5250) [ << 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 >> ... 565
- 詩人の部屋 -