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aiの部屋  〜 投稿順表示 〜


[112] 姉妹
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しまい
仕舞いに
終い

こっちが
背負うから
もういい

今まで通り
好き勝手どうぞ
ご自由に

サッパリ
しまおう

羨みに
さよなら。
怒りに
さよなら。


2015/12/21 (Mon)

[113] 
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あなただけは
わたしを
離さないで

死んでもずっと
離さないで




































2015/12/22 (Tue)

[114] メンソール
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そんな意味なんかなかった
そう なかった

それは寂しいと思ったことだけど
そうじゃなかった

自分勝手な自分を責めるな
きっとみんな自分勝手だから

謝るのも変だし
笑うのもおかしい


メンソール 吸いたい


生まれも
生き方も
もちろん違う

これでも
けっこう感謝してんだ

だからその
鈴の音がしゃんしゃんと
ゆく先々で花が咲きほこるように

君に幸多かれ



かしこ









2016/05/05 (Thu)

[115] ai
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産まれた時から
素直に泣かず
ごめんなさい

ずっと ずっと


ただ
きつく抱き締めて
愛してほしいだけなのに


ずっと ずっと
叶わない


たったひとつでいい
愛をください


死ぬまでに
愛されたい








2016/09/02 (Fri)

[116] 豆電球
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蕁麻疹みたいに
夜に発作

忘れたのに
声が聞きたくなる

ダイヤルの無い時代に
ダイヤルを回したくて
抑える衝動


仰向け 天井
オレンジ色に光る豆電球
目をとじて…



2016/09/23 (Fri)

[117] 無題
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«道»

黒い波の向こうに朝の気配がする
消えない星が私の胸に輝きだす
悲しい歌もいつか懐かしい歌になる
見えない傷が私の魂彩る

転んでも起き上がる
迷ったら立ち止まる
そして問う あなたなら
こんな時どうする

私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も
独りで歩いたつもりの道でも
始まりはあなただった
It's a lonely road
But I'm not alone
そんな気分

調子に乗ってた時期もあると思います
人は皆生きてるんじゃなく生かされてる

目に見えるものだけを
信じてはいけないよ
人生の岐路に立つ標識は
在りゃせぬ

どんな事をして誰といても
この身はあなたと共にある
一人で歩まねばならぬ道でも
あなたの声が聞こえる
It's a lonely road
you are every song
これは事実

私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も
どこへ続くかまだ分からぬ道でも
きっとそこにあなたがいる
It's a lonely road
But I'm not alone
そんな気分





※宇多田ヒカル “Fantôme”より
母を彷彿させる歌
弱さの中に揺るぎない強さを感じる詩
とても素敵だからこの場をかりて







2016/09/25 (Sun)

[118] 
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触れると冷たくて
手が悴むんだ

触れると冷たくて
すぐとけだすんだ

あなたに似ているね

たくさん一喜一憂して
いっぱい泣いたこと
こんな風に些細なことで

懐かしくて
あたたかくて

2016/11/27 (Sun)

[119] ランニング
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海に続く1本の道の上
オレンジの太陽が覗く
そんな場所が好きさ

そんなに遠くない頭上で
鷹が何かを狙って
羽を広げ何度も旋回してさ

しなくていい事
わざと やって
恐さを 感じて
強さを 確認する

最近のお気に入り
The Weeknd
耳は閉じれないからね

それから

目を閉じて思い切り
run run

暗闇
早くなる息遣い
イヤフォンからもれる
脈の流れ
熱い血は汗

生きてる って
感じる瞬間

午前6時半


2017/01/15 (Sun)

[122] 赤いテーブル
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泣きながらご飯を食べたことがある者は
大抵の事が大丈夫になる

2017/03/26 (Sun)

[123] 夜の灯
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不自然に反対に回る秒針から見えてた
何処かの誰かの高層マンション
不揃いに灯る オレンジや白
洒落たウッドブラインドから漏れる灯り
何の疑いもせずにあそこの住人は
しゃぶしゃぶを食べる様な
アットホームが浮ぶと
幼少期の寂しい音と同じリズムで
胸がイガイガ鳴った

静かすぎる真夜中のバイパス
乾いた風に乗って青い車を走らせる
規則正しく並ぶオレンジの灯り
灯されたり 影たり 交互に 繰返し
このまま消えてしまえたい
胸が イガイガ イガイガ

そんなとき

イガイガと同じリズムの
気の利いたスロージャズ
カーステレオが優しく喋り続ける

これは たぶん、

好きさ
ずっと
静かに





2017/07/25 (Tue)
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